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小銭おじさんの日常。

作者: MAXキューブ
掲載日:2018/05/29


ワシは浮浪者だ! 元々は、父親の後を継ぐために織物工場で働いておったが

父親も病気で亡くなり、ワシが引き継いだとたん...。


仕事が傾いてうまくいかなくなりそこで父親の代から働いていた者も辞めてしまい

工場をつぶすことになった。


残ったのは、、、『多額の借金』だけじゃ~




それからというもの、公園にブルーシートで屋根をつくり簡単なお家をつくった

のじゃよ~ ワシと似たような境遇の者も多いのじゃ~


ワシはな~ 浮浪者になりたくてなった訳ではない!

あの時は、そうするしかなかったのじゃ~


ワシの1日のする事は、【小銭を集める事】なんじゃよ~


朝5時に起きて、そこからあちこちにある自動販売機の下や小銭が落ちてくる

ところをチェックして、小さな溝に小銭は落ちていないかもチェックするのじゃ~



それを、朝の5時から夜9時までするんじゃよ~

ずっと歩きぱなしで、疲れたら公園のベンチで休憩して公園のお水を飲み

ご飯は、激安のカップラーメンを持って来ておいてお湯は拾ってきたポットの

お湯を使い、カップラーメンにお湯を注いで食べるんじゃよ~


どんなに取りにくいところにある小銭でも取ってやるよ~

ワシが発明した!


【小銭とり取り棒】を数本用意して、1本でダメなら2本で小銭をすくい上げて

取ることもあるのじゃ~


ワシは、大きな駅の周りからわき道にある自動販売機も何処でも行っては

小銭を探して集めているのじゃよ~


1日多い時は、『3000円ぐらいの小銭を集める事ができたのじゃ~』

凄いじゃろ~




一日中、足が棒になりながら歩き通しで睡眠時間は4時間が平均じゃな~

横になったら、ぐっすり眠ってしまう!

集めてきた小銭は、誰かに取られないように隠しておるのじゃよ!


周りの者がワシを見る目は冷たいが、、、。

ワシは気にしておらん!


『1日1日生きるのでやっとだからじゃ~』


朝、目を覚まして今日も生きておるなと感じる。

冬場は、極寒の寒さの中、、、寝てしまうとそのまま起きれないかもしれない

怖さもある!!!



あぁ! そうそう!


集めた小銭は、公園の水道水でキレイにするのじゃ~

こう見えても、臭いに敏感なのじゃよ~ 綺麗好き。


臭いを、、、?

嫌がる子も多いからの~


見た目も、出来るだけ服もワシも洗うようにしておる!

洗剤の匂いなら、まだましかと、、、。



ワシの毎日は、こうやってはじまるのじゃよ。

そして、今日も小銭おじさんの朝は早い!


がんばれ! 小銭おじさん。

きっと、誰かが小銭おじさんの事をみているよ。

そんな僕もその一人だ!


 


最後までお読みいただきありがとうございます。

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