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 翌日、貿易船は無事に出港した。巨大な帆船の船体はずんぐりと丸く、その船倉には多くの貨物を積んでいた。

 船長のドリルは五十四歳。十五歳の頃から海に出ている熟練者で、責任感が強く、規律には厳しく、常に船員達の安全を考えて行動し、皆からの信頼は厚い。

 他の船では衛生状態が悪かったり、労働環境が悪かったりと、航海中に船員が病に倒れたりすることも多い中、ドリルの船では船員の健康を第一に考え、常に船内を清潔に保ち、調理場を設けて飲み水や食べ物には必ず一度火を通していた。

 確実に荷を運び、船の持ち主である大商人からの信頼も厚いドリルの船は、船員達への給与も高く、皆の団結力は高かった。


「素敵な船ですね」


 シュウがしきりに関心していると、ドリルは満面の笑みで喜んだ。ドリルはシュウを診療部屋に案内しているところだった。


「ありがとうよ。そんなに誉められると照れちまう。お兄さん、診療部屋はここだ。ギム爺さん、入るぜ」


 中にいたのは腰の曲がった老人で、椅子に座って酒を飲んでいた。


「爺さん、また朝から飲んでやがるのか?いい加減死ぬぜ?」


「今さら何を言う、ドリル。もうこの世に未練もくそもあるか。いつ死んでも構わん」


「お医者が何てことを言うんだ」


「医者である前に、一人の人間、一人の寂しいジジイよ。やっと俺の代わりになる医者が見つかったか?」


 ギムはドリルの後ろにいるシュウを見つけると、ニカっと笑った。


「残念ながら、ミュンアン国に行くまで手伝ってくれる……えっと、名前は何だったけな?」


「シュウです」


「そうそう、シュウ先生だ。すまねえな、名前を覚えるのだけが妙に苦手でよ」


「ミュンアンまでだって?なんだ、やっと代わりが来たと思ったのに」


「ここを辞めたら、行くところなんてねえだろ、爺さんよ」


「骨と皮になるまで俺を働かせるつもりか?」


「いつでも引退してくれて構わないと言っただろう?なのにずっと居座ってるのは爺さんの方じゃねえか」


「俺から楽しみを奪うってのか?」


「まったく、どっちなんだよ。すまねえな、お兄さん。こんな感じだが、医者としての腕はいいんだぜ。まあ、仲良く頼む」


「はい。勉強させていただきます」


 頭を下げるシュウを見て、ギムは少し驚いた表情をすると、そのまま酒を口に運んだ。


「ドリル、この若者をどこで見つけてきた?」


「旅の途中だそうだ」


 ふうん……と、ギムはシュウの全身を見つめた。


「医者にしては、いい体つきをしてるじゃないか」


「そうですか?」


「来い、一緒に飲もう」


「ありがとうございます。その前に薬草のレットはありますか?」


「あぁ。どうした、船酔いか?」


「はい、仲間が。薬草をいただいてもよろしいですか?」


「もちろんだ。そこの棚にあるから、勝手にやってくれ」


 シュウは棚にある薬草の瓶の中からレットを探し出すと、蓋を開け匂いを嗅いだ。


「どうだ?」

 

「良質なレットですね。綺麗な水と肥沃な土地で丁寧に栽培された薬草の香りです」


 ギムは嬉しそうな顔をしてドリルに向かって頷いた。


「気に入ったぜ、ドリル。久しぶりにじっくりと語り合える相手が見つかった」




「気分はどうだ?」


 トシは横たわるルイを心配そうに見つめている。


「薬が効いてきたみたい」


「少しは良くなったか?」


「うん」


 トシはほっとした様子で、ルイの頭を撫でた。


「辛い思いをさせてごめん」


「船酔いのこと?髪のこと?」


「両方」


「両方とも、トシのせいではないわ」


「そうだけど」


「トシ、心配しないで。私は平気」


 トシとルイは微笑んで見つめ合っている。ハクトがウォルフに目配せをし、二人は眠っているトウを起こさないようにそっと部屋を出た。

 そこはソルアのために元々用意されていた部屋で、ハクト達は皆そこで寝泊まりすることになっていた。


「トシ、何か気になっていることがあるんでしょ?」


「どうして?」


「なんとなく。時々考え事をしているようだったから」


 ルイは手を伸ばしてトシの頬に触れた。トシはその手を取って握りしめた。


「ルイに隠し事はできないな。そう……実は、昨日退治した影のことが気になっているんだ」


「ドリル船長の後ろにいた?」


「ああ。なんて説明すればいいか……俺、人の感情が湯気みたいに見えるんだけどさ。ドリル船長からは負の感情がゆらゆらと出ていて、あの影の住人は、それを食べて大きくなっていたんだ」


