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―春時―

作者: 壱惟 夕露

暖かな日差しはカーテンの白いレースの向こう側

ほのかなピンクに薫る風を纏う

ふわりと誘われた昼下がり


髪を巻いて

爪を磨いて

桜色を頬にのせる


忙しい時間の中

忘れていた温かさ

走り去る時に必死にしがみつく


時には良いじゃない

誰の為でもない“自分”


穏やかに目を閉じて

自分しかいない空間の中

艶やかに時を過ごす


微かに感じるのは人ではなく 小さな小鳥が羽ばたく気配

耳に届くのは棘のような喧騒ではなく 木々の葉擦れが囁き


そんな 穏やかな春の休日


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