第1章 『夢か幻か』
人生で初の小説?です。何か少し書きたくなったのと、夢で見た事をそのまま書いてます。果たして続くのか?(笑)
1話
『俺は』、『私は』、『夢を見る』。
夕焼けに照された公園のブランコに揺られながら座る、
儚げな白い少女を。
何故か違う場所にいるのに、同じ様に公園のベンチに座っていると解る、
全身を黒で統一したくたびれた青年を。
そして、同時に思うのだ。『また、この夢か(なの)?』
もういつからだろうか?この不思議な現象が起きる事にも慣れてしまうぐらいには、長く続いている。
だが、今回の夢は少し違っていた。何がというとあまり変わらないのかも知れない。しかし、決定的な違いがあったのだ。
それは、真っ黒な染みの様な存在が白い少女を包囲するように、じわじわと広がっていく風景。
だが、白い少女は気が付いていない様で反応していない。
黒い青年は何故かそれが彼女にとって良くないものであると気付いてしまった。
『逃げろ!!!』・・・・が、しかし、声にならない。動く事も出来ない。そして、世界は暗転する。
更新は不定期ですので、続きが気になる方々にはお待たせする事が多いかもしれません。