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俺は脳筋じゃねぇ!〜辺境群雄・オストベルゲン立志伝〜   作者: 丸一
0章 人生把握編〜やだ。我が家って脳筋蛮族なの?〜
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プロローグ

 コロナ禍で部屋掃除をしてたら昔使ってたパソコンを見つけ、プロット供養も兼ねて年甲斐もなく初投稿。

 文を書くのは何年ぶり?と言うレベルですがやって行こうと思います。ヨロシクオネガイシマス。

 さて、皆様は自分がいきなり別の人間になったらどんな感情を生むと思う?理解できないことへの混乱?今までの積み重ねを無くした悲しみ?それとも人生をやり直せる喜び?


 (ああああ!!!俺のボーナスがぁ!!)


 俺、不破重ふわかさねの場合は、半年に一度のボーナスと、ようやく訪れた自由を同時に失った怒りだった。


 (ちくしょう!楽しみにしてた物がたくさんあったのに。)


 ちょっとした公僕をやっていたかさねは、30歳半ばを過ぎながらも年甲斐もなく、翌日の褒賞のために早めに寝たのだが、目が覚めたら赤ん坊になっていた。仕事も、給料も、自由も失ったことに怒りを爆発させていた。……と、書けばかっこいいが赤ん坊が出来ることはただ泣くだけである。


  「おお!アドルフよ!何を泣いておる!」


 そんな泣きわめくかさねを抱きかかえる偉丈夫。赤銅色に焼けた肌と弾けるような筋肉を持ちながらも、アタフタとベッド周りをぐるぐる回る。


  (アドルフ?それがこの体の名前か?)


 赤ん坊になったかさねに何度もその名前を呼ぶ偉丈夫。どうやら自分は本当に別人になってしまったようだ。そう理解したことによって、怒りの感情は一気に落ち着いていった。


(ああ。そうか。本当に別の人生なのか。これはどうしよつもない。)


 生前は「瞬間湯沸かし器兼冷水機」などと言われていた上がり下がりのある性格だったかさね。一旦爆発させた感情が落ち着いた。


 「よかった!泣き止んだか。さすがは俺の子よ。鳴き声で扉が吹き飛ぶかと。」


 (しゃあないか。こうなったら第二の人生をがんばりますか。) 


 偉丈夫はカラカラと泣き止んだ息子に安心してか笑みを浮かべる。こうして、不破重ふわかさねはアドルフとして第二の人生を歩むことになった。


 (そもそも、ここはどこだよ。)


 大量の疑問を残しつつ。


 自分の昔の文を読むとこっ恥ずかしいですが、やらずに腐らせるよりは良いかな?それでは次までお待ち下さい。

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