ただ、君を、守る(夏のホラー2012)
窓から薄いカーテンを通して、日差しが部屋の中に届く。夏の朝は早い。
僕が目を覚めると、ベッドの横の彼女も目を覚ましていた。いつだって、彼女の目覚めは僕よりも早い。「僕の寝顔を見るのが好きだから」彼女は僕にそう告げた。
僕は彼女の黒くて長い髪をなでる。輝くような漆黒の髪。初めて会った時から印象的で僕を魅了したその大きな瞳には、僕の顔が映っている。僕は彼女にそっと口づけをする。彼女は嬉しそうに微笑んでくれる。そんな笑顔を見ていると、僕の表情も緩んでくる。
このまま二人きりの優しい時間を過ごしていたい。でも、そうも言っていられない。仕事がある。週末になるまで二人でゆっくり一日を過ごすのはお預けだろう。
思えば、彼女に出会う前は何の刺激もない、同じことの繰り返しの毎日だった。ただ起きて、会社に行って、帰宅して、食事をして、寝る。それだけの生活だった。同じ一日がぐるぐると繰り返される。だが、彼女の存在を知り、少しずつお互い打ち解けて、そして恋人同士になると、人生が変わった。彼女と一緒だと、昨日と同じ今日は存在しなかった。明日、彼女とともにどんな一日になるかが楽しくてならなかった。まるで生まれ変わったような気持だった。
僕がスーツに着替えて出かけようとすると、彼女は決まって悲しげな表情を浮かべる。彼女は低血圧で朝が弱い。ベッドの中でまどろむのが好きなんだ。彼女のそんなところも好きだった。僕は彼女を抱きしめ額にキスする。
「大丈夫、ちょっとの間出かけるだけだから」
そう言うと、彼女は安心したように笑顔を浮かべる。
彼女は大学生で今は夏休み。朝のラッシュですし詰めになることもなく、うらやましい身分だ。もっとも自分も学生のころは同じような生活だったのだが。
「だれが来ても開けてはだめだよ」
僕はドアから出る前に振り返り、彼女に伝える。
彼女と付き合い始める前から薄々感じていたのだが、どうやら彼女を狙っているものがいるらしい。彼女は僕を心配させまいとはっきりと答えることはなかったが、どうやら、彼女の父親の借金が原因で、その筋の連中が彼女を狙っているらしい。だが、そんなことで僕の彼女に対する気持ちは決して揺らがない。僕は何があっても彼女を守ると誓った。本当に愛し合う二人の間では、こうした逆境は愛を強める。彼女との日々を奪う者を許すことなんてできるわけがなかった。例え相手が何者であろうとも。
僕はいざという時に彼女を守るためナイフを買った。長さは10センチ強。細い刀身を上下にはさむバタフライナイフだ。僕はズボンのポケットに忍ばせてあるナイフを確認した。もちろんこんなもの使わないに越したことはないが、彼女を守るためだったら、僕は何でもやる。
本当は部屋を離れたくない。ずっと彼女の傍にいて彼女を守っていたい。でも、僕がそういうと彼女は決まって悲しい表情を浮かべる。
「私のためにあなたの人生を駄目にしたくないから…」
彼女は悲しそうにそう訴えかけた。彼女もまた、僕のことを大切に思ってくれている。
部屋を出るとじめっとした暑さが押し寄せてきた。部屋の中はよく冷房がきいていたために、夏の暑さは一層堪えた。僕はマンションの廊下を歩きながら、1階を見下ろした。僕の部屋は5階。見える景色はいつものとおりだ。通りを歩くOL、ゆっくりと歩く老人、小さな子供を乗せた自転車の母親。特に怪しい姿は見かけない。だが、決して油断はできない。
階段で一気に一階に下りる。今まではずっとエレベーターを使っていたが、今では健康のために階段を使うようになっている。それも彼女がそのようにしていたので僕もそれに合わせたからだ。
