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私の二千二十三年のインクトーバー  作者: アメリカから来ました
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第五日:地図

「ね、ここって本当に当てる?」

「そうはず…」

「でもね、ここはうちの学校の図書館だよ?宝がここにある訳がないって。いや、それは宝の地図だと思ったこと自体がありえなかった。」

「お前な、俺の親父がトレジャーハンターだったと言っただろう!あいつの机の中にあったことだけでこれが宝の地図と決まったんだ!」

「シィ!真夜中だぞ!…じゃあ、僕らがパズルをちゃんと解けなかったと言うつもり?」

「そう。それとも学校で宝を隠すことがありえないすぎこそう学校に隠した。」

「でもどこから間違ってたと言うの?このレッドニシンの意味もちゃんと含めたし。」

「いや、この金の卵の意味はまだ知らないぞ、それについて何か…」

「でもここにある他のヒントは鳥や卵について何も話せなかったよ?」

「じゃあ、俺らがこの英語で書いてた謎の答えを間違ったかも。英語苦手がお互いだから…」

「でも他の答えがないよ!『腹に釘、背中に木が入ってる。胸に重さ、足がない。私は何者だ?』それが船じゃないと何んだ?」

「俺が最初に思った通り山では?」

「じゃあ釘と重さはなんだ?」

「…知らない。」

「ほら!」

「じゃあ、船だったら重さはなんだ?」

「荷物で決まってるだろう?」

「…うるさい。」

「でもどこから間違ったんだろう?シンデレラの謎、白雪姫の質問、そして赤ずきんちゃんの問題を確かに正解なんだ。」

「もう帰ろう。眠いしな。」

「おい待って!ここまで来られたぞ!」

「お前な、これは多分偽物だよ?親父もよくこう言う偽物宝の地図について話したことがあるよ。確か、『wild goose chase』と言った。」

「なんだそれ?ガチョウのなんとか?」

「なんかガチョウの後を追うこと。無意味なものや時間を浪費するものという意味があると親父が言った。」

「でも、西洋の人ってガチョウが好きよね。」

「は?どう言う意味?」

「だって、カナダの国鳥はガチョウだろう?そして『マザーグース』って西洋の童謡の母みたいな人らしくて。」

「そう?お前よくそう言うこと覚えたね。あ、でも、そうだ。確か親父もガチョウの物語を一回言ったな。」

「え?それは覚えてない。いつの話?」

「あ、お前と会った数ヶ月前かな。イソップ童話と言う小説集だ。確か、欲張り過ぎて大きな利益を得ようとすれば、全てを失うかもしれない。」

「えぇ、面白いな。名前はなんだ?今ググるから。」

「ガチョウと黄金の卵」

「金の…卵…?」

「そう。金の卵は何が…あ。」

「最後のヒント!」

「早くイソップ童話を探すんだ!」

「違う。違う。違う。違う。あった!え、すごい。本の形だけど、箱なんだ!」

「おい!見せてよ!中に何があったんだ!…おい、なんでじっとするんだ?」


箱の中にもう一つの地図があった。


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