冒険者ギルドと宿屋
この世界には冒険者ギルド、商人ギルド、薬師ギルド、運輸ギルドなど様々なギルドが存在するが
1番簡単にギルド員になれて、身分証の
発行をしてくれるのが冒険者ギルドだ。
ウリア様もおすすめだったので早速向かっていると
突然自分の身体から一直線に光が漏れる。
しかも赤。私は突然のことにびっくりしたが
どうやら周りには見えていないらしい。
その方向をよくみると冒険者ギルドと思わしき
建物に続いている。
急いで路地に入り身を潜める。
「もしかして、、、、[運命の光]だよね?」
こんな感じで出るのか、どうやら今直ぐ冒険者ギルドには行かない方がいいらしい。
急いで入口の兵士さんのところに向かう。
「すみません。追加で聞きたいことがあるのですが
オススメの宿屋などはありますか?1人で泊まって安全なところがいいんですが。」
「オススメはここを出て右にすぐまがると
緑の安らぎって宿が個室で評判いいぞ、金額は
そこまで高くないらしいしいいんじゃないか?」
「冒険者ギルドで聞こうと思ってたんですが、ここに来るまでに疲れてしまって、ありがとうございます。」
「おう、気をつけてな」
お礼を伝え歩いていくと、意外と近くに植物が沢山育ててある入り口と[緑の安らぎ」と看板が出ていた。
運命の光の発動もないし、ここにしよう。
入り口を入ると誰もいないので声をかける。
「すみませーん、宿泊したいのですが。」
そうすると奥の方からバタバタと足音が聞こえてくる。
「お待たせしてごめんなさい。ようこそ
緑の安らぎへ、今日は宿泊ですか?
それともお食事?」
「両方お願いします。一泊と今日の夜は食事を取りたいのですがおいくらですか?」
「それでしたら、うちは全て個室ですので銀貨5枚
夜食をつけると銀貨5枚と銅貨8枚になります。
5日以上の泊まりだと1泊、銀貨4枚になりますよ。」
「うーん、それなら5日宿泊で。食事は今日食べて
また考えます。」
「では銀貨20枚と銅貨8枚頂きますね。」
あらかじめポケットに入れておいた硬貨から金貨2枚と銀貨1枚を取り出す。
「では、お釣りの銅貨2枚お返ししますね、お部屋は2階の204号室ですのでこちらの鍵をお使いください。
何かあれば受付にお越しくださいね。
ちなみに夜食は19時から22時まで受け付けていますのでそれまでにお越しください。身体をおふきになる場合は裏手に井戸がありますので、そこの水を桶に入れてお部屋で拭かれてください。」」
「ああ、ありがとう。ちなみにこのあたりで日用品を揃えるならどこかいいところがないかなぁ?」
そうですねーと受付の女将さんが考える
「なんでも揃う市場が朝だといろいろ売ってて安いと思うよ。だけどちょっと目に自信がないならメイン通りの店は大抵いいものをおいてるよ。」
「そうか、じゃ両方見てみます。ありがとう。」
話終わると女将さんはまたバタバタと奥へ下がっていった。忙しそうだなぁー
そう思いながら階段を上がり204号室に鍵を開けて
中に入る。
シンプルなベット1つと、小さな窓、小さなテーブルとイス、小さな時計が壁にかけてあり、後は蝋燭が
1本、蝋燭立てに立っていた。うんめっちシンプル。
トイレは廊下の奥に共用らしきものがあったから
それらしい。
「この部屋で寝ることはないな。」
口から出てしまう。正直ちょっと小汚い感じなのだ。
まあこんなものだよね
一応夜食を食べてみて味を確認して、借りてる間は
部屋に入ってこないでほしいと伝えて
箱庭の小部屋に帰ろう。
明日はまず時計を買おう。
そんなにこの世界のシンプルな時計は
高くないらしい。そんなことをベットに座りながら
考えられるだけ明日の予定を立てていると
もう食事の時間になっていた。




