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-一-

-栞-

作者: ショー

僕という本にはたくさんの栞が挟まってる


栞たちは日々色を変えていく



まずは最初の一ページ目


僕が好きだという台詞


君はそれを受け取って


僕の目を見てうなずいた



それから何ページか飛ばし読み


君が初めて名前で呼んでくれた日


君と初めてハグした日


君と初めて手繋いだ日


君と初めてキスした日


君と初めてデートした日


君に初めて怒られた日


君の涙を初めて見た日


君から初めてプレゼントもらった日


君に初めてプレゼントあげた日



どれも昨日のことみたいなんだよ



僕が強くなれたのは


たくさんの栞たちのおかげで


栞をたくさん挟めたのは


君のおかげなんだ



いつか君という本にも


僕という栞を挟みたい


僕と君との思い出をたくさん



まだ終わらないよ


まだこれは二人のプロローグ

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