7-16 モンスターの大襲撃 戦後処理
正式に契約社員となり、今まで以上に時間が取れなくなりましたが私は、元気です。
学校の時と同じで片道が訳1時間半掛かりますが仕事は楽しいです。
どうも焔です。現在香蓮とアスを連れてメリソスの豪邸に向かっています。
「「「ただいま~」」」
「おかえりなさい」
「おかえり焔。お茶あるよ」
豪邸に戻ると庭で椅子に座ってお茶を飲む日影と横で地面に座る女性。
二人で何か話していたグリードとノエルが迎えてくれた。
「おぉお疲れさん」
そして最後に居るはずの無い奴の声が聞こえる。
「なんでいるんだよ。あと日影武器を下ろせ」
声を聴いた一瞬のうちに日影は、声の正体の首元に刀を添えていた。
薄皮一枚切ったのか血が出ていた。
俺は、日影の座ってた椅子に座り飲みかけのお茶を飲む。
「すまんな、俺のところの雌犬が先走って」
お茶をすすりながら回復魔法を使い傷を癒す。
「焔さん、この方は…確か闘技大会で焔さんと戦っていた人ですよね」
「僕は、そんな戦ってないよ。メインは、悟空たちだしね」
声の主は、自らでティーセットを創り出しお茶を飲み始める。
「あぁ見たことあっても初見か。こいつは、この世界の想像主だぞ」
「「ええええぇぇぇぇぇえぇぇぇえ!?」」
「どうも想像主です。」
ノエルとグリードは、顎が外れるほど口を上げ絶句していた。
「んで何用だ。モンスター大襲撃の黒幕さん」
「労いに来ただけだよ。絶対悪や最強の魔術師・神格化された人を倒した皆をね」
「胡散臭い」
「酷いなぁ日影は、僕そんなに胡散臭いかな?」
「すべて胡散臭い。まず想像主の時点で胡散臭い」
「その説だと創造神であるキミも創造を使う焔も胡散臭いってなるよ」
「俺、結構胡散臭いと思うぞ。だって俺が真面な事言ってみ胡散臭いだろ?」
日影が犬のようにのどを鳴らしながら威嚇しているのを宥めながらも想像主への警戒を怠らない
ノエルとグリードも今回の襲撃の黒幕と聞き警戒姿勢になる。
「そんなに警戒するなよここで開戦とかしないから」
「そんなことしようとしたらぶち殺す」
「だろうね、焔の求める平和の象徴だからね。でも想像主からすれば刺激が無くなるんだよね」
「殺すぞ」
「そうかっかすんな。今はいい玩具があるからそんなことしねーよ」
想像主の視線が俺の体を嘗め回す
「そんな世間話するためにここに来た訳じゃねーんだろ?」
会話しかしないと理解したのか椅子を奪われた日影が俺の膝に座りだしたから躊躇なく豊満な胸を揉みしだく。
「眼福眼福…じゃなくて、焔。お前今24の中で幾つ持ってる?」
「子・牛・辰・巳・午・未・申・酉・金牛・双児の計10だな」
子:シヴァ 牛:牛魔王 辰:蛟魔王 巳:アジ・ダハーカ 午:赤兎馬 未:バフォメット 申:美猴王 酉:鵬魔王 金牛:アステリオス 双児:ヘンゼル&グレーテル の10個だ
実際に俺が戦わなくても俺の仲間が手に入れた神格を得ることが出来るから未の神格を得ている。
「約半分か。まぁ分かってると思うがお前には、全24を集めてもらう」
「だろうな。んで?」
「それでだ。二週間後俺の一押し天秤と戦ってもらう」
「どうせアストライアだろ?」
「えっ?お前知ってるの?」
「えっ?合ってるの? 適当に言っただけなのに」
「あぁぁまさか会ったことがあったのかと思ったとりあえず紹介しておくか」
想像主が指を鳴らすとそこに一人の女性が現れる。
その女性は、白髪ストレートの長髪で学級長や生徒会長のような真面目感やカリスマ感が溢れている。
顔も少し子供のような雰囲気を出しながらも正義や意志を持った瞳が目を引く。
体は、女性では、長身で女性特有の膨らみもある。
某音ゲーの同名キャラに似ている。
「皆様、初めまして私は、24の獣が一、天秤宮のアストライアと申します。」
アストライアは、自分の胸のところに手を置ききれいに一礼をする。
その姿は、女神のようでありながらメイドや執事のような品も感じられる。
鈴のように澄んだ声が響き安らぎすら感じる。
「ご丁寧にありがとうございます。私が代表の焔と申します。」
アストライアの丁寧さに感化され俺も椅子から立ち上がり一礼する。
俺の上に乗ってた日影ならアストライアが呼ばれたときに俺の後ろに移動したぞ。
警戒と俺の体裁の為だろう。
