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200文字小説

アイス(200文字)

作者: うわの空

 溶けないアイスが発売された。

 常温で何時間放置しても全く溶けず、冷たさも保たれたままだという。


 今日、早速買ってきた。見た目は普通のバニラアイスだ。

 試しに4時間ほど放置してみたが、溶けなかった。



 私は感心しつつ、一口食べた。お、冷たい。




 しかし、口の中に入れても溶けない。




 私はアイスを噛んだ。粉々になったアイスが舌の上をざらざらと転がる。


 消しゴムを食べてるみたいだ。



 ああ、アイスは溶けるからアイスなんだ……。

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― 新着の感想 ―
[一言] うぉ……最後の二文で納得させられてしまった……(笑)
2011/07/29 15:45 退会済み
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[一言] 初めまして、冬馬と申します。 ああ、アイスは溶けるからアイスなんだ……。 ↑このセリフですべてが決まりました。溶けるということがアイスである意味。 それの短所もそれの特徴の一部であるんだなぁ…
2011/07/25 10:59 退会済み
管理
[良い点] わかりやすい。 [一言] 真理ですねぇ……(笑)
2011/07/25 10:44 退会済み
管理
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