#46 予選③[リトル・ファイター]
レイモンド「れれれれれれららららららら・・・!」
実況「ケーネ選手、射程距離外から正拳突きを放ち、その余波でレイモンド選手を攻撃したぁぁ!!人間にそんなことが可能なのでしょうかぁ!?いや、現に可能にしているヤツがここにいるッ!ここにいるぞぉぉぉぉ!!!」
観客「すげぇぇぇぇケーネたそぉぉぉぉ!!!!」
レイモンド「ぐ、ぐはぁ・・・」
マリア「気絶しましたわね。ジャッジの方、勝者は?」
審判「レイモンド選手、気絶!再起不能により2回戦・第1試合の勝者、ケーネ選手!!」
観客「うおおおおおお!!!!!」
ケーネ「・・・いよいよ、決勝でして」
カズ「ったく、予想外だよ」
ユイ「どっちの意味で?」
カズ「上だ上。あいつの強さ、みくびってた」
ネロ「だろうだろう!?これならシャドウにだって・・・」
カズ「それとこれとは話は別だ」
ネロ「えっ」
ユイ「相手が凶魔か人間かの違いってことか」
カズ「そういうことだ。人間相手に強くても、凶魔相手には手も足も出ないなんて珍しいことじゃない。マリアの強さが、俺の予想をまだ裏切るようなら、話は変わってくるがな」
カズ(それにしてもあいつ、覚醒状態になったらどうなるのか・・・)
実況「さぁぁぁぁぁてぇぇぇぇぇぇ、いよいよぉぉぉぉ決勝戦だぁぁぁぁぁぁ!!!!みんなぁぁぁぁ盛り上がってるかぁぁぁぁぁ!!!!??」
観客「ぶひぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」
実況「おやおやぁ、みんなケーネ選手の豚になってしまっているようだねぇ!じゃあ早速そのヴァルキリーちゃんの登場だァ!第70回アンダーワールド・バトルトーナメント決勝戦、両者武器は使いません!!拳と拳の真剣勝負だ!!ダークホースヴァルキリー、ロンリネス・ジェノサイディア・ケーネ選手と、ルドルフ村から来た若き刃、レオーネ・ロイド選手の入場だぁぁぁぁぁ!!!!」
ロイド「ふぅ~~~」
マリア「・・・」
マリア「あなた、若いですわね。おいくつでして?」
ロイド「あぁん、12だ!十二支と同じ数だ、なんか文句あっか!?」
マリア「・・・いえ、別に」
マリア(かわいくないクソガキですこと・・・って)
マリア「・・・12歳ぃぃぃっ!!!?」
ロイド「あぁ、やっぱ文句あんじゃねぇかコラ!やんのかやんのか!?」
マリア「いや、決勝ですし戦りますけど。戦りますけど12歳ってあなた、よく決勝まで残ってこれましたわね・・・」
ロイド「強さに年齢は関係ねぇだろコノヤロー!若いからってなめてんじゃねぇぞ!やんのかやんのか!?」
マリア「・・・血気盛んですこと。そんなにイライラしてたら身長が伸びませんわよ?」
ロイド「あぁぁやっぱバカにしてんじゃねぇかお前!!殺してやる!殺さないけど!!」
マリア「ふふ、面白い少年ですこと。いいですわ、わたくしも殺してさしあげますわ。殺しませんけど」
観客「ケーネたそぉぉぉぉ、殺してくれぇぇぇぇぇ!!!!」
ユイ(そんなに死にたきゃお前ら全員あとで殺してやるよ)
審判「それでは決勝戦を始める。両者、悔いの残らないように全力を尽くして戦うよう・・・」
ロイド「てめぇ俺の決め台詞パクってんじゃねぇぞコラ!」
マリア「あら、随分と汚い決め台詞ですのね。もっと格好いい決め台詞のほうが良いのではなくて?」
ロイド「んだぁ、喧嘩売ってんのかコラ!買うぞ買うぞ、いい値段で買うぞコラ!」
審判「・・・もう始めていい?」
マリア「早く開始してくださらない?」
ロイド「おせぇぞ審判、さっさと始めろコラ!」
審判「・・・」
審判「レディィィィィ、ゴォォォォォーーーーーッッッ!!!!!!!」
ロイド「うぉりゃあああああやったんぞコラァァァァ!!!!!!」
実況「おっと試合が開始するやいなや、ロイド選手がケーネ選手に向かって走り出したぁぁ!!過去2戦を振り返ると、ケーネ選手に対し向かっていくことは悪手に近いのではないかぁぁ!!?なにか策があるのでしょうかぁ!?」
ロイド「策なんかねぇよこんちくしょうが!!」
マリア「まったく、あなた口が悪いですわよ。そんな悪い子には、おしおきしなくてはいけませんわね」
マリア「『ロイヤリティ・ブロー』・・・!」
実況「出ましたっ、ケーネ選手恒例の正拳突きの構えッ!!子供相手でも容赦はないようだぁぁぁ!!決勝戦、これで決着がついてしまうのでしょうかぁぁぁ!!?」
ロイド「正拳突きか・・・打たせる前に殴りゃあ問題ねぇぜコラァ!!!」
マリア「ふっ、遅いですわ」
マリア「・・・解放ッッッッ!!!」
[マリアの攻撃:ロイヤリティ・ブロー]
ロイド「ぐぉぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
[会心の一撃!しかしロイドはたおれない]
マリア「・・・な、なんですって!?」
ロイド「いちち・・・痛ぇじゃねぇか、お前ぇぇ!!!」
実況「なんということでしょう!過去2戦で相手を再起不能に陥れたケーネ選手の正拳突きを顔面に食らってもなお、ロイド選手は倒れていないぃぃぃ!」
ロイド「いてぇいてぇ・・・鼻が折れてんじゃねぇのかこれぇ!?ふざけんなよお前ぇ・・・!」
マリア「あれを食らって気絶するどころか、倒れもしないなんて・・・!」
ロイド「なにブツブツ言ってやがんだお前、余裕の独り言かコラァ!?」
マリア「平気ですの、あなた・・・?」
ロイド「へ、平気なわけねぇだろうが・・・めちゃくちゃ痛ぇよクソが・・・!」
ロイド「だがよぉ、どんだけ痛くても、どんだけ苦しくても、俺は倒れるわけにはいかねぇ・・・アイツのためにも負けるわけにはいかねぇんだよ!!!」
マリア「・・・アイツって、一体だれですの?」
ロイド「・・・レオーネ・リッカ、俺の妹だ!」
戦闘描写の描きにくさよ、あんた