僕は自動ドアを通り、マンションの外に出た。朝から日差しが強い。僕が駅の方に向かおうとしたときそれが目に入った。
マンションの横には駐車場がある。10台くらい駐車できるスペースがあるが、今は3台の車が止まっている。そこに普段は見ない男がいた。
40代くらいの中年男と20代くらいの若い男。両方ともスーツをきている。この朝のあわただしい時間から何をするわけでもなく、だが、その鋭い視線と険しい表情で周囲の様子をうかがっている。その様子から、二人がただのサラリーマンではないことは明らかだ。彼女を見張っているのかもしれない、だが、それは考えすぎかもしれない。
僕と彼らの視線が一瞬交差した。僕はすぐに視線をそらすと、駅へと向かった。彼らに問いただすことも可能だが、わざわざこちらから積極的に危険を引き寄せる必要はないだろう。
通勤電車の中、二人の男たちのことが頭を離れなかった。しかし、考えても何もいいことはない。僕は彼女と初めて会った時のことを思い出そうとした。同じマンションの同じ階に住んでいる僕と彼女。たまたまいつもより少し早い時間に部屋を出た僕は、同じタイミングで部屋を出る彼女を見た。その時はお互い軽く会釈するだけだった。でも彼女を見た瞬間、僕は稲妻に打たれたような強い衝撃を受けた。
それは今までの出会いと明らかに違っていた。出会いはほんの少しの偶然だった。同じマンションに住んでいるとはいえ、むしろ会ったことのある人の方が少ない。隣にどんな人が住んでいるのかもわからない。だから、僕と彼女の出会いは神様のくれた贈り物だったのだろう。
「関根主任、最近、いつも笑顔ですね。何かいいことがあったんですか」
仕事の最中、パソコンに向き合っていた僕に、後輩の高木さんが声をかけてきた。高木さんは3年前に入社した若手の女性職員だ。
「えっ、そうかな。僕はいつもどおりだよ」
「本当にそうですか~」
高木さんは周りと打ち解けるのがうまい。僕ともこうしてフランクに言葉を交わす。
「関根は最近彼女ができたんだよ」
同僚の木田が会話に加わってきた。
「えっ、そうなんですか。おめでとうございます」
高木さんはそう言って笑顔を浮かべた。しかし、その笑顔とは裏腹に、その眼の奥には別の感情が垣間見られたような気がした。
「しかも、これが19歳の女子大生らしい」
「19歳ですか。それって犯罪じゃないですか」
「なんで犯罪なんだよ」
「関根主任って確か三十歳ですよね。年の差カップルですね」
「まったく、まじでうらやましいな。10代なんて」
「何言っているんですか。木田主任だって奥さんいるじゃないですか。奥さんに言っちゃいますよ」
「いや、それは勘弁してくれ。それにしても19歳か。もしかしてゲームの話とかそういうオチじゃないだろうな」
「そんなことあるか。ちゃんとリアルな彼女だよ」
僕が笑いながら言うと、高木さんは先ほどまでの笑顔を消して真顔で僕のことを見ていた。
「どうしたの高木さん?」
「もしかして、その彼女って、長い黒髪で清楚な感じの女性じゃないですか」
高木さんは表情を変えずそう言った。僕は驚いた。彼女の印象はまさにその通りだったが、彼女のことはまだ誰にも詳しく話していないし、写真を見せたこともなかった。
「なんで、そんなこと知っているの」
僕は恐る恐る高木さんに聞いた。
すると、高木さんはくるっと表情を変え、また、笑顔を浮かべた。
「だって、スーツの肩のところに長い髪の毛がついてますよ」
確かに長い黒髪が2,3本ついていた。今日着ているのは明るいグレーのスーツなので、黒い髪は少し目立った。
「まったく、お前、わざとやっているんじゃないだろうな」
木田は少し口をとがらせて言った。
「そんなわけないだろう」
僕はそう言いながら、そっと肩を払った。
