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『あざと可愛い』姫勇者さま! ~元悪役令嬢の彼女が俺(モブ)の事を好きすぎる!?~ 2話

1話 → https://ncode.syosetu.com/n6367im/15/

<姫勇者エリカ視点>


 鏡に映る自分の姿を確認しながら、前髪のくせをゆっくりと整えていく。

 長く伸ばした金色ストレートの髪は、先端をふんわりと巻いておいた。

 首を揺らすたびに、ふわふわ、ふわーっと揺れていて、天使の翼みたい。


「うんっ! 今日も完璧!」


 鎧下のスカートの裾を摘まんで、くるっと回転してみる。

 ふわっと舞い上がるスカートから白いフリルが顔を覗かせた。

 さすが……聖女ヒロインのライバル、『悪役令嬢』。

 なんかもう完璧すぎてヤバイよね!?


「みてなさいっ! 今日こそ絶対、テオ君を落としてみせるんだから!」


 テオ君が聖女ヒロインに出会う前にね!


 ゲームの中のテオ君は聖女が好きだったわけだし。

 だったら、聖女と同じようにすればテオ君を落とせるっ。

 転生前の十六年と、転生後の十六年。合わせて三十二年の経験もかして、完璧な美少女になってやるわっ! ふふーん。

 前世の記憶をもとに書き出したノートを机から取り出して、私は大きく頷いた。


「今日は挨拶の練習からね。聖女ヒロインのやり方といえば、えーと……今日も会えて嬉しいですわ、テオ君っ!」


 少しうつむきながら、頬を染めて笑顔を作る。

 うん、かわいい。完璧。

 でもこれ会うたびにやってるし……。

 だったら、次は……。


「テオ君と一緒にいられる時間が、一番幸せですわ」


 今度は口元に手を当てて、はにかみながら視線を送る。

 あ……こ、これは……ちょっとあざとすぎるかな……?

 うーん……まぁいいか! テオ君はこういう女の子に弱いと思うしっ!

 でも、ちょっとインパクトは弱いかぁ。うーん、印象に残りそうなセリフっていうと。


「今日ね、夢にテオ君が出てきましたのっ」


 無理。無理無理無理無理むりぃっ!

 こんなの絶対無理。

 恥ずかしくて死にそう。顔が熱すぎて、真っ赤になっているのが分かる。


「も、もういっそ、セリフじゃなくて、シチュエーションで攻めるっていうのはどうかな?」


 腕を組んで考える。

 テオ君が好きそうな聖女とのシチュエーション、うーんうーん……。

 すると、頭の中に、とあるシーンが思い浮かんだ。

 それは、ヒロインの回想シーン。

 テオ君に気づかれないように後ろに回り込んで。それから……それから、それからっ!


「だーれだ? ――――うにゃああああああ!」


 だめーっ! こんなの絶対無理っ!

 叫びながらベッドに倒れこんで、枕に顔をうずめて足をバタバタとさせる。

 落ち着け私……!

 えーとまず、テオ君に気づかれないぎりぎりの位置でセーブをしといて。

 それで……よしっ、この作戦いけるっ!


「あの~、楽しそうに表情をコロコロ変えてお芝居をしている、お嬢様に申し上げますぅ~」

「……ふぇ?」


 ベッドの上で一人、悶えていると、後ろから聞き慣れた声が。


「その独り言のくせ ……いい加減にしないと、まるで変質者みたいですよぉ?」

「な、な、な、な、なんで、おねぇ……ロリーナが部屋の中にいるのよ!?」

「お姉ちゃんは、お嬢様の専属メイドですからぁ~、お側に控えるのは当然ですぅ~」


 振り向けば、メイド服を着た少女が立っていた。

 お団子にした亜麻色の髪に、ちょこんと乗ったメイドカチューシャ。

 彼女は私が幼いころから一緒に育ってきたメイドのロリーナ。

 昔は彼女のことをお姉ちゃんって呼んでたくらいに親しい人物だ。


「だからって、人の部屋の中に勝手に入らないでよね!」

「お部屋の外から声を掛けたんですけどぉ ……お嬢様が全く気付いてなかったので、お部屋の中に入っても問題ないと思いましてぇ~」

「問題あるわよ!」

「ですけどぁ~? 恋する乙女みたいな独り言を呟いていらっしゃったので、しばらくは邪魔しない方がいいかなって思ったんですけどぉ~」

「お、お、乙女だなんて! そ、そんなことあるわけないじゃない!」

「じゃあ、変態さんですねぇ~」


 もうもうー! 完全にバカにされている気がする!!


