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最終話,皇帝を倒せ!

「なにこの革命的なタイトルは?」


「だいじょうぶ、赤旗はないから」


「あっそう…」

俺は今、アリサに手当てをしてもらっていた。

だってマッハ3で激突だぜ?生きているほうがおかしいよ。


「…さ、行きましょう」

アリサの表情が急に変わった。

これはなにやらシリアスな匂いが。


城の中は薄暗い、懐中電灯を使わないけど見えないぐらいだ。

その時…

「きゃあああ!!!」

なにかが見えた、アリサは俺にくっついてきた。

俺は構えた、なにがくるか、そこにいたのは!


「貴様!久々だな…」


「「…お前は…犬!」」

2人でこう言うとロバートは倒れた。

「ばっかやろう俺は人間だ!!!」


アリサはたまたま手にもっていた骨を投げた。

この骨はそこらへんに落ちていた物らしい。

「ほれ」


「ワン!ワン!…」


「…犬だな」


「犬だね」


「あいついつのまに保健所から飛び出したんだ?」


「フハハハ…あたりまえだ。そんなことをするのは余が許さない」

その時俺とアリサがたっている場所の床が突如穴になって…

「きゃあああ!!」


俺らは落ちた、すると今度はどこか何千年も前に滅びた文明ってかんじのエリアにやってきた。

あきらかに地球のものとはなにかちがう感じだ。

っとそこには全裸で髭面の爺さんがいた。

「きゃああ昭仁!!」


アリサは恥ずかしそうに後ろに隠れた、そりゃあ爺さんのアレをみたらな…

そんなことよりも俺はあいつを皇帝だとは信じたくなかった、しかし今までの経験からしてあいつが皇帝の可能性が高い。

「ワシが皇帝じゃ」


ほらな。


「どうじゃ?ワシのは太いだろう」


「そっちかよ!!!ってか子供に不適切だろやめんかジジイ!!」


「しょうがないのぉ…」

めんどくさそうに爺さんはふんどしをまいた。

結局お前は体の大半を露出してないと気がすまないんだな。


「ワシは強い、民も強い、ワシらに劣る地上の輩のものはなんでも倒せる、ほらこの水晶球をみなさい」

いや、あんたらのほうが劣ってるよいに見えると俺は思ったけどとりあえずアリサと一緒に水晶球をのぞきこんだ、するとなにやらでっかい怪獣が。


「あれぞ我が国最強のソラマンだ」


「ソラマン!?なんか弱そうな名前!!」


「馬鹿者!!強いぞ、ほらあれ飛行戦艦!!」

水晶球には確かに旭日旗を掲げた飛行戦艦が。

船体は大和のものを流用したらしくでかい。そして驚きなのは本当に浮いている事だ。


「すげえ…これはすごいかもしれん…」


「おお!」

アリサも驚くほどのインパクト。飛行戦艦はまちがいなく勝ちそうだ。

さすが秘密裏に開発していた超兵器…っと思いきや…


コンッ


バキイ!!

「機関停止!!船体が傾きはじめたぞ!!」


「…」

案外弱かった、一撃で大破した。

「昭仁、弱いよあれ?」


「誰が見ても弱いな」


「ハーッハッハッハ!!どうよ!?ソラマンの実力!!」


「これってやばいんじゃないかアリサ?」


「そうね…秘密兵器がやられちゃったんだもね…」


「ハーッハッハッハ!」

皇帝は見苦しいぐらい大笑いしていた。

ところが…

「ん?昭仁、なにあれ?」


「ん?」


その時水晶球には二つの点がみえた。

どうも飛行機に見える、その時なにかがソラマンに被弾したっぽくソラマンの顔はぶっ飛んだ。

「あら?今のは秘密兵器かな?」


「違う…一瞬見えたけど単発…F-18…米軍か!!!」

期待していたほど強くなかった飛行戦艦に変わってソラマンを撃退したのはUSAFのF/A-18 2機であった。


「うそ…だろ?」

皇帝はうろたえていた、最強だと思っていた自分の怪獣が地上の軍隊の戦闘機に撃退されたからだ。

俺は思った…勝てる!!


