“ボクで良ければ、貴女の為の腰振りマシーンになりますよ!” 感情を持たないボクにうってつけの仕事!
殺し文句に、ボクはこの言葉を女性に投げかける!
“ボクで良ければ、貴女の為の腰振りマシーンになりますよ!”
たいがい、ボクが選んだ女性は“お願いね!”と返事が返ってくる。
感情を持たないボクにうってつけの仕事!
女性からしても、ボクみたいに感情のない人間は都合がいいと
思っている女性も多いだろう!
例えば? 結婚しているとか、恋人がいるとか、好きな男性が居ても
会いたい時に会えないとか、いろんな理由でだ!
一人寂しい女の夜を、ボクが満たしてあげる!
“お互いの体を重ね合わせて、愛のない行為をして二人で過ごす。”
そんなのはただ虚しいだけとかいう女性も居るけど、、、?
ボクが選ぶ女性は、“完全に割り切った関係を望んでいる!”
迂闊にそういう関係になって、“ストーカーになり追いかけ回された
女性も居ると聞いた!”
それなら、完全に相手の女性の日常に踏み込まない割り切った関係が
あってもいいじゃないか!
“これには、しっかり需要もある!”
ボクにはそういった女性が数人ついているのだ。
『“ねえねえ、今日のPM10時頃、空いてる?”』
『空いてますよ!』
『じゃあーいつもの所で会わない?』
『分かりました! PM10時頃に行きます。』
『ありがとう、じゃあまた後でね!』
『はい。』
・・・この女性は、岸田友恵さん! 歳は54歳、旦那さんとは
もう何十年もそういう関係になっていない!
子供も大きくなり、家を出て行ったらしい。
二人でご飯を食べていても、会話もなく冷めきっている関係。
でも? たまに娘が孫を連れて帰って来るときは、“いい夫婦を演じて
いるらしい。”
孫にも好かれる可愛いおばあちゃんだ!
そんな彼女とボクはたまに会って、体の関係だけを結んでいる!
彼女の私生活にボクが踏み込まないように契約書も書いているほど、
“それ以上の感情を彼女に持たないようにしている!”
『ねえ、風太クン?』
『なんですか?』
『あの殺し文句の事なんだけど、、、?』
『・・・あぁ、はい!』
『“ボクで良ければ、貴女の為の腰振りマシーンになりますよ!”
まだ若いのに、何処でそんな言葉を覚えてきたのよ!』
『ボクにはピッタリの言葉なんですよ。』
『えぇ!?』
『ボクは感情がないから! 逆に腰だけ振って、お金が貰えたら?
最高の話じゃないですか!』
『“今どきの子よねぇ~”』
『そうですか?』
『そうよ! 体だけの関係なんて、寂しい話だとは思わないの?』
『“思いませんけどね、ボクはそもそも! 女性を好きになった事が
なんから、ボクにはうってつけの仕事だと喜んでるぐらいなんです!”』
『まあ、貴方がそれでいいならいいんだけど、、、。』
『“ボクの事は、一切! 心配ご無用ですよ。”』
『“貴方のお母さんの気持ちにちゃうわね! ほんと、ダメよねぇ~”』
『ボクの母は、もう亡くなりましたけどね。』
『えぇ!? そうなの、変な事! 聞いちゃったわね。』
『別に大丈夫です! 気にしてないので!』
『“貴方は強い人よ! 本当に強い人。”』
『“褒め言葉なら、ありがとうございます。”』
『じゃあーまたお願いね!』
『はい!』
・・・ボクはこうして、“新規のお客さんをまた一人と増やしていく。”
『あら貴方が、ボクで良ければ、貴女の為の腰振りマシーンになりますよ
の男性?』
『はい、よろしくお願いします。』
『“真面目で礼儀正しいのに、こういう仕事をしてるのね?”』
『“感情を持たないボクにうってつけの仕事なんですよ。”』
『あら、そうなの? じゃあー早速! 初めてもらっていいかしら?』
『分かりました、最後には必ず! ボクが貴女を満足して帰ってもうよう
になってますので、今を楽しみましょう~』
『“随分と自信があるのね!”』
『勿論です! “ボクの天職なので!”』
『期待してるわね!』
『はい。』
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