高木さんはまた真顔に戻ってつぶやくように言った。
「私も早く彼氏作りたいな」
6時になった。俺はすぐに席を立つ。最近はほぼ毎日定時で帰る。その分、仕事時間中には集中して自分の仕事は終わらせているので、上司も特に何も言わない。
「今日も早いな」
木田はにやけながら言った。別に嫌味ではないようだ。高木さんも「お疲れ様でした」と僕に声をかける。その表情はにこやかであったが、その目に少しうらましげな色が映っていたように感じたのは気のせいだろうか。
会社から家までは1時間ほど。家の近くの駅からは速足でマンションに向かった。
マンションにたどり着くと、今朝、出かけるときに見た二人組のことを思い出した。周囲をうかがったが、特に怪しげな人影はなかった。僕はほっと息をついた。
エレベーターを5階で降りるとそこは長い廊下になっている。僕の部屋は右端の501号室。彼女の部屋は左側の506号室。僕は何の気もなしに左の方に視線を向けた。そこには見たくない人影があった。男二人組。ちゃんと顔を見たわけではないが、きっと今朝の奴らだ。彼女の部屋506号室の前に立っていた。マンションの中にまで入ってくるなんて。
僕は彼らと一瞬目があったが、そのまま廊下を右に行き、速足で自分の部屋に向かった。
二つの足音が聞こえてくる。僕はカバンの中に手を入れ、手探りで鍵を探す。いつもなら簡単に見つかるのに、こんな時に限ってなかなか見つからない。
足音が近づいてくる。そっちの方を見る気もしない。やがて手がカギに触れた。すばやく鍵を取り出すと、鍵穴に差し込み回す。そして、素早くドアを開けると、そのまま中に滑り込んだ。すぐにドアを閉め、鍵をかけ、ドアチェーンをかける。
ふ~っ。僕はほっと息をつく。
「どうしたの?」
僕を待っていた彼女は、驚いたような表情を浮かべている。
「何でもないよ」
そう言いながらも、我ながら下手な言い方だったなと思う。彼女の驚きの表情は消えない。
「もしかして、あの人たちが来たの?」
「来てないよ!」
思わず僕は強い口調で言った。すると彼女がおびえた様な表情を浮かべた。僕はすぐに後悔した。
「ごめん。驚かすつもりはなかったんだ」
僕はそういうと彼女に近づきそっと抱き寄せた。
彼女はうつむいていた。
あいつらは間違いなくまともな職業の男たちではない。たぶん暴力団とかその関係で、彼女から父親の借金を取り立てようとしているのだろう。でも、学生の彼女がそんなお金払えるわけがない。ならばどうなるか。彼女は風俗にでも売られるのだろう。こんな綺麗で清楚で純真な僕の彼女が金で男に買われるなんて、そんなこと絶対にあってはならない。彼女は絶対に僕が守る。
ピーンポーン
静かな部屋にインターフォンの音が鳴り響いた。
僕も彼女も何も言わない。
続けて2回3回とインターフォンが鳴らされる。僕が部屋にいることはばればれなので、下手に居留守を使った方が不自然だろう。
僕は彼女の目を見て言った。
「僕が対応するけど、君は絶対に顔を出してはいけないから」
すると彼女は伏し目がちの表情を浮かべた。
「これ以上、あなたに迷惑はかけられません。これは私の問題ですから」
「君の問題は僕の問題だ。君がいなくなったら、僕は生きてはいけない。だから黙って僕の言うことを聞いて。それにまだ、君がここにいるってやつらにばれたわけじゃないんだから」
僕は彼女を安心させるために笑顔を浮かべた。その笑顔はたぶんぎこちなかったのだろうが、そんな表情を見て、彼女も無理に笑顔を作った。
僕はドアに向かった。のぞき穴から見てみると、やはり先ほどの男二人が立っていた。僕はポケットの中にナイフが入っていることを感触で確かめ、そして、いざという時にすぐに警察にかけられるように携帯を胸ポケットに入れた。