「負の感情?良くない感情ってこと?悪い人には全然思えなかったけど」


「悲しみだよ。深い悲しみ。決して癒されることのないような、地獄のような悲しみがドリル船長から溢れているんだ」


「明るい人のように見えるのに?」


「そうなんだ。隠しているのだと思う。だから何だか心配になって」


「トシはいつも心配ばかり。でも……ちょっと待って……トシは人の感情が見えるの?じゃあ、今までずっと私の感情もトシには筒抜けだったってこと?そんなの、ずるいよ」


「いやそんな……ちょっと待って、違うよ」


「どう違うの?」


「見えるって言っても、怒ってるとか悲しんでるとか喜んでるとか……なんて言うかな……大雑把な感情だけで、細かいところは分からないんだ」


「でも大雑把には分かっちゃうんだ」


 トシは困った様子で髪をかき上げた。


「今の私の感情、見える?」


 トシはルイを見つめる。その身体からは暖炉のような暖かい感情が揺らめいている。トシは思わず顔を赤らめ下を向いた。


「トシ」


「ん?」


「私、感情は見えないけど、トシが考えていることだったら分かるよ」


「おい……」


 ルイはクスクスと笑っている。


「意地悪だな」


 トシも笑いながら愛おしそうにルイの頬を撫でた。


 


「どうかした?」


 ソルアの部屋を出ると、ウォルフはハクトに囁いた。


「どう考えても俺たちは邪魔者だ」


「確かに」


「まったく……面倒だ」


「羨ましいくせに」


「うるさい。身体を動かしたいんだ、俺は」


「船の中で暴れちゃだめだよ」


 二人は甲板に出た。帆の間から見える空は青く、果てしなく広い。ウォルフは「わぁ」と歓声を上げながら船首へと走って行った。


「おい、海に落ちるなよ」


 楽しそうに駆けていくウォルフに、ハクトは優しく声を掛けた。

 その時、見張り台からドリルが降りてくるのに気付いたハクトは、「ドリル船長」と近寄った。


「おう……えっと……強そうなお兄さん、なんて名だったっけな?」


「ハクトです」


「ああ、そうだった。船酔いは大丈夫かい?」


「船酔いをしているのは私ではありませんが、船酔いをしていた連れは、だいぶ回復したようです」


「そうかい、それは何よりだ」


「ドリル船長、お願いがあるのですが。ミュンアンに到着するまで、私を働かせてはもらえませんか?」


「働く?」


と、ドリルは目を丸くした。


「船員の経験は全くありませんが、体力には自信があります。部屋に閉じこもっているよりは、乗せていただいたお礼がしたいのです」


「そうかい……しかし、船員の仕事はきついぜ?」


「望むところです」


「そこまで言うなら……おーい、ケミス!」


 若い船員のケミスが、ドリルの元に素早くやって来て敬礼する。


「はい!船長!」


「ケミス、このお兄さんが船員として働きたいそうだ。いろいろ教えてやってくれるか?」


「はい!それではこちらへ。まずは掃除からです」


「承知いたした」


と、ハクトは袖をまくりながらケミスの後について船室へと入って行った。


 張り切って船室へと向かうハクトの後ろ姿をにこやかに見送ると、ドリルは船首で空を見上げているウォルフを見つめた。ドリルの眼差しは暖かく、そして悲しげだ。ウォルフは自分に注がれる視線を感じて、すぐにドリルの方に目を向けた。

 ウォルフもトシと同じように、人の感情が揺らめく湯気のように見える。それは影の住人とソルアが持つ能力だ。


(どうして、僕を見てそんなに悲しむの?)


 悲しい感情とは裏腹に、ドリルは満面の笑みを浮かべてウォルフに近づいて来た。


「少年、船酔いは平気かい?」


「僕は平気だ」


「たいしたもんじゃねえか。船にはよく乗るのかい?」


「あんまり。お金なんて持ってなかったし」


「そうかい。連れの兄さんたちとは、兄弟か?」


「違うよ。一緒に旅をしている仲間だ」


「へぇ。旅の目的は?」


「僕の仲間は…………世界を救うんだ」


「あ?」


と、ドリルは口を開けると、そのままワッハッハと豪快に笑い始めた。


「いいねぇ、いい答えだ。少年、名前は何だったけな?」


「ウォルフ」


「いい名前だ」


「そう?どうして?」


「元気そうだろ?」


「確かに」


と、ウォルフは笑った。


「それは間違ってないよ」


「ウォルフは家族と離れて旅をしているということかい?」


「家族は……いない。みんな死んだ」


「そう……か。すまねえ、余計なことを聞いた」


「いいよ」


 ウォルフは海に目を向けた。青空の下、白い帆をあげて突き進む帆船から見る青く広い海は、涙が出るほど美しかった。しかしウォルフの目尻から溢れた涙はすぐに皮膚に吸収され、泣いているようには見えなかった。


