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第2話[依存]

「あなたの正義は間違っている。」


その言葉にアリスは目を見開き、激怒した。

指を鳴らし、上空に無数の槍を作り出し、それを真奈めがけ振り落とした。

槍の雨。

そんな中、一人の魔法少女が真奈を助け出す。


中門なかどさん。」


中門可奈なかどかなは真奈を抱きかかえながら、その場から立ち去ろうとするが…。


「逃がさない。」


再び槍の雨が降ってくる。


「リリ、どういう事なの?」


何も無い所から、槍など作り出す事は不可能。

そうリリから聞いていたが、アリスは平気で槍を作り出している。


「いや、そのはずなんだけど…。」


状況を理解しようと頑張るが、頭が追いついていかない。

リリは少しでも、手掛かりをと辺りを見回した。

そして理解する。


「魔法少女を殺したから…。」


リリが呟く様に喋る。


「殺した魔法少女の力を取り込んだのよ。」


どういう原理でそうなったのか、リリには分からなかった。

元々、魔法少女同士の殺し合いは妖精達には想定していなかった出来事だ。

取り敢えず、今は逃げた方がいい。

可奈はそう考えた。

だが、彼女の猛攻を避けるだけで精一杯。

とても、逃げる余裕なんか無かった。

そんな中、新たな魔法少女が姿を現した。


「真奈ちゃんを連れて逃げて。」


彼女はそう言うと、強化されたアリスにたった一人で立ち向かって行く。

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