刷り込まれた常識
お風呂!と思うとすぐに
頭の中でルナの現地人、旅人、商人や冒険者の方々の知識がバラバラに押し寄せてふらつく。
座り込みずっと頭の知識と戦う。
ウリア様がランダムで選んだ人々の知識を
どんどん拾い上げていくような時間が
何時間も体感では続いた気がする。
魔法やスキルが数に制限はないが、行動に対して
自然に発生すること、大体レベルは1〜2、3は中級者、5以上は上級者となりかなり数が絞られるらしい。
そしてお風呂のことを想像すると聖魔法クリーンが
浮かび上がる、どうやらこの浄化は聖魔法レベル1で発動でき、自分自身にかけられる魔法で、
どの程度汚れが取れるかは想像力次第らしい。
数時間座り込んで、冷や汗ダラダラな私の最初の魔法はこれだな。綺麗なお風呂上がりの
自分をイメージ、、、、
「浄化」
一気に柔らかな風が全身を包む感覚と共に
サッパリとした感覚、服まで綺麗になっていた。
おかしい、、そう思った。
だってイメージはお風呂上がりの自分なはず
なんで服まで綺麗になるの?
自分の頭の中の知識を整理しながら考える。
どうやら魔力操作レベル10が仕事をしているらしい。
レベルが上がるにつれて魔法、スキルの精度や範囲
効果の上昇など、さまざまな恩恵があるみたい。
それでかなぁととりあえず自分を納得させる。
魔力操作は現地の人の知識にも出てくるが
あまりレベルは高くないらしい。
「これは人前で使うには練習が必要ね。」
と呟く。
これがウリア様が言った、半年位
練習しろと言うのがわかる気がする。
時間がかかるとなれば、水や食料、後は
どのくらい魔法やスキルが使えるのか持続可能なのか。MP、マジックポイントっぽいもの
が、どのくらい自分にあるのか不安になる。
「確認することが多いけど、どんどん確認していこう。」