「どうだ海は?海は好きか?」


「美しい」


 そう答えたウォルフの横顔を、ドリルは一瞬息を止めて見つめた。その瞬間、ドリルに漂う悲しみの湯気がブワッと膨れ上がる。

 ウォルフは目を閉じ、少し考えてからゆっくり瞼を開いた。


「船長、一体誰を見ているの?僕を通して、誰を見ているの?」


 ウォルフは海を見つめたまま、そう呟いた。


「あん?すまねえ、聞こえなかった。最近歳のせいか、耳が少し遠くなってきやがってな。で、何だって?」


と、ドリルが右耳を前に突き出した。ウォルフはフッと口元を緩めながら首を横に振った。


「なんでもない」


「船長!」


と、その時背後から船員に呼ばれ、ドリルは振り向いた。


「船長、来てくれ!またあいつら喧嘩しててよぉ」


「あん?仕方ねえやつらだな。すまねえ、ちょいと行ってくる」


 そうウォルフに言ってから船室へと降りていくドリルの横をすり抜けるように、トウが甲板へと上がってきた。トウは羽が見えないように布を身体に巻き付けている。


「おい、犬は部屋に入れておいてくれ」


 ウォルフを見つけて駆け寄るトウを見て、ドリルが言った。ウォルフはうなずくと膝をつき、トウの頭を撫でる。


「トウ、起きちゃった?君もあの二人に遠慮したの?」


 トウは尻尾をフサフサと振った。


「やっぱり君は賢いね。でもここにいると怒られちゃうから、シュウのところに行こう」


 ウォルフは立ち上がると、トウを連れて診療部屋へと向かうことにした。


「しまった……診療部屋はどこだろう」


 下の階へ降りたものの、どこに何の部屋があるのかウォルフには全くわからなかった。


「うろうろしていたら叱られるよね、きっと」


 ウォルフはとりあえず船尾の方に向かって歩いていく。船員は約六十名。船室も多く、所々に樽や木箱の積まれた場所もある。


「迷路みたいだ」


 薄暗い船内を、何かにぶつからないように気をつけて歩いていくと、突き当たりの部屋に辿り着いた。


「ここはきっと船尾だね。診療部屋はここかな」


 ウォルフは扉を開いた。狭い部屋の中に、机と椅子、小さな棚そして寝台が一つ置かれている。


「あ、違った。ここはきっと船長の部屋だ」


 そう言った瞬間に、ウォルフはその部屋の中にたくさん漂う小さな影の住人に気づき、急いで扉を閉めた。トウがウォルフの顔を見つめてクゥン?と鼻を鳴らしている。


「びっくりした。うようよと、いっぱいいる。トシを呼んでこなくちゃ。奴ら、船長の悲しみの感情を食べようと待ち構えているに違いないよ。また大きくなっちゃう前に、トシに全部追い払ってもらわなくちゃ」


 ウォルフは来た道を戻り、今度は船首側へと向かった。


 しばらく進むと、通りがかった部屋の中から凄まじい叫び声が聞こえてきたので、ウォルフは足を止めた。


「いっててててて!!」


「すぐに終わります。頑張って」


 シュウの声だ。ここが診療部屋かとウォルフが扉を少し開けて見ると、診察台の上でのたうち回る船員の身体を抑えるシュウと、船員の腕を持つ腰の曲がった老人ギムの姿があった。