「な、なんとでも言えばいいわ! ――これは、世界を救う為なのっ!!」

「世界を救うですかぁ~? お嬢様の『恋』が?」

「恋!? か、勘違いしないでよね! 私は世界の為に、彼に振り向いて欲しいだけなんだからっ!」

「はいはい~。それはもう重々承知しておりますよぉ~」

「……な、なによぉ その顔」


 笑いかける顔がなんかすっごくむかつくんですけどぉー!?


「それでぇ~? 今度はどんな気を引くイタズラを考えたんですかぁ~?」

「イタズラって……いつも私がイタズラしているみたいに言わないでよ! これは、その……とにかく違うんだから!」


 そうよ。イタズラじゃない。私は彼に振り向いてほしいだけ。

 だって、私のこの『恋』は……。

 ちゃんとにもなるんだから。



◇ ◆ ◇ ◆


 ――――遠い前世の記憶。


「あーもう。なんでテオ君が攻略対象じゃないのよっ!」


 学校から帰った私は、ベッドに転がると、モニターを食い入るように見つめる。

 画面の中では、金髪のイケメン王子と栗色のくせ毛な魔法使いが戦闘を繰り広げていた。


『邪悪な魔法使いよ、これが正義の力だ!』

『くそ……俺はただ……ただ、聖女キミのことを……愛して……』

「あーもう、私がこの画面の中にいたなら、今すぐテオ君を助けてあげるのに!」


 結局、王子と聖女が聖剣の力で、魔王を呼び出そうとした魔法使いを倒してしまった。

 聖女は隣の王子に微笑みかける。


『あなたと一緒でよかったですわ……どうかこれからも私と一緒にいてください』

「何が一緒にいてくださいよ……はぁ~……何度見ても……最悪……」


 私は枕に顔を埋めると、足をバタバタとさせてもがいた。


 画面に映っているのは――恋愛シミュレーションゲーム。


 その名も“ドキドキ異世界冒険譚! ~恋する主人公は最強です!?~”。


 舞台は剣や魔法のファンタジー世界で、主人公が攻略対象と恋人になって、世界を救う今流行りの大人気ゲーム。

 男主人公だったら勇者。

 女主人公だったら聖女になる、ちょっと変わった恋愛ゲームで、女子だけじゃなく男子にも人気なんだよね。

 なんか先日、声優の生ライブイベントもあったらしいけど、私の推しは出てなかったからパスした。


「テオ君……テオくーん! こんなの可哀そうだよぉよおおおお……あんまりだよぉ!!」


 私の推し……魔法使い“テオ・コートナー”は、このゲーム屈指の不幸なモブキャラだ。

 王都に着いてすぐに幼馴染に裏切られて彼はパーティーを追放されてしまう。

 そこで助けてくれたのが聖女ヒロインだった。

 窮地を救ってくれた聖女にテオ君は惹かれていくんだけど、攻略キャラと恋に落ちていく聖女はテオ君を見向きもしない。……彼はどんどん闇に落ちていく。

 そしてついには魔王復活の儀式を始めようとするんだ。


 これまでの選択肢次第ではここで儀式を思いとどまってくれるときもある。

 でもたとえ思いとどまっても魔王は絶対に復活するし、テオ君は絶対に生き残らない。復活した魔王に食われるか、主人公たちに倒されてしまうかの違いだけ。


 不幸すぎるよおおおお。


「もういっそ……私が勇者になってテオ君を救ってあげたい!」 


 ゲームプレイヤーからの人気はほとんどない彼だけど……私は本当に好き。

 『不思議ダンジョン』の宣伝用ポスターで彼を見かけたとき、めっちゃテンション上がったもん!

