光の先導者
導かれるまま歩いて早、2〜3時間位
全然何とも遭遇しない。
「先導者さん、もしかして魔物や人間を避けてる?」
そう尋ねると頷く。
どうやら索敵みたいな能力もあるらしい。
これはかなり便利な魔法なのでは?
でもこのままだと人も魔物も実物が見れないから
お願いしてみよう。
「街道とかが見えて、街まで街まで1時間くらいの
ところまで来たら、その付近にいる魔物や人間を見てみたい。そう言う案内の仕方できる?」
そうすると先導者さんは頷いてくれる。
「じゃあそこまではこの感じでお願いします。」
そうしてまた歩き出す。
歩いて結局その日にはつかず
箱庭の小部屋で一泊して
次の日も同じような道なき道を進んでいく。
ちなみに、神隠しの帷は1度に3箇所まで展開できて
私が消さない限り、その場から消えないみたいなので
安心して箱庭の小部屋の出入りができた。
そして昼過ぎには街道が見え、遠くにあまり高くはないが城壁が見える。
「先導者さんあれが目的地?そうならまず人間を見てみたい。」
そう言うと森に戻って少しもしないうちに人間に遭遇した。
年は私が今、18歳だけどもう少し若いみたい。
革鎧に剣や杖を持った少年、少女の4人組。
私は同化、レベル10は常に発動しているが
この感じだと気がつかれたりはなさそう。
そしてよく観察する。
防具の具合や持っているもの
汚れ具合、ジーって観察していると
比較的軽装の男の子が喋る。
「この先にオークがイノシシくらいの大きさの魔物か動物がいるみたいだ。準備して、今日の獲物だよ。」
そこから女の子を庇うように場所を移動しながら
フォーメーションを整える。
私も着いていくと、、、いた!
目視できる範囲におそらく特徴は魔物のイノシシ型かなぁ。と考えていると、女の子が魔法を放つ。
「水よ水球となりて敵を撃て、ウォーターボール!」
ちょうどこちらに向けて走り出していたイノシシにヒットして体制を崩したイノシシに男の子たちが素早く切り掛かる。
女の子は魔法を放った後待機していた男の子の
後ろに退避して次に備えているようだ。
「強撃!」
おそらくスキルでの斬撃強化かなぁ?
イノシシの魔物の首半分まで歯が食い込む。
がそれでもイノシシは暴れ回っている。
その子もう1人が切り掛かる。
「強撃」
それで完全に首が落ちたイノシシの魔物は
ピクピクしている。
グロいけど意外と平気なのはきっと精神耐性
のおかげ。ありがとうございますウリア様!




