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ゆるクエ  作者: おでん信用金庫
Season4 聖都動乱の章(アンダーワールド編)
47/114

#46 予選③[リトル・ファイター]



レイモンド「れれれれれれららららららら・・・!」



実況「ケーネ選手、射程距離外から正拳突きを放ち、その余波でレイモンド選手を攻撃したぁぁ!!人間にそんなことが可能なのでしょうかぁ!?いや、現に可能にしているヤツがここにいるッ!ここにいるぞぉぉぉぉ!!!」



観客「すげぇぇぇぇケーネたそぉぉぉぉ!!!!」


レイモンド「ぐ、ぐはぁ・・・」


マリア「気絶しましたわね。ジャッジの方、勝者は?」


審判「レイモンド選手、気絶!再起不能により2回戦・第1試合の勝者、ケーネ選手!!」


観客「うおおおおおお!!!!!」


ケーネ「・・・いよいよ、決勝でして」





カズ「ったく、予想外だよ」


ユイ「どっちの意味で?」


カズ「上だ上。あいつの強さ、みくびってた」


ネロ「だろうだろう!?これならシャドウにだって・・・」


カズ「それとこれとは話は別だ」


ネロ「えっ」


ユイ「相手が凶魔(きょうま)か人間かの違いってことか」


カズ「そういうことだ。人間相手に強くても、凶魔相手には手も足も出ないなんて珍しいことじゃない。マリアの強さが、俺の予想を()()()()()ようなら、話は変わってくるがな」


カズ(それにしてもあいつ、覚醒状態になったらどうなるのか・・・)





実況「さぁぁぁぁぁてぇぇぇぇぇぇ、いよいよぉぉぉぉ決勝戦だぁぁぁぁぁぁ!!!!みんなぁぁぁぁ盛り上がってるかぁぁぁぁぁ!!!!??」


観客「ぶひぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」


実況「おやおやぁ、みんなケーネ選手の豚になってしまっているようだねぇ!じゃあ早速そのヴァルキリーちゃんの登場だァ!第70回アンダーワールド・バトルトーナメント決勝戦、両者武器は使いません!!拳と拳の真剣勝負だ!!ダークホースヴァルキリー、ロンリネス・ジェノサイディア・ケーネ選手と、ルドルフ村から来た若き刃、レオーネ・ロイド選手の入場だぁぁぁぁぁ!!!!」



ロイド「ふぅ~~~」


マリア「・・・」


マリア「あなた、若いですわね。おいくつでして?」


ロイド「あぁん、12だ!十二支(じゅうにし)と同じ数だ、なんか文句あっか!?」


マリア「・・・いえ、別に」


マリア(かわいくないクソガキですこと・・・って)


マリア「・・・12歳ぃぃぃっ!!!?」


ロイド「あぁ、やっぱ文句あんじゃねぇかコラ!やんのかやんのか!?」


マリア「いや、決勝ですし()りますけど。()りますけど12歳ってあなた、よく決勝まで残ってこれましたわね・・・」


ロイド「強さに年齢(トシ)は関係ねぇだろコノヤロー!若いからってなめてんじゃねぇぞ!やんのかやんのか!?」


マリア「・・・血気盛んですこと。そんなにイライラしてたら身長が伸びませんわよ?」


ロイド「あぁぁやっぱバカにしてんじゃねぇかお前!!殺してやる!殺さないけど!!」


マリア「ふふ、面白い少年ですこと。いいですわ、わたくしも殺してさしあげますわ。殺しませんけど」


観客「ケーネたそぉぉぉぉ、殺してくれぇぇぇぇぇ!!!!」


ユイ(そんなに死にたきゃお前ら全員あとで殺してやるよ)


審判「それでは決勝戦を始める。両者、悔いの残らないように全力を尽くして戦うよう・・・」


ロイド「てめぇ俺の決め台詞パクってんじゃねぇぞコラ!」


マリア「あら、随分と汚い決め台詞ですのね。もっと格好いい決め台詞のほうが良いのではなくて?」


ロイド「んだぁ、喧嘩売ってんのかコラ!買うぞ買うぞ、いい値段で買うぞコラ!」


審判「・・・もう始めていい?」


マリア「早く開始してくださらない?」


ロイド「おせぇぞ審判、さっさと始めろコラ!」


審判「・・・」


審判「レディィィィィ、ゴォォォォォーーーーーッッッ!!!!!!!」



ロイド「うぉりゃあああああやったんぞコラァァァァ!!!!!!」



実況「おっと試合が開始するやいなや、ロイド選手がケーネ選手に向かって走り出したぁぁ!!過去2戦を振り返ると、ケーネ選手に対し向かっていくことは悪手(あくしゅ)に近いのではないかぁぁ!!?なにか策があるのでしょうかぁ!?」



ロイド「策なんかねぇよこんちくしょうが!!」


マリア「まったく、あなた口が悪いですわよ。そんな悪い子には、おしおきしなくてはいけませんわね」


マリア「『ロイヤリティ・ブロー』・・・!」



実況「出ましたっ、ケーネ選手恒例の正拳突きの構えッ!!子供相手でも容赦はないようだぁぁぁ!!決勝戦、これで決着がついてしまうのでしょうかぁぁぁ!!?」



ロイド「正拳突きか・・・打たせる前に殴りゃあ問題ねぇぜコラァ!!!」


マリア「ふっ、遅いですわ」


マリア「・・・解放ッッッッ!!!」



[マリアの攻撃:ロイヤリティ・ブロー]



ロイド「ぐぉぁぁぁぁぁぁぁ!!!」



[会心の一撃!しかしロイドはたおれない]



マリア「・・・な、なんですって!?」


ロイド「いちち・・・痛ぇじゃねぇか、お前ぇぇ!!!」



実況「なんということでしょう!過去2戦で相手を再起不能に陥れたケーネ選手の正拳突きを顔面に食らってもなお、ロイド選手は倒れていないぃぃぃ!」



ロイド「いてぇいてぇ・・・鼻が折れてんじゃねぇのかこれぇ!?ふざけんなよお前ぇ・・・!」


マリア「あれを食らって気絶するどころか、倒れもしないなんて・・・!」


ロイド「なにブツブツ言ってやがんだお前、余裕の独り言かコラァ!?」


マリア「平気ですの、あなた・・・?」


ロイド「へ、平気なわけねぇだろうが・・・めちゃくちゃ痛ぇよクソが・・・!」


ロイド「だがよぉ、どんだけ痛くても、どんだけ苦しくても、俺は倒れるわけにはいかねぇ・・・アイツのためにも負けるわけにはいかねぇんだよ!!!」


マリア「・・・アイツって、一体だれですの?」



ロイド「・・・レオーネ・リッカ、俺の妹だ!」


戦闘描写の描きにくさよ、あんた

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