 そして、ゲーム画面でテオ君が登場したときは嬉しかった!

 彼の優しい笑顔、困り顔、実は努力家なところ、不器用なところ……全部、全部、タイプで大っ好きで、もう運命じゃん! って思ったんだけど……。


「はぁぁあぁぁぁ………なんでテオ君攻略ルートがないんだろ……」


 もう何度目になるか分からないため息を吐くと、私はベッドから起き上がった。

 画面の中ではシーンが切り変わってて、金髪縦ロールの美少女がガチ恋距離アップで高笑いしている。

 あ―。私、この悪役令嬢ライバルの子、結構好きなんだよね。

 婚約者である王子様の為に小さい頃から努力していて、聖女ヒロインよりすごく一途で可愛い。

 恋敵になる聖女ヒロインに、いろいろ意地悪をしてくるんだけど……それって絶対浮気性な王子が悪いでしょっ!!


「このツンデレ悪役令嬢ライバルもさ、どうせ王子に婚約破棄されてざまぁされるんだったら、テオ君選べばよかったのに」


【エントリーを受け付けました】

「へ?」

【“ドキドキ異世界冒険譚!”の世界に転生できます。転生しますか?】

「ちょ、は? うそでしょ!?」

【この条件でよろしければ、今すぐ転生を開始します】


 突然聞こえてきた声に驚いて、画面を凝視する。

 するとそこには【エントリー完了】の文字が浮かんでいた。


「ちょっと待って、ちょっと待って! なによこれっ!!」


 私の声など聞こえないとばかりに、画面がまばゆい光に包まれた。

 その眩しさに目を覆いながら、だったら、と私は思った。

 本当に“ドキドキ異世界冒険譚!”の世界に転生できるなら。

 “テオ君が幸せになれますように”と……。

 そして私は――コントローラーを握りしめたまま『不思議ダンジョン』の世界に転生したのだった。


【どうかこの世界を救ってください】


 謎の女性の声が、最後に聞こえた気がした……。



◇ ◆ ◇ ◆


 ――――はぁぁぁぁ。


 あの時はまさか、自分が悪役令嬢ライバルに生まれ変わるなんて思わなかったけどね。


「あの~お嬢様? ぼーっとしてましたけど、また得意の妄想ですか?」

「違うわよっ! ちょっと昔を思い出してただけ」

「妄想じゃないなら、どんなことを考えてたんですぅ~?」

「ロリーナのばーか! いじわる! ぺたんこ!」

「あ、あ、それは禁句ですぅ~~!!」


 ロリーナが真っ赤になって目を吊り上げると、私の頭にチョップを落とす。

 私は頭を手で押さえながら涙ぐんだ。

 そんな私を見て、ロリーナが「ふふーんっ」とドヤ顔をしている。ひどい私……この家の長女だし公爵令嬢なのにっ。


「それで。ロリーナは私になにか用事があったわけ?」

「用事というかですねぇ、お迎えにあがったんですけどぉ~」

「お迎えって、今日何かあったっけ?」

「そろそろお茶会に出かける準備をしないと、間に合わなくなりますよぉ~?」


 お茶会……?

 はて、そんな予定入ってたかしら?


「はぁ~……うちのお嬢様は、普段は社交界の華ですのに、恋愛が絡むと“へっぽこモード”になりますねぇ~」

「ほ、ほんと失礼ねっ!」

「昨日なんてほら、帰ってくるなり真っ赤な顔をされていて~、本当に可愛らしかったですよぉ~」

「う、うるさい! もうっ! 忘れてよ!」


 だって昨日は……テオ君と……初めてのキス……。うううう……。

 思い出したら、また顔が熱くなってきた……。

 もうっ! なんでキスしただけでこんなにどきどきするのよっ! こんな顔誰にも見せられないじゃないっ!!

 もうずっと心臓がバクバク鳴ってて、息がうまくできなかったし。

 テオ君は覚えてないから、む、無効だけどねっ! 