ドアチェーンがしてあるのを確認すると、鍵を開け、ドアを少し開いた。
すると、若い男が、ドアの隙間から顔を覗かせた。
「安西加奈という女を知っているか」
単刀直入な質問だった。
「いえ、知りませんが」
「本当に知らないのか。こういう顔をしているんだが」
男は写真を取り出した。そこには、今、部屋の奥で息を殺している彼女の姿が写っていた。
僕の心臓の鼓動が早くなった。もしかしたらただの勘違いかもしれないという淡い期待も抱いていたのだが、現実となってしまった。
「いえ、見たことないと思います」
「そうか」
男は写真をしまった。
「ところで、あんた一人暮らしか」
「そうですが、それが何か」
「その靴って、女のものじゃないか」
足元には僕の靴とそして明らかに女物とわかる靴が置かれてあった。
しまった。隠しておくのを忘れた。だが、僕は心の動揺を表に出さないようにふるまった。
「今、妹が来ているんです」
「ふ~ん。だったらその妹とも話をさせてくれないか」
「妹は風呂に入っていますので」
「そうか。それにしては何の音もしないようだが」
男はあからさまに不審な表情を浮かべた。
「ところで、中で話をさせてもらえないか」
男は刺すような視線で言った。
「断ります。帰ってください」
「すぐに終わるからさ」
中に入れたらそれで終わりだ。
「だから断る。早く帰れ」
僕の口調が厳しくなった。それを聞いた男の表情も強張んだ。すごむような表情。その表情から、こいつは人の人生なんてどうでもいいと思っている奴だと感じた。
その時、若い男は後ろを向くと下がり、今度は中年の男がドアの隙間から顔を覗かせた。中年の男は柔和な表情を浮かべていた。
「お騒がせしてすみませんがこれも仕事でして。すぐに終わります。ほんの3分ですみますから」
「ですからお断りします。他人を部屋の中に入れるつもりはないですから」
「そこを何とかお願いできませんかね。我々がその気になれば無理にでも入ることはできるんですが、こちらもあまり手間をかけたくないんですよ」
男の表情はあくまで柔らかかったが、その目は笑っていなかった。
その時、部屋の中で何かが床に転げ落ちる音がした。その音を目の前の男は見逃さなかった。
「今、何か音がしましたよね。妹さんは確かお風呂に入っていたはずですが」
まずい。僕は激しく動揺した。
「いや、別に何でもないですよ」
「先ほどから気になっていたのですが、お風呂って向かいのその扉の奥ですよね。先ほどから電気がついていないようなのですが」
僕の部屋の風呂は曇りガラスで仕切られている。電気がついているかどうかは見ればすぐわかる。
「そんなことは、ないと、思いますが」
僕には振り返って確認する余裕はなかった。
「大丈夫ですか。何か顔色が悪いですよ」
中年の男は僕の顔を覗き込むように言った。
もう限界だ。
僕はドアノブを掴むと、ドアを閉めようとした。だが、閉まらない。男の足がドアに挟まっている。
「痛たたっ。って嘘ですよ。この靴、金属板が入っていて、ドアに挟んでも大丈夫にできているんですよ。そんなに嫌がらないでください。それとも何か隠しているんですか」
男の表情から先ほどの柔和な表情が消えた。刺すような視線が僕の目を捉える。その後ろから若い男も同じような表情で黙って僕の顔を見ていた。
「帰れって言っているだろ!」
僕はポケットからバタフライナイフを取り出すと、中年の男の肩に突き出した。ナイフの剣先は男の肩をかすった。
さすがに男も突然の僕の行動に驚いたのだろう。後ろに退いた。僕は急いでドアを閉め鍵をかけた。
