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僕は海軍総司令官  作者: パイン
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ー真珠湾攻撃ー

遂に実行された真珠湾攻撃!大和型空母武蔵率いる部隊が攻撃を敢行!これを受けたアメリカ、太平洋艦隊は壊滅し!?

1941年12月12日

ハワイ 真珠湾沖 潜水艦伊18


「こちら伊18。真珠湾沖に到達。湾内には敵戦艦、巡洋艦が多数。しかし空母は見当たりません。」



潜水艦からの報告では、まだ空母は出てきてないとの事だった。やはり、偵察もなしに攻撃は命取りになるな。こうなったら意地でも空母を出してやる。





アメリカ海軍太平洋艦隊


「隊長!暗号文をキャッチしました。日本軍のものです!」

「なんだって!?読め!」


「帝国海軍は正月明け、フィリピンへの攻撃を開始する。だそうです。」

「させるか!至急空母艦隊を真珠湾に引っ張って来い!」



1941年 12月28日 ハワイ真珠湾沖 同潜水艦


「艦長!洋上が騒がしくなりました!大型艦が多数!!」

「なんだって!?潜望鏡深度まで浮上!のぞけ!」


日本 大本営


「長官!出ました!」

いきなり無線員が僕の部屋に入ってきた。それも、かなり慌てている。

「なんだ!?何事だ!?」

すると

「潜水艦伊18から緊急電です。『我真珠湾内に敵空母3隻を確認。空母は、エンタープライズ、ヨークタウン、ワスプと思われ、艦上に多数の艦載機を確認セリ』とのことです。」

かかった!アメリカ海軍の主力のお出ましだ!

「了解!至急北海道に待機中の空母機動部隊に打電せよ。『敵空母出現にて空母部隊は直ちに出撃。全航空機にてこれを撃滅せよ。皇国の興廃この一戦にあり各員一層奮励努力せよ』至急だ!」


遂に太平洋戦争の火蓋が切って落とされた。



1941年30日ハワイ沖


「全機発艦せよ!」

赤城、加賀、蒼龍、飛龍、武蔵からなる主力空母部隊から次々に発艦していく航空機を見上げ、南雲忠一中将はさも満足気だった。こうして


零戦 140機

97艦攻 180機

99艦爆 160機

の戦力が一路、真珠湾へ向かった。


真珠湾レーダー基地

「隊長!レーダーが大編隊をキャッチしました!ジャップでしょうか?」

「いや、やつらは航空機など使わんよ。増援だろう。」


ドオオオオン


「何事だ!?」


「左舷に被弾!攻撃です!」



「正面!敵空母エンタープライズ!爆弾投下!」

ドオオオオン!!

突如、洋上の城に大穴が空いた。それを無数の水柱が包む。次の瞬間、そこには鉄塊が水中に沈んでいた。

また、飛行場も無事では済まなかった。燃料、弾薬庫に250キロの火薬の塊が落ちて来た。まるで地獄のような光景があちこちで繰り広げられていた。この日の米軍の損害は


空母3隻沈没

戦艦5隻沈没

戦艦1隻大破

重巡洋艦15隻沈没

駆逐艦6隻沈没

航空機872機撃墜・破壊


ここに、事実上アメリカ太平洋艦隊は壊滅した。

そしてオランダ領であったマレーシアへの攻撃も成功。ここにアジア解放宣言が発令された。


一方、勝利に舞い上がる大本営では


今回の攻撃でアメリカは壊滅的な打撃を受けた。そして今送った停戦書にサインさえすれば、この戦争は20世紀最短の戦争として終わるだろう。条件は


・満州国の認可

・石油輸出の再開

・インドネシアを日本が現地政府と共に治める


と言ったことが書かれている。後はアメリカの出方を待つだけだ。


しかし、そう事がうまくいくはずがなく。


「今日は屈辱的な日である!我が合衆国が日本からの奇襲を受けた!我々はこれに断固対応する!『リメンバー!パールハーバー!』」


ミッドウェー島

太平洋艦隊がやられた今、残されたB25飛行隊は完全に孤立していた。そして、そこに大規模な上陸作戦が実行され、ミッドウェー島は占領された


これでもまだ停戦協定を結ばないなら、次はハワイを手中に収める!!!








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