表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕は海軍総司令官  作者: パイン
8/29

海軍陸戦隊 誕生



 大日本帝国はハワイに一式陸攻による猛攻撃を加えた。

これにより、修理された飛行場や軍港は再び炎に包まれ、その機能を完全に失った。

そのタイミングでアメリカに対して講和を結ばなければハワイを手中に収めると脅迫した。

さすがのアメリカも脅しではないと悟ったようだ。本土からハワイに向け、大量の戦車や歩兵を載せた輸送船が出航するのを情報部が確認した。



大日本帝国には少し弱点がある。

それは、アメリカと違い海兵隊を保有していないことだった。


これまでは島への上陸などはあまり行われなかったため、必要とされてこなかった。

しかし、戦場が変われば軍隊も変わる。

重要なのは大事な島を早く確実に占領し、守り続けるということだった。


これを海軍内で提案したところ、なんと陸軍から歩兵2個師団の提供を受けることになった。

陸軍と海軍の仲は良好で、この話もすぐに現実となった。


その部隊は海軍陸戦隊と命名され(自分で決めたんだけど)訓練が始まった。

その訓練は宣伝も兼ねて千葉県の九十九里浜で行われることとなった。

まずは戦艦や航空機による攻撃を加え、海岸に上陸用舟艇に乗った海軍陸戦隊が上陸。

戦車や装甲車をはじめとした地上兵器で速やかに海岸に陣地を構築する。

実に見事な訓練だった。


海軍でも海軍陸戦隊支援のため、新たな兵器の開発が始まった。

重巡の船体をベースにし、機銃や高角砲を残らず取っ払い、長距離砲撃用の砲を積めるだけ積んだ。

 

また、上陸支援のための新型航空機が開発された。

零戦の機体の下部に装甲を施し、地上からの対空砲火による墜落を避け、機銃は20ミリ機銃を外し、代わりに12ミリ機銃6丁を搭載した


さらに、一式陸攻の下部に15ミリ機銃の銃座を5基取つけ、翼下に火炎爆弾ナパームのパクリ

をぶら下げた。



ハワイ上陸作戦が始まろうとしていた・・・



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