僕はあわてて携帯を取り出した。警察にかけるためだ。だが、動揺して携帯を落としてしまった。拾ってかけようとしたが、警察の番号が思い出せない。
僕が部屋の奥に行って彼女に聞こうとしたが、そこで彼女がベッドの下にいることに気が付いた。その表情は青ざめている。
「加奈。大丈夫か」
先ほどの男たちとのやり取りがショックだったのだろう。加奈は何も言わない。
くそ、加奈にこんな思いをさせるなんて、あいつら絶対に許さない。
ピーンポーン
またインターフォンだ。今度は出るつもりはない。ドアノブが回される音がした。しかし、鍵がかかっているので当然開かない。開かないはずだった。だが、かちっという音がすると、開かないはずのドアが開いた。そこには先ほどの男二人が立っていた。
男たちは僕を見ると、すぐにつかみかかってきた。僕はナイフを構えて男たちに向かい合う。若い男が近づいてくると、僕はナイフを振り下した。男は後ろに引いてナイフを交わすと、すばやく僕に近づき、ナイフを握っている僕の手を掴んだ。
すごい力だ。そして僕の腕は外側にねじられた。腕の痛みに耐えきれず、僕は握っていたナイフを放してしまった。男は僕の後ろに回り、僕を羽交い絞めにした。
「放せ!」
僕が叫んでも男の力は緩むことはなかった。僕の視線の先には中年の男が立っていて、その男はまっすぐに加奈を見ていた。加奈は声一つ出せずに、おびえた表情を浮かべていた。
「加奈に手を出すな!」
若い男も加奈を見ていた。おそらく標的を見つけた安心感からだろう。僕を捕えていた力が少し緩んだ。その隙に僕は男の手を引きはがし、加奈を抱きかかえた。
加奈は小さくとても軽かった。加奈は僕が守らなければならない。こんな奴らに渡すわけにはいかない。
男二人は一瞬行動をためらった。こんな連中でも僕たちの愛の深さが分かったのだろう。だが、それも長くはなかった。二人は視線を合わせると行動に出た。一人は僕の背後に回り、また、僕を羽交い絞めにした。もう一人は加奈を僕から引き離そうとした。
加奈は僕の手の中からむりやりに引き離された。
加奈は声を上げなかった。自分の運命を受け入れるかのように、その表情には悲しげな笑顔が浮かんでいた。
「ありがとう。もう、あなたの重荷にはなりません。さようなら」
加奈の表情に浮かんだその悲しい笑顔を僕は一生忘れられないだろう。
「加奈あああぁぁぁ!!!」
その場で床に押し付けられた俺は、かけがえのないものを暴力により奪われる、自らの無力さに絶望していた。
その夜、一人暮らしの高木さんは、ビールを飲みながらたまたま9時のニュースを見ていた。
「今入ってきたニュースです。本日7時ころ、マンションの一室から切断された死体が見つかりました。警察では、数日前から連絡がつかなくなり家族から捜索願いが出されていた安西加奈さん19歳とみて調べを進めております。
発見場所は安西さんの住むマンションの同じ階にある別の部屋で、警察ではこの部屋に住む関根幹久30歳に事情を聴く方針です。関根容疑者は捜査員にけがをさせたということで、現在、傷害の現行犯で逮捕されておりますが、殺人及び死体損壊の容疑で調べを進めていく方針です。
安西さんの体はばらばらに切断されており、冷蔵庫に保管されていたとのことです。しかし、その頭部については部屋の中に放置されていた模様で、ベッドの上から安西さんの髪の毛が多数みつかっており、関根容疑者は遺体の頭部と添い寝をしていた模様です。
なお、関根容疑者は逮捕後も意味不明なことを叫んでいるとのことです。安西さんは以前からストーカー被害に悩んでいると周囲の友人に相談しており、事件との関係についても捜査中です。
さて、次のニュースです」
字数制限(8000字)があるので、ぎりぎりまで削ったよ