表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/138

第1話[加害者]

「このステッキは魔法少女の必需品。」


そう言うと彼女はステッキの使い方を説明してくれた。

念じステッキを振るだけで、モップが剣になったり、昆虫を増殖させたりできるそうだ。

ただ、何も無い所から武器は作れないらしい。


「先ずは軽いジャブ程度に倒しちゃって。」


そう言うと彼女は、変身を解き、もう一度羽交い締めにされる様、私に指示した。

魔獣との戦いに妖精は手助けができない。

そう彼女は語っていた。

再び時間が動き出し、私は「変身」と唱える。


「なっ。」


私が変身した事にハル達は驚いている。

私はすかさず背後にいる女の口に両手を突っ込み、上下に力を入れた。

彼女の口はビリビリと左右に裂けていき、顎の骨は外れ、下顎が取れる。

それを見て、恐怖したのかハル達はトイレから逃げようとする。

私はステッキをドアに向かい振り、ドアが開かない様、イメージをした。

するとドアが開かなくなり、彼女達は泣き叫びトイレのドアを叩く。


「さあ、昆虫食のお時間でちゅよ。」


私はゴキブリを手にし、私にゴキブリを食わせようとした女の口にゴキブリを入れてやった。


「食え、そしたらお前だけは助けてやる。」


私の言葉を信じ、彼女は涙ながらにゴキブリを飲み込む。

そして私はステッキを振り、イメージする。

すると彼女のお腹は一気に膨らみ、口から血と同時に大量のゴキブリが吐き出された。


「どう、ハル?」

「私、強くなったんだよ。」

「あなた達を軽く殺せる位にねぇ。」

「フフフ、ハル、あなたはどうやって殺されたい?」


あのハルが怯えている。

クラスで、絶対的権力を持つハルが、怯えて私に命乞いをしている。

だけど、彼女が謝罪をしようが何も響かない。

彼女が命乞いをしようが可哀想とは思わない。

何故なら彼女は、魔獣なのだから。


「ねぇ、ハル?」

「足、舐めてよ。」


今の彼女は何だって言う事を聞く。

死にたくないが為に跪き、必死になって私の足を舐めている。


「下手くそ。」


「ごめんなさい、しっかり舐めますから、だからだから、命だけは…。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