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異世界2日目
「ふぁーよく寝た。久々にこんなに寝た気がする。」
朝目覚めるとともに、自然と言葉が漏れる。
私の前世はきっと社畜だな。
とりあえず、全身に[浄化]をかけると
まずはキッチンで水をコップに注ぎ入れ、
イスに座り、昨日書いた紙を見ながら考える。
とにかくまずは知識の整理、
一般的な状態を知っておく事。
一応、私はウリア様と相談して決めた
閉鎖的な辺境の村から逃げ出してきた若者で
その街は魔素の影響とゴタゴタで滅んでいる。
そこからこの森の近くにあるらしい
辺境の都市ライズを目指して逃げ延びたと言う
設定だ。
距離的には歩いて3日程だからまあ、
変ではないが女のひとり旅は結構、
よろしくない世界。
髪は短くして男装した方が良さそうだ。
そしておそらく魔法やスキルもこの世界で
辺境の娘が使えるにはおかしすぎる。
水、火、聖、がレベル1が無難っぽいな。
スキルは魔力操作レベル2、肉体強化をレベル2で。
これで村で狩をしていてもおかしくない程度の
力は出るみたい。女とバレてもスキルのおかげで
何とかなりそうだ。ただ村の知識が出てこないので
余程説明しないといけない時だけ
今設定は使おう。
村の事をあまり聞かれても困る。
「とりあえず朝ごはんを食べて魔法とスキルの検証だ!」




