第3話[憎悪]
「そんな……、アリスが殺される何て……」
「多分だけど愛歌がやったんだと思う」
そう言ってアリスの死を伝えに来た可奈は私達と行動する事に決めた。
そして翌日、私達は愛歌を発見する。
私達は武器を持ち愛歌を囲む中、愛歌は不気味に笑っていた。
「あなたがアリスを殺したの?」
そう確認を取る可奈に愛歌は不気味に笑いながら答えた。
「殺したわ」
「だってあなた達、邪魔なんだもの」
何が可笑しいのか、ケタケタと笑う彼女に不快感が募る。
こんな奴が魔法少女だなんて間違ってる。
ただ人を殺したいだけの殺人鬼じゃない。
私達は一斉に彼女に向かって襲いかかった。
私の攻撃を交わし、可奈の肩に剣を刺す。
そして私の体を掴み、狂美の銃弾を防いだ。
一瞬にして私達二人は負傷し、パートナーの妖精に回復してもらう事になる。
まともに数発の銃弾を受けてしまった私は回復に時間がかかるらしく、そのまま動けないでいた。
そんな中、愛歌は可奈に狙いを定めたのか可奈ばかり攻撃していく。
回復途中の可奈に剣を突き刺し、髪を掴んで投げ飛ばす。
「きったなぁ〜い」
そう言って髪を掴んだ際に抜けた可奈の髪の毛を捨て愛歌は笑っていた。
「うぉー」
そう叫び突っ込んで行く狂美。
モデルガンの攻撃を挟みつつ、何度も愛歌に向かって拳や蹴りを繰り広げるが当たらない。
そして……。
「フフフ、弱すぎて話にならないわ」
狂美の腹部を愛歌の剣が貫いた。