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魔王様の温泉宿  作者: ヤノト
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1.魔王誕生

 俺が目覚めたのは周囲を石で囲まれた部屋の中だった。

 周囲を見渡すが何も無い。

 出入り口すら見つからないその部屋を調べていると突然頭の中に声が響く

「皆目覚めたか、我は魔神。

 皆を作り出したモノだ。

 皆にはこれより財を競ってもらう。

 金銀財宝から鉱石に才のある者。

 種類は問わぬ、皆には価値のあるモノを集めてもらう

 拒否は認めぬ諸君ら108名で誰が一番財を集めれるかそれを観て楽しませてもらう

 ルールについては皆の今いる部屋にあるオーブから確認するといい

 諸君らの奮闘に期待する。」


 頭の中に響いていた声が遠くなり、そして聞こえなくなる。

 そして部屋の中央にオーブが出現する。


 俺がオーブに触れるとオーブは俺の体の中に溶けるように消える。

 そして頭の中に忘れていたことを思い出すかのように知識が伝わってくる


 参加者は魔王108人、種族は人型種族からランダムで模している。


 各魔王は好きな場所にダンジョンを構築しそこを拠点として活動を行い競い合う。


 ルールは先ほど魔神を名乗る奴が言っていたとおり財を集め、財毎に設定されたポイントの合計で順位づけされる。


 ただし、金銀財宝などの物体的な財のポイントは変動性になっており基本値に加え魔王全体での所持数がに対し加点があるらしい、つまり他が大量に持ってると金は基礎ポイントに些細なポイントとなり、他が持っていなければそこらの石1つで金でできた城以上のポイントとなりえるということらしい。


 人材に関しては自分で召喚、作成した魔物の強さ、数、知識などから1体1体に対してポイントが付く雑魚を大量に用意してもいいが、素の基礎ポイントが無いため、飯代だけを浪費する金食い虫になりかねない。


 魔王に対して手傷を負わせることは魔王本人、モンスター、直接的、間接的関係なくできない。

 また、別の魔王の手勢がダンジョンにいるときに限り全てを捨ててランダムワープを行うことができる。

 ランダムワープを行った場合はダンジョン、モンスターの所有権は破棄される。


 それ以外にも、一般常識などの生活知識、ダンジョンの構築手段、生物生成の魔王としての知識が伝わってきた。


 現在の順位 55/108位

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