「アリサ、お前必殺技はないのか?」


「う~ん、しょうゆ!」


「はぁ!?しゅうゆ?」


「うん、私皇帝はしゅうゆがすきだってお父さんからきいた」


「げっ!!」

その時、皇帝の顔は青ざめていた。

そう…皇帝の『唯一』の弱点はしょうゆであった。

「や…やめろぉぉ!!」

しかしそんな言葉届くはずもなくアリサは残酷な事に皇帝にお醤油をぶっかけた。


「ぎえええ!!」

皇帝はみるみる溶けていった。

「私の!私の100年にもわたる世界征服計画がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁくぁwせdrftgyふじこlp 」















消えた。

「…勝ったね」


「ああ…人類の勝利だ…」
















*9月*

「お~い!昭仁!今日暇か?」


「おう!」

俺は普通の生活に戻れた。

あの日以降パンドラッチェ王国も復活したらしくアリサも姿を見せなくなった。

それは、本来の学校生活の姿だった。

「貴様ー!!妹くれよ!!」


「やだよ!!ってかお前まだ諦めてないのか?」


なぜか軍田も復活したし、まさに本来の姿だった。

さて、夏休み明け初日の帰り俺は健二とゲーセンによった。

ちょっとかわいい人形をとったのでいおりにプレゼントしてあげようかなと思った。


その様子を御手洗さんにみつかってちょっとあせった場面もあったが。

そんな感じで俺は家に帰った。


「ただいま…ってうわあああ!!」

なんとそこにはかっこいい中年の男とかっこいい中年のおばさんとお姫様姿のアリサがいた。


「昭仁!」


「なんでお前が!?」


「どうも、私はそのアリサの父であるヴィルヘルム・パンドラッチェだ。君が近衛昭仁かね?」


「は…はぁ…」


「娘と同時に王位をくれてやろう、私は学がないんでね、君とアリサが組めばきっと国はよくなる」


「はい?」


「だから娘と王位だ」


…それは、突然の出来事だった。

それから数ヶ月、なんの変哲もないただの一般男子高校生である俺は王様になった。

「昭仁…本当によかったの?」


「まあ…あんなふうにいわれたらやるしか…」

借金返せやゴルァ!!って感じで俺はあのあと迫られて決断した。

まあアリサも嫌がってないというより今まで匿ってくれたことに感謝しているようだ。

「昭仁、ずっと言えなかったけど私貴方の事好きだよ?」


「今更それかよ」


「えー?ダメ?」


「ダメじゃないよ、それに俺もお前に慣れてしまったのかむしろいないほうが寂しく感じてたし…」


「ありがとう…」


「ああ、やるときめたからには国をよくしような…」


「うん…」

こうして俺の使命は、お姫様を守る事からパンドラッチェ王国を復興させる事に格上げされた。

これは…俺とちょっと変わった人達のありえなさすぎるとんでもない物語であった…







最後は最後っぽく終わらせてみましたがちょっとあっさりしすぎかな?

おまけ:誉さんの人生相談。

ホームレスの譽さんがありがちな人生相談に答えるタイム。


「どうも、譽です、ホームレスです。多分かなり初期に登場していたし忘れていると思うけど僕も人生相談ぐらいならできるので…」


q1:彼女ができない。

「お前は…金がないからやー!!」

q2:仕事がありません。

「大丈夫、僕も仕事ないけどちゃんと生きてるから」

q3:アサハラはいつ亡くなるんですか?

「知らん」

q4:僕は…いじめれています。

「随分リアルな相談だな、いじめっ子が手をだらないぐらい強くなれ。いじめっ子の装甲が25mmならお前は100mm!いじめっ子の火力が57mmだったらお前は88mmになれ!」


軍田さん↓

「貴様ァァ!!天下のチハたんとタイガーを比べるな!!」

バキィ!!

「あぎゃああ…」



なんでこんなの書いちゃったんだろう。

ごめんなさい忘れてください!

これにてこの物語は終了です。


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