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64.夏空で、君と輝く



 ――私が恋をした人は、クマのぬいぐるみでした。

 自分で動くことはできなかったけど、人間並みの感情を持っていた。


 ……でもそれは、もう過去の話。


 『もう二度と美心を悲しませない。約束するよ』

 

 言葉で、視線で、ぬくもりで、いまは全ての感情を伝えてくれる。

 もう、心を置き去りにしないし、意思を大事にしたい。


 笑顔を繋いでいく夢も。

 願い続けた希望も。

 眩しく輝いている。

 

 これからも人々に愛され、人との繋がりを紡いでいく。

 

 ――それが、君の希望。


 私は君と出会えた奇跡に感謝しながら、お互いの夢を少しずつ育てていこうと思う。

 

 君が必要だから。

 


 君が繋ぐ未来には、笑い声が溢れ、人々の温もりが広がる。

 小さな希望も大きな夢も。

 一つ一つが光となり、誰かの背中をそっと押す。


 そんな未来が、少しでも温かいものになりますように。


 

 【完】



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