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DrugRicky  作者: 紀希
1/2

金=家族



「お前さんなら、、


"なに"


で。


"いくら"


で。


買ってくれるかい??


この



"クスリ"



を、、」



おっさんA「知ってるか?


『DrugRicky』



ってのを。」


おっさんB「なんだそれ、、」


おっさんA「なんでも、夜中に十字路を、


四角く反時計回りに一周すると、


その真ん中に、クスリ売りが現れるらしくて。


そいつが"DrugRicky"


って呼ばれてるらしい。」


おっさんB「何のクスリなんだ?」


おっさんA「それが、、分からねんだよ。


ただ。方法は聞いたんだが、、」


おっさんB「ヤバいヤツかね?」


おっさんC「それが。そこら辺じゃ、


手に入らねえらしくて。


ジャンキー達の中じゃ、


超。有名みたいだぜ。」


おっさんA「何だ。お前も知ってたのか。」


おっさんC「有名だからな。」


おっさんB「何だろうな。気になるな。」


おっさんC「やめとけ。やめとけ。


クスリなんてロクなモンじゃねえ。」



『ドラッグ』


それは、善くも悪くもある。



身体に良いモノでもあり、


身体に悪いモノでもある。


ドラッグで助かる者も居れば、


ドラッグで死ぬ者も居る。



現代社会でにおいて、ドラッグとは、


"神"と等しいモノなのかも知れない。



「お恵みを、、


恵みを、、」


若い男性D「きたねえ、、」


若い男性E「くせ、、」


中年の女性F「きもい、、」


若い女性「おじいさん。


これで。何か、食べてね、、」


「ありがとう、、」



いつからか、、。


私は上手く生きれなくなってしまった。


身体を壊して、自分で稼げなくなり、


人様に、頼む以外。方法は無かった。



「お恵みを、、」


若い男性G「うっせえ!!


てめえで働け!!」


暴力を振るわれ、


罵声を浴びせられる事もあった。


そんな事は日常茶飯事だった。



どうしようもない、、


彼等は正しい。


だが、私には、、どうしようも、、



おっさんH「なあ?


DrugRickyって知ってるか?」


おっさんI「なんだそれ、、」


おっさんJ「やばそうだな、、」


おっさんH「夜中の十字路で。反時計回りに、


四角く回ると、ドラッグ売りが出るってのよ。」


おっさんI「ドラッグって、一体何売ってんだ?


ヤバいクスリじゃねえだろうな。」


おっさんH「それが、何処にも無いヤツで。


高く売れるみたいでよ、、」



「金、、、。



俺は


『金』


に。



"人生を狂わされた"



金さえ、あれば、、、



最悪。


やっちまえばいい。


俺には、、きっと。



『金がいるんだ』




夜中に町外れの十字路へと向かう。


「誰も、居ねえ、な、、」


皆が寝静まり、灯りのひとつすらない。



こう?か、、。


歩道を反時計回りに回る。



すると。


いつの間にか中心に男が居た。


暗かったが、背格好的に男だと思った。


目が慣れた薄暗い十字路の中心で


長いコートを着て、帽子を被っている。



「いらっしゃい。



何かお探しで?」


その何とも言えない声は、


夜。独特の風を感じさせ、


鳥肌を立たせた。


「くっ、、クスリが欲しい、、」


売人「どんなんだい?」


「た、高く、売れて、。


金に。困らないヤツ、、。」


売人「んん、、~。」


しばらく考える様な素振りを見せると、


そいつはゆっくりと話し出した。



売人「お前さん。


お金はあるのかい?」


奪うつもりで来たので、


金等ある訳も無かった。



売人「困ったねえ、、



あっ。


じゃあさあ?



お前さんの身体をおくれよ?




「かっ、身体、、?」


ポケットのナイフを握り締めて、


タイミングを見計らう。


売人「そうだよ。


別に今直ぐじゃないんだよ。


死んだらで良いからさ。



ん~。今日はまず。


目だね、、。」


「目か、、?」


売人「片方あるんだから。


1個無くったって大丈夫だろう?」


「そ、、そりゃ、、」


売人「じゃあ。成立って事で。」



その瞬間。激痛が走った。


「うっ、、うわぁあああ!!!」


売人「もー、、。うるさいねえ、、」


「めがあぁああああ。」


売人「目が。どうしたんだい?」


「何を、した、、」


混乱とパニックで、視界は歪んだ。



売人「何って、、"印"を付けただけさね。」


「印、、?」


売人「細かい事は良いのさね。


はいっ。どうぞ?」


そう、渡されたのは、


ケースに入ったクスリだった。


売人「まあ、新規さんだから、


少しまけといたよ。



またのご利用を。。」



そう言うと、闇に溶ける様に消えて行った。



我に返り、急いで鏡のある場所まで急ぐ。


「はっはっは、、。



目は、、。」


きちんと目はついていた。


「何だったんだ、、、


これ、、本当に効くのか、?」


試しに一粒呑んでみた。


すると、視界は空を見る。


「、、、、。」



「お父さん。遊ぼう?」


「ん、、?」


「あなた、、。」


「あぁ。ごめんごめん。」


「女房と、子供だ。


幸せな時間、、。」


子供「お父さん、、、、。」


女房「あなた、、、、。」



「はっ、はっ、はっ、はっはっ、、」


売人「あらら。


毎度御贔屓に。



少しペースが早いみたいだけど、、




「クスリをくれ!!!


クスリ、クスリ、、クスリ!!!」



売人「あんた、もう。印だらけじゃないのさ。


クスリでお金稼いだんじゃないの?」


「クスリ!!!


クスリ!!」


売人「あらあらららら、、。


全部自分で使っちゃったのね。



駄目駄目。


クスリは用法・用量を守って


正しく使わないとね、」



「クスリ!!!!」



「あの人。ずっとあそこで回ってるよ?」


「見ちゃ駄目。」


「ク、、クス、、、、リ、、、」





































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