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6.地獄の晩餐

まったく学園要素が出てこないのなんでだろう?

買い出しから帰った後、俺と綾音は仲良くキッチンで料理をしていた…そう綾音が、ほら春ねぇが見てはいけない物を見るような目てでこっちに来たよ…

「ねぇ?なんで綾音ちゃんが料理してるの?」

なんでこんな事を春ねぇが聞いて来るのかと言うと、綾音は本当に料理ができない、今は随分とましになってきてはいるが、それでも料理からは禍々しいオーラが立ち上ぼり、食べた人間はもれ

なく生死の境をさ迷うレベルだ、はっきり言って料理を作らしてはいけない人間だ、しかし今回はそれに挑む阿呆がいる。

「どっかの馬鹿が美少女の料理が食べたいって言ったから作ってもらってるけど?」

「そんな勇者がいたの?誰よ?」

そんな「夜だけど?」

「綾音ちゃんの料理の事は?」

「勿論知らないし、教えてもない」

「あんた…本当に何があっても知らないよ、私は責任とらないからね。」

とまぁそんな会話をしているうちに綾音も料理が完成したようでこっちに来た。

「蒼穹くん今回は上手く出来たよ‼」

こんな赤色のデロデロした料理なんかあったっけ?

「何を作ったの?」

「え?わからないの?」

はい、全くもってわかりません。

「いや、念のためにね」

「しょうがないなー、ポテサラだよ蒼穹くん‼」

ポテサラってこんな青かったけ?それとも俺の目がおかしいのかな?俺どうやってフォローすれば良いんだろう?マジでわからんこんなときこそ頼れる姉が助け船を

「蒼穹今日庭で食べるのよね?」

そうだけど?」

え?まさかそんなことする?

「ならお肉の皿庭に持ってくね♪ご飯の準備全部させるのもなんか悪いしね。」

肉の皿を持っていく春ねぇ…あいつ逃げやがった、前言撤回だよ、何が頼れる姉だ、そう思ってた自分を殴ってやりたい。春ねぇは後でしばくとして、今は綾音の料理のフォローだ、フォロー。

「お、美味しそうにできてるんじゃないかな?」

「蒼穹くんが私の料理を褒めてくれたありがとう‼私も練習した甲斐があったよー♪ちょっと味見してみる?」

「お、おうでは一口貰おうかな?」

「はい、アーン」

パクリ

辛い、ポテサラってこんな辛かったっけ?それと苦い、なんな苦い、確かにちょっと改善はされてるけどそれでも食べられる物じゃない…そろそろ魔術でどうにかしますか。『異常状態回復』まぁ料理食うのにこの魔術が衣類時点で終わってるよな。うわぁ感想聞きたそうに綾音さんがこっち見てるよ…

「美味しかったよ、でもこれからも俺がご飯作るわ。」

「いつもそればっか、でも蒼穹くんのご飯美味しいし、それが良いよ‼」

と言いつつこっちに頭を撫でてくれと言わんばかりに向けてくる。クソあざといなうちの彼女…まぁ撫でるんですけどね、撫でてやると俺に抱きついて来た…ヤベェ理性がどっかいっちまいそうですわ。

「あのー綾音さん?」

「なぁに?蒼穹くん?」

「そろそろご飯にしますか?」

「うん♪」





そんな訳で晩御飯。

「蒼穹よ、約束の物は用意できたか?」

「おう、ちゃんと用意してやったぞw」

何気ない顔で夜に綾音が作った料理を差し出すと、ひったくるかのように皿ごと奪い夜は首をかしげた。

「これ何なの?」

「ポテサラらしいけど?」

「なんでそこ疑問形なの?そもそもこら食えるの?」

「食える食える」

「まぁ美少女の料理ってだけでうまいか、いっただきまーす‼」

ポテサラらしきものをスゴい勢い食べきった夜は突然顔の色が悪くなっていき

「あ、ヤバイ…痛い」

見事に倒れた。

「蒼穹くん、夜くんどうしたのー?」

笑顔で聞いてくる綾音にまさかポテサラ食って倒れたとは言えず

「疲れてたみたいで寝たみたい。」

「どうする?」

「後で、客間に運んどく。」

「わかったー」

そんな事件(?)もあったが、ご飯も食べ終わり夏音も家に送り風呂に入って何か忘れている気もするけど、とりあえず1日が終わった。

次の話辺りから学園要素が入ってくるはず…

投稿頻度もう少し上げていきたいです。頑張ります。

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