「貴方が想像主の話していた焔さんですか、ご丁寧にありがとうございます。」
「こちらこそ、敵となるものにここまでご丁寧にありがとうございます。」
丁寧な話し合いをすると何故か互いにお礼と自分下げをするから永遠に終わらないのは、人のサガなのだろう。
「敵であろうと貴方は、正義や意志を持っています。それだけで私は貴方を評価します。」
「想像主、俺アストライアと戦いたくない。めっちゃいい子だしなんか好き」
「言うと思ったが駄目だ。アストライアもお前も芯となるものは、自らの正義と意志だから直感的に好意を持てるのだろうが駄目だ。」
そういう事か、アストライアの神格の天秤は正義と悪や平等性と言ったものの象徴だ。
俺も自分で言うのもおかしいが例え世界に悪と言われても自らの正義を貫く意志を持っている。
「その話ならアジちゃんとも相性が良さそうだな」
「彼の考え方や生き方は、好きですが神格が対極なせいで相性は最悪でした。」
「正義と悪だもんな」
「はいはい二人ともそんな仲睦まじくしてると後で怖いぞ」
「焔、後で話があるから来てね」
「焔、私も話があるから」
「主…ボクと言うものがありながら…」
俺の仲間たちが目で人を殺せそうなほどハイライトが消えていたが後の話の時にマッサージ(意味深)をしておけば良いだろう
後、なぜアスまで参加してるんだ?
「では、焔さん私と戦って頂けますか?」
「ん~お願いならば受けてたとう。よろしくお願いします」
「ありがとうございます。これは、貴方の試練でもあるので全力で行くので貴方も全力で来てください」
「承知した。」
互いに握手する。
何故か満足したように首を振る想像主に殺意を覚えながらもアストライアの瞳を見る。
その目は、星のようにキラキラしているがその中に自らの正義の絶対の自信と来週の戦いへの闘志がきらめいていた。
「よーし、黒幕が居る謎な状態だが祝勝会でもするか。想像主おめえは強制参加な」
「ヤッター参加する」
「アストライアさんは、どうしますか?」
「焔がさん付けって珍しくない?」
「私、焔がさん付けしたの初めて見たかも」
「お邪魔でなければ参加させていただきます。」
「喜んで、パーティーやお祭りごとは、人が多い方が面白いので」
「ありがとうございます。私、パーティーが初めてなので色々教えていただけますでしょうか。」
「無礼講なのでルールなどありませんよ。一つあるとすれば敵味方忘れて楽しむことですね。」
俺は、席を立ち手を叩く周囲に食材とBBQセット、テーブルにオードブルなどの料理を出現させる。
今回は、人がいつもより多くアストライアが居るからいつもより多くのジャンルの料理を準備した。
一押しは、一口サイズのチーズハンバーガーやケバブ・椀子麺(素麺・うどん・ソバ・ラーメン)・寿司・ピザと言った主食やマリネ・生ハム・アヒージョ・ピーマンの肉詰め・回鍋肉と言った主菜系と言った料理がある。
「いつもより力は言ってるね。そんなにアストライアが好きなの?」
「好きか嫌いかで言えば好きだが新参に現を抜かすほど最低では無いさ。純粋に初めてを豪華にしてやろうという計らいさ」
「すごい…」
大量の料理に驚きで固まっているアストライアを見ると成功したかなと思う。
「料理しか無いじゃねーか仕方ねーな」
想像主が手を叩くと皆の目の前にグラスが現れる
グラスは、重力を無視し宙に浮いていた。
「ありがとよ。では、全員グラスを持ってくれ」
俺の一言で全員の顔が真面目になりグラスを持つ。
「今回は、今までのように俺一人では、大変だっただろうが仲間が居たことによってベルスター・キュクロテス・グラングエル3国全て無傷で対処できたありがとう。今日は、無礼講だ楽しもう。料理や飲み物も想像主や俺が大量に持ってるから我慢せず食べてくれ。では乾杯」
「「「「「「「「乾杯」」」」」」」」
「かんぱい?」
皆真剣だった顔が嘘のように笑顔になりグラスを天に掲げ、互いのグラスを交わす。
今までと違い次の戦いは予約制です。
アストライアのイメージは、完全に某音ゲームのアストライアさんです。
誤字脱字等ありましたら教えていただけると幸いです。
また感想やアイデアを常時募集中です。
ここがつまらないなどの意見も送って下さると幸いです。
次回の投稿は4/12(金)を予定しております。




