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第1話 追放された後

「なんか最近お前が居る理由が分かんねぇわ」

薄暗い部屋で椅子に座り、俺の存在理由が分からないと言うパーティーリーダーであるカルゲ

「何言ってるんだよ、カルゲ俺はパーティーに貢献してるだろ」

「いや、俺はお前が貢献してるとは到底思えねぇな。ってことでお前今日でクビ好きに生きて良いぞ」

「あぁ、それが良いな」

他の仲間達もそれに頷き、俺はクビを余儀なくされた

「はぁ…クビにされたら何して生きれば良いんだよ、まぁ生憎何でもできるから困りはしないけど」

夜の薄暗い道を通ってどこかの宿に向かっていると

「やめてください!」

どこからか女性の叫び声がして、俺は振り返る

「良いじゃねえか、ボスがお呼びなんだ感謝しろよ」

明らかに嫌がってる女性とガタイの良い男が女性の腕を掴んでどこかに連れて行こうとしている

「おい、やめろよ女性が嫌がってるだろ?小学生でもやめることだぞ」

「なんだてめぇ?よくそんなヒョロい見た目で言ってきたな!」

いやまぁ昔からヒョロいのは事実だけどさ、そんな真正面から言われたら流石に傷つくな…

「はぁ仕方ない。__メイス」

俺は魔法を発動させ男を宙に浮かせどこかに放り投げる

「て、てめぇ!ふざけんなよ!」

馬鹿なのか?力の差は明白だろ、脳みそが獣なのか?

壁に激突した男は痛がりながらもこちらに襲い掛かりに来る

「すみません、こちらの男性と接点などはありますかね?」

「い、いえ!さっきいきなり話し掛けられて」

驚きの表情を浮かべた女性に問いをかけると答えてくれた

なんだ…ナンパか

「なるほど、分かりました。__ディルス」

「お、お前…一体…何者だ?」

身動きが取れなくなった男は驚きを隠せず俺に質問を掛けてくる

「何者か…そうだな〜これから人生を楽しく暮らす人だな」

「な、なんだよ…それ」

「まぁ良いだろ?後はお前を捕まえてもらったら終わりだな」

魔法を解くと男が急いで逃げて行った

逃げたか…諦めるかと思ったけど、まぁいっか

「あ、ありがとうございます!本当になんてお礼を言っていいか」

「いえ、大丈夫ですよ。あのくらい」

女性を方を向くと女性は涙を浮かべ感謝を伝えてくる

「じゃ、俺はこれで」

立ち去ろうとすると女性は俺の手が握り

「ぜ、ぜひお礼を!よ、よかったらご飯はどうですか?まだ、食べてなかったらご飯を…」

別にお礼はいらないんだけどな〜まぁでもお腹空いたし、断っても悪いし行くか

「じゃあ言葉に甘えて行かせてもらいましょう」

「は、はい!行きましょう!」

女性は子供のように喜び、手を引っ張ってどこかに向かっている途中

「そ、そういえば!まだお名前を名乗ってなかったですね…私はクリス・マレードです!ぜひクリスとお呼びください!」

「クリス…良い名前ですね。ではクリスさんご馳走になります。そして、俺はリヴェンよろしくお願いします。」

「リヴェンさんですか…ってあれ?リヴェンって確かあのバルクスパーティーの…」

あ〜やっぱバレるか…しょうがないよな、まぁ隠さないでいっか

「えぇ、バルクスパーティーのリヴェンで合ってますよ。まぁ訳あってクビになりましたけど」

「えぇぇぇぇぇ!クビになった!?リヴェンってバルクスパーティーの中でも実力は上位のはずですよね?」

「リーダーからさっきクビ宣告されたので、これからはまぁ楽しく生きていこうと思ってますよ」

驚きを隠せないクリスは何やら焦った様子でポケットから紙を取り出し何かを書いている

「これは大ニュースです!とてつもない記事が書けそうです!」

あれ?この人もしかして新聞経由の人なのか?ま、まぁ遅かれ早かれバレるか発表されるし仕方ないか

「クリスさんって新聞経由の人なんですか?」

「はい!子供の頃から夢見ていて昨日ようやく受かったんです!」

「そ、それはよかったですね…」

この人凄いな…まるで子供を相手にしてるみたいだ。

そして、十数分話しながら歩いてると

「ここです!私のおすすめなご飯屋さんです!」

なる、ほど…ここが…

クリスのおすすめなご飯屋は全体的にボロボロで今にも崩れそうな所だった

「ま、まぁ見た目はあれですけど、本当に美味しいですから!」

「え、えぇ期待しておきます」

本当に大丈夫なのか?客はおろか明日も続けられるか心配なんだが

「おじちゃ〜ん!二人でいつものお願い!」

「お〜クリスちゃん来たのかい、おや?その方は?」

「え〜と、私がナンパされたのを助けてくれた人!」

めっちゃ親しげに話すな…それ程仲が良くて常連なのか

「それはありがとうございます。クリスちゃんがいなくなったら常連客がいなくなっちゃうよ」

え?クリスさんって看板娘的な存在なのか?

「い、いえ当然なことをしたまでですから」

「本当ありがとうございます!リヴェンさん!」

「元気が良いね〜いつも二つね分かったよ〜」

「リヴェンさん本当にここ美味しいからね!リヴェンさんもビックリすると思うよ!」

「なるほど…」

見るからにラーメンっぽいなでも、ボロボロな見た目とは裏腹、湯切りの手際も良いな。これは本当に期待できるかもな

待つこと十数分

「お待たせ!たらふく食べな!」

「わ〜い!ありがとおじちゃん!」

「いただきます」

俺は箸で麺を掴み口に入れると

「う、美味い…今までの中で一番美味しい」

「でしょでしょ〜おじちゃんのラーメンは世界一だからね!」

「そう言ってもらえて嬉しいよ」

店主は優しい微笑みでそう言った

今日から余裕があるときに書いていけたら良いなと思っております。今後ともよろしくお願いします!

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