表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/10

第四話,俺と中川が始めて同盟した

前回のあらすじ…といえばアリサがイギリスからの留学生としてやってきたこと。

それ自体は問題じゃないんだ。今の所ロバートやあーのるどのような変な奴は攻めにこないし。

だが問題は軍田が俺の妹であるいおりに恋しているということだ。

俺も兄だ。兄としてもう少し成長してからまともな男とつきあってほしい。

ところが思想はともかくロリコンである軍田となんかつきあったらロクなことないと思うんだ。



そこで俺はこの中川美佳と手を組んだ。

実はこいつ中学の時テニス部で軍田はテニス部の先輩だったそうだ。

っでなんで俺と軍田が親しいかというと中1の時3年に喧嘩売られてピンチだった俺を助けてくれたからだ。

まあそんなことはどうでもいい過去の話。今は妹の敵。という事は俺の敵でもある。

「それにしてもあんた妹想いね。もしかしてシスコン?」


「だまっとれ」

まあこう冷やかされるとは思っていた。

*翌日の帰り*

「「さよなら」」


「さて…」


「おーい昭仁!」

うっせえ声が聞こえた。こいつは俺と小学生の頃からの付き合いでおそらく最も長い友人である竹内健二。ちなみにモテない。

「なんだよお前の声滅茶苦茶頭に響くぞ?」


「まあまあまあ!そんな事より久々にゲーセンでもいこうぜ。1週間経って大分おちついたしよ」


「悪い、俺今日どうしてもはずせない用事があるんだ」


「なんだよ、付き合い悪いな~」

俺は校舎の裏にいき中川を待った。ちなみにアリサにはもう用事あるってことわっているので追跡される心配はない。あとアリサを守る役は春奈を代役にしておいた。

春奈は以外と強い。なんせ中1までは空手やってたらしいからな。まあそんな事はどうでもいい。


「近衛~!」

来た来た。俺の言うとおりの服装だ。

もんぺである。軍田の心を擽るにはこれがいいと俺は思ったる

そして俺も国民服を着ているるどこにあったかというと俺の家だ。爺さんが弟のやつを持っていた。

っでもんぺも俺がもってきた。なぜかこんなものが爺さんの部屋にはある。


衣類を鞄に隠すのは大変だったがなんとかやってのけた。

「本当にこんなので軍田先輩を連れるの?」


「大丈夫だ!俺が自身を持って言ってるんだから!さぁ中学いくぞ!」


「こ…この格好で!?」


「ここまで歩いてきただろ…大体俺だって周りの視線が気になったわい!」

そして、俺たちは中学校へ向かった。あの服装で。

*中学校*

「たしかあんたの妹ってテニス部だったわよね?あたし3年の時いたもん」


「よしあの草に隠れろ、教師と生徒にはきをつけろ。軍田が来たら昨日俺が説明した通りだ」


「わかった」

なんで俺たちこんな事してるんだろう…そう思っていた。

しかし一行に軍田はこない。そこで俺は携帯で美佳と連絡をとった。

「もしもし俺だ」


「なに?詐欺?」


「ちげえっての。今6時ぐらいだが軍田がこない、作戦を変更してテニスコートに行くぞ」


「はいはい」

それにしても。今思ったがこれ別に美佳じゃなくても健二とやればよかったんじゃないか?

まあいいや健二だったらこうあっさり利用はできない。いやあいつもバカだからつきあってくれるかもだが。


俺たちはテニスコートに向かったら…

「「いたあぁぁ!!!」」


「ん?」


「まずい…隠れろ…」

軍田はよだれをたらしながらいおりの姿をみていた。

っが俺たちが大声をだしたあまり軍田はだれかいることに気がついてしまった。

「…きのせいか」


「ほっ…」

その後も軍田はいおりのほうばっかりみていた。

やがて活動が終了しいおりが着替える為…といっても更衣室なんて便利なもの近くにない為女子はコートの近くにある物置に入っていった。ここで着替えるのである。

その時軍田はやってはならない行動をしようとした。

「よ~し…いおりの…いおりのかわいい下着姿を…」


「!!!」


(あいつは犯罪者か!!)


「ちょ…ちょっと近衛、あいつ…」


「馬鹿かあいつ?」


「近衛、あたしも女として全面的に協力するわ、今のうちにボコりましょ!」


「いやまて…まずは話し合いだろ」

というわけで俺たちは軍田の目の前に現れた。

「なんと!真の日本国民がここに!」

軍田は俺たちだとは気がついてない。顔でわからないのか?

軍田は歴史とかそういうのを語らすと俺らは敵わないがほかは並かそれ以下だ。つまり特定の事だけ得意なんだ。


…でもそれにしたって俺ら顔は隠してないのに。

普段索敵索敵っていってて俺も覚えてしまったが軍田は索敵能力がまるでない。

「あの、貴方はなにをしようと?」

作戦は成功っぽい。軍田はすっかり俺たちの虜になっている。

「いおりちゃんってかわいい娘のお着替え見ようと」



それはハッキリいうんかい!!!!!!



「えええ!?うそお!!」


「へ…変態!!」

その時いおりやその友達と思われる声が響いた瞬間、俺の視界には制服に着替えていたいおり達が映っていた。

「お…おにいちゃんなにやってるのそんな格好で!?」


「いおり、ハッキリ言ってやるがこいつの事覚えているだろ?」


「あ!軍田先輩!」


「この軍田がお前のお着替えシーンを見ようとしていたからその阻止の為にわざわざ中川と一緒にきてやったんだ」

その瞬間いおりの目線は中川のほうへいった。

「あっ!中川先輩!」


「おっす!」


「お兄ちゃんだけだったら説得力ないけど中川先輩のおかげで…それに声聞こえてたし…」


「えっ?ちょ…おま!!」

俺と中川、そしていおりやその他女子生徒で軍田を取り込んだ。

「コラー!!貴様らそれでも日本人か!?清い心を持つ日本人ならいじめはできんはずだ!!」


「清い心ってな…」


「「「「「「覗こうとするお前が一番不純だろ!」」」」」」

ズガァァァン!!!


軍田は空の彼方へ飛んでいった。

その後俺は中学に乗り込みつい1ヵ月ぐらい前まで担任だった奴の所にいって。

「お、近衛じゃないか。どうしたその格好?」


「いや、いろいろありまして。それよりこいつ…」


「「「「「「痴漢未遂です」」」」」」

俺と中川、いおりとテニス部女子全員で軍田を連れて報告してやった。

その後軍田がどうなったかは、誰かが噂もってくるまでわからない。というか処分は担任が報告するだろう。

今回俺が学んだ事は、中川美佳という同級生と軍田が単純だということだ。

それと、軍田はロリコンで覗きを働こうとしていた。清いつもりが不純だったということだ。

「あー疲れた、帰ろ…」





御意見、御感想などお待ちしています。

それと次にアリサを狙う帝国の刺客をどんな奴にしようかと悩んでいます。

ので是非とも発想力欠ける作者にアイデアをくださるととても嬉しいですorz


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