「お嬢様は分かりやすいですねぇ~」

「な、なによっ! ニヤニヤして」

「なんでもありませんよぅ。さぁ、早くドレスに着替えてください~」

「まって、この格好を見て? これから冒険に出かけるんだってばっ! ――そういうことでお願いっ!」


 私は勢いよく手を合わせて、ロリーナにお願いした。


「…………もしかして、またですかぁ~」

「うん、そう! またなの!」


 今度は元気よく頷くと、上目遣いでロリーナを見つめる。

 ロリーナは、大きなため息をついて首を横に振った。


「お断りしま~すぅ!」

「えええええっ!? なんでっ!?」


 彼女は楽しそうに笑いながら、私の背中を押してクローゼットへと歩いていく。


「ううっ、どうしてよぉ~! いつも代わりに参加してくれるじゃん!?」

「どうしても、何も……今日のお茶会は王子様も参加されますし~。それに……」


 ロリーナは言葉を区切ると、私の顔をのぞき込む。


「こんなことばかりしてると、いつかは、公爵令嬢が冒険者をしてるってばれちゃいますよ?」


 そう言って微笑む彼女の瞳は笑っていなかった。

 怖い……めっちゃ怖いんですけど! その笑顔が怖すぎて、思わず身震いしてしまった。


「だ、だ、大丈夫よ、ロリーナ! 冒険者のときは雰囲気を変えてるからっ!」


 私はロリーナに向かって、びしっと指をさす。

 その指先を、彼女はしらーっとした顔で見つめた。


「はぁ~。お嬢様はご自身のことがお分かりになっておられないのですねぇ~」


 あれ? なんかおかしいこと言ったかな……? ……まぁいっか。私はこほんと咳払いをすると、言葉を続けた。


「とにかく今日は、テオ君を落とすための大事な日なの!」

「まったく……まぁいいですぅ」


 ロリーナは、また大きなため息をこぼすと諦めたように肩を落とした。


「ありがとう、だからお姉ちゃんのこと大好きなのよ!」

「くぅ、こういうときだけ“お姉ちゃん”はずるいですぅ。特別料金として流行りのスイーツを請求しますからぁ~」

「わかったわ! 今度、テオ君と一緒に行く予定の美味しいお店に連れて行ってあげる!」


 私は鞄からコントローラーを取り出すと、空中に浮かぶメニュー画面から“コピー”を選択した。

 目の前にいたロリーナの下にキラキラと光る魔法陣が出現する。


【保存されていた外見をコピーします】


 次の瞬間、目の前に現れたのは金髪の縦ロールに、碧い瞳をした愛らしいお人形のような顔立ち。

 前世のゲーム画面で何度も見ていた悪役令嬢が目の前に現れたのだった。


 ゲームだと魔王城に侵入するイベントの時に、魔物の姿をコピーして使う魔法なんだけど。

 転生後に試してみたら、普通に人物もコピーできるんだよね、こういう時にすごく便利!


 鏡に映る私と全く同じ顔をした彼女ロリーナは、ちょっと拗ねたような顔で私に話しかけてきた。


「いっときますけど……私はお嬢様の幸せが第一なのでぇ、本気で王子を落としにいきますよぉ~」

「それはやめて……物語がややこしくなるからっ!」


 私はロリーナの両肩をポンッと叩いた。

 お願いだからこれ以上、物語を引っかき回さないでほしい……。

 そんな私の気持ちを汲んでくれたのか、彼女はため息をこぼすと“いつも”の笑顔を私に向けた。


「大丈夫……よね……?」

「お姉ちゃんにお任せくださいですよぉ~」


 私がコントローラーを握り直すと、ロリーナはパチンとウインクをする。

 し、信じてるからね、ロリーナ。

 スタートボタンを押すと自分の周りにいくつもの魔法陣が出現した。

 次々と光の粒になって、私の体を包み込んでいく。


 ……テオ君が恋する相手は、物語ゲームだと聖女ヒロインなんだけど……。

 そんなの……絶対にイヤだ!

 自分の行動で未来を変えられるんだったら、私は最後まで諦めないっ! 絶対この恋を勝ち取ってみせるんだからっ!!


 ――待っててね、テオ君。


 魔法陣の光に包まれていた周囲の色がゆっくりと戻っていく。


【お屋敷から冒険者ギルドフィールドへ移動しました】

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