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プロローグ

俺の名前は近衛昭仁。なんでこんな名前かというと遠い昔は皇族だったらしい、が今はたんなる日本国民でありそれ以上でもそれ以下でもないほかの人と同じごく普通の人間だ。

俺の家は今時珍しい大家族だ。父母はもちろん姉がいれば妹もいるし婆さんは昨年死亡したが「「自称」」帝国軍人の爺さんは健在だ。


なんで「「自称」」だって?それはうちの爺さん戦争にいったと思っているけど実は終戦時13歳で兵士の気分でいただけなんだ。親父はただの会社員でお袋は内職。姉は正直腹が立つぐらい頭がいいのに近くの『県立鹿屋第二高校』、そう俺がいま向かっている高校に通っている。妹は今年中2でただのマセガキ。まあ特に相手にはしていない。


さてなんで俺はその県立鹿屋第二高校に向かっているかというと。今日から高1なんだ。

いやぁまいったね。っでここは正直俺のランクじゃ大変だったんだが馬鹿とは離れたかったからがんばってはいった。まあおかげで無駄に頭よくなった。それでも姉よりはおとるけどな。


姉は高2、まあ特に用でもなければそこへはいかないだろう。ほかに中ボー時代の仲間といえば小学生の坊主の時からの付きあいの竹内健二と中3の時一緒だったあんまり相手にしたくないただのギャルにみえるが以外と頭いい中川美佳。っで本当は先輩だったはずだけど高1の時「学徒よ決起せよ!」と腹を切ったけど死なない留年になった、うんあんまりかかわりたくない軍田戦郎ぐんだいくろうだ。まだいるけど全部紹介するのはめんどくさい。


さてさて学校に到着した。だいたい入学式が終わるとアレだ。自己紹介だ。

「…というわけでよろしくお願いします」

パチパチパチ…

まあこういうのは適当にやっておけば自然と拍手がくるものだ。

涼宮ハ〇ヒみたいなのがいれば面白いかもしれないと思ったがそんな奴現実にいるわけなかった。

まあいたらいたで困るな、俺が〇ョン役だったら下手したら殺される。




あっ。1人だけへんなのがいた。

「軍田戦郎!諸君!純粋な日本人学徒ならば決起は今だ!祖国の為に!!」


(おい軍田先輩!!腹は斬るなよ!!!)

そう願った。でも大丈夫だった。よかったぁ…

今回の場合腹でも切られたら知人として事情聴取されるかもしれないからな。あんまりかかわりたくないもんだぜ。…と思うが大体は…

「貴様ァァ!!久しぶりではないか!!!」


「お…お久しぶりですね…アハハハ…」

貴様!!!ってのがなんとなく怖いです…

あと声大きいです…


まあ1日目は平和に終わった。軍田が騒ぎを起こさなくてよかった。

「…ん?」

俺は公園の草の中から人の手が見えることにきがついた。

「お…おい冗談だろ…?」

まさか殺人事件では?と思った。

恐る恐る近づくと…


ピクッ!

「ぎゃあああ!!!!!う…うごいたぁぁ!!!」


「どうしたの近衛君?」


「はっ!?御手洗いさん!」


「失礼ね!御手洗みたらいよ!!」

さっき紹介しなかったがこいつは御手洗春奈みたらいはるな。中2から一緒で名字が珍しすぎて何回会っても覚えられない。呼び間違えるたんびに怒るわ…はやく結婚して名字かわってくれないかなと思う。

でもやさしい奴であることはかわりない。別にかかわってもよさそうな人だ。

「こ…これ、死体かと思ったっけ…い…生きてやがる」


「はぁ?」

春奈は人の手首を触った。

「脈はあるわね」


「じゃあ119番決定だな」

その時、俺らが予想もつかないことがおこった。

「も…モンテスキュー!!!!!」


「なにぃぃぃ!?」


「…あら、夢だった」


(夢かい!!)

起き上がったのはなんか童話にでもでてきそうなお姫様服きた金髪の少女だ。

かわいいかもしれん…

「あ!お願いします助けてください殺さないでぇぇぇ!!」


「ちょっとまて落ち着けまず落ち着くんだそこからはじめるんだ!!」


「近衛君が一番おちつきなさいよ!!!」

なにやらめんどくさいそうな事になりそうだ。


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