表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
陽々廻る  作者: NARI
1/1

日常に潜む意味と無意味

今夜もまたここにいる。


いや、何もこれはファンタジーだとか、ハードボイルドな物語でもなんでもない。


なんて事はなく、ただの日常の手記のようなものだ。

《ここ》とは《我が家の寝室》であり、《深夜1時》であり、また1日が終わったなと思う《心の置き場》である。


確かに日々に変化はある。

先に伝えておくが、悲観や不満は殆どない。


一般論で抜きん出て恵まれた状態でもないが

多角的価値観の基、恐らく私がたまたま幸運なのだろう。


強いて言うなら、不安はあるが、それは自分の身を案じるものではない。

両親や、周りの大切なものをそのうち失う事に対する不安である。


あけすけに言えば自分こそが1番大切であり、自分などは最もどうだって良い。

どうにでもなるのだ。自分は。


どうにもならぬのは周りの事象である。

そしてそれもまた《自分の一部》なのだと自覚する。


30年と少し歳を重ねた。

新たな元号と共に生を受け、つい最近新たな元号に切り替わると間もなく、世界は色を変え始めたのだ。


それは主観的にも、客観的にもだと思う。


しかし、それがどうだというのか。

個人的には心底興味がない。


そんな事を文字に起こしながら、《今夜のこの場所》に別れを告げる。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