「いくぞ」


 ギムがそう言いながら船員の腕を動かすと、船員は壁が振動するほどの叫び声をあげた。


「終わりましたよ」


 シュウは優しく声を掛けると、船員の腕と肩を包帯で巻いて固定している。


「ギム爺さん、こっちの若先生みたいに、もっと優しくできないのか?」


 船員が息遣い荒く文句を言うと、ギムはフンと鼻で笑った。


「馬鹿者。助けてやったのに、何て言いぐさだ」


と、ギムは机に戻り、酒をグビっと飲んだ。


「骨が折れていなくて幸いでした」


 シュウが船員に声を掛ける。


「しかし、痛みはしばらく残りますので、無理はしないでください」


「これよ、これ」


と、船員はギムに言った。


「これが医者の言うことだぜ、ギム爺さん」


「恩知らずめ。次は助けてやらんぞ」


「ごめん、ごめん。感謝してるぜ。前に手に入れた上等な酒、持ってくるからよ」


「すぐに持ってこい」


「わかった、わかった。若先生も、ありがとよ」


 診察台から降り、部屋から出て行く船員を見送ったシュウは、扉の向こう側に立つウォルフを見つけた。


「ウォルフ、どうしたの?」


「トウをここに置いてくれる?」


 部屋の中を覗きこむようにして話していたウォルフの足元をすり抜けてトウが部屋の中に入り、シュウの横で座った。


「あの部屋は?」


「邪魔者は退散」


「あぁ……なるほど。兄上は?」


「身体を動かしたいって言って、船員の見習いになった」


「船員の見習いに?兄上が?」


「きっとどこかで掃除し……」


 ウォルフの言葉は、ガシャンという何かが割れる音で遮られた。


「ギム先生、大丈夫ですか?お怪我はありませんか?」


 ギムの手からするりと落ちた盃は床に落ち、割れて散らばっている。ギムを気遣いながら、シュウは慎重にそれらを拾い集めた。


「すまん、手が滑った。少し酔ったようだ。幻覚を見るなんぞ、俺も老いたということか」


「幻覚?」


「ああ。あそこに、いるはずのない人物がいるような気がした」


「それは僕のこと?」


と、ウォルフが部屋の中に入ると、ギムはピクリと顔を動かし、穴が開くほどウォルフを見つめた。そして何度も顔を手でこすると、もう一度ウォルフを凝視した。


「いや……これは……いや……驚いた……幻覚ではなかったのか」


「やっぱり僕は誰かに似ているの?」


「似ている……いや、似ているどころではない」


と、ギムは信じられないといった様子で首を振った。


「そのものだ。あの子が天国から戻ってきたのかと。どうして……声や話し方まで……いや……すまない。妙なことを言ってしまった」


 ギムは酒瓶をつかむと、瓶に口をつけて酒を直接口の中に流し込んだ。


「教えて、先生。僕は誰に似ているの?」


 トンと音を立てながら、ギムは酒瓶を机に置いた。


「ドリルは……何も言わなかったか」


「船に乗る前に、知り合いに似ているとおっしゃっていました」


と、シュウが答えるとギムは大きく頷いた。


「そうか。さぞかし驚いただろう。君はビスクにそっくりだ。髪の色までな」


「ビスク?」


「ドリルの一人息子だ。十一年前に海賊に殺された」


「殺された?」


「ああ……十六歳だった。頭の良い子で、航海士を目指していた。ドリルの自慢の息子……まだ幼い頃に奥さんが亡くなって、男手一つで息子を育てたんだ。父親と同じ船乗りになりたいと言ってくれたって、ドリルは泣いて喜んでいた。優しくて、素直で、本当にいい子だった」


 ギムは再び酒瓶から直接酒を飲むと、ふぅと息をついた。


「海賊は駆逐されたはずだった……その前の年に。貿易を重視したわが国が、ソルアの役人を使って、この辺りに蔓延っていた海賊どもを一斉に始末した。奴らが拠点としていた街も焼かれた。

 海賊は敵だが、ソルアによって処刑されたのを見た時は背筋が凍りついたぜ。ソルアにしてみたら、海賊は影の住人と同等以下なんだ。

 まあしかし……残酷なことではあったが……この海は平和になった。だからこそドリルは、ビスクが船に乗ることを許したんだ。しかし、その平和は見せかけだった。その間にも、海賊の残党が復讐せんと虎視眈々と狙っていたのだからな。

 復讐の標的となったのはドリルの船だった。商人の信頼も厚く、高価な取引も扱っていたドリルが狙われたんだ。

 海賊の残党はソルアを雇い、ドリルの船を攻撃してきた。

 突然……矢が空から降ってきた……雨のように。防ぎようがなかった。その時甲板に出ていた者たちの多くが犠牲になった。その中にビスクもいたんだ」

 

 ギムは空になった酒瓶を机に置くと、他の酒瓶を取りに戸棚へ向かった。


「襲撃に気づいた警備船が、海賊を追っ払うまでに、ほとんどの船員がやられてしまった。百人近くいた船員の中で生き残ったのは、ドリルと俺を含めた十数人だった」


 ギムは酒瓶を取ろうとしていた手を顔に持っていき、目を覆った。そして鼻をすすると、パチンパチンと顔を両手で何度も叩いた。


「ああ……しゃべりすぎたな。忘れてくれ」


 ギムはウォルフに顔を向けたが、ウォルフの顔を見ることはできずに視線を逸らせた。


「君があまりに似ていたから、つい……思い出してしまった。君たちには関係のない話だ。忘れてくれ」


 そう言うと、ギムは顔を下に向けたまま診療部屋から出て行った。


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