朝ごはんとスキル
「朝はとりあえずピクルスっぽいのと干し肉、後はパン焼いてみるか。」
こんな世界の一般的なパンは水と塩と小麦粉で作れるらしい知識に従い材料を混ぜつつ捏ねて、寝かせておいておく。後はフライパンで焼くだけらしい。
作ったことはもちろんないが身体が作り方を直ぐ教えてくれる。現地知識と神技巧さまさまだなぁ。
さあ生地を寝かせておく間に簡単に魔法やスキル使ってみよう。
怖いのでとりあえず小屋から出る。
「まずは火魔法レベル1で
使用可能な[点火]。」
そう口にすると想像では蝋燭の火程度しか出ない魔法が今、火炎放射器状態。
「怖っ!止まれ止まれ!、、、あー止まった」
外でよかった。まあ威力が上がるのは
わかってたけどダメじゃん。
意識をもう一度集中して控えめに、、、
「点火」
そうすると想像通りの火が指先に灯る。
これなら他の魔法の調整もいけそうだ!
と思い、水魔法レベル1、[放水]
指先から水がホースから出るようにして
少し出て止まった。そしてお馴染み[浄化]
これは服を綺麗にしないように意識すればできそう。
とりあえず人前で使う魔法は大丈夫そうだと
知識が教えてくれる。使える人もレベル1で大小あるが
この程度らしい。
「魔力操作は目に見えないから実力さえ隠せばいいとして、後は肉体強化か。
どんな感じになるかなぁ、、、、[肉体強化]。」
その瞬間身体が半透明の光に包まれる。
若干の高揚感と五感が鋭い感じがする。
近くの資材にあった木材を叩くとバキ!っと
音を立ててへし折れる。うん、やりすぎな感じ。
知識を探すと冒険者でレベル3を使えた人がいるみたい
この人でもこの細井木材は折れるらしい。
なのでもう一本の木材が頑張れば折れる
くらいの感覚になるまで調整を繰り返す。
めっちゃ難しい、魔法より肉体強化の方が調整が難しそうだ。何とか感覚を掴む頃にはお腹が限界を迎えていた。
「よし!一旦ここまで。
パン焼いてさっさと食べよう!」




