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1-7-2 シヴァ神との戦い

 どうも焔です。現在、インド神話の最高神の一角である、破壊と再生の神シヴァ神とタイマンを張ってます。正直勝てたとしても、満身創痍になると思うので多少戦ったらら死んだと思わせてバックれたいです。


「へぇ~最高神の、しかも破壊をメインに司ってる神の突きとしては、幼稚すぎません今の」


 戦うことになったのなら、煽って怒らせて集中力を切らさせたほうが、有利に立てるという経験論から今回も煽ることにした。


「そんな煽りで怒るとでも思ったのか戯け、初めから全力で行って瞬殺したらつまらんから、小手調べで放った程度だアホが」

「とある人が言ってましたよ。最後のほうで全力とか初めに小手調べするとか言う人は、小物って」


 煽り耐性が有ろうが無かろうが、煽ることを辞めない。煽りながら戦うことが習慣づいてる証拠だ。

 それに最高神を、煽りながら戦うとか‥‥最高じゃないですか


「ほぉ…面白いことをいう人間も居るものだ、一度手合せ願いたいものだな」


 話しながらも抑えられていたオーラが、一段と強くなる。初めの突きで大よその実力を理解したみたいだ。


「わぉ、気い抜いたら殺されそうだぜ。たのしぃ」

「お前、本当に人間か。われの知っている人間に汝と同じ、われと戦うことを楽しいと言ったやつは居らんかった。基本われが現れると頭を垂れるものが大半だった。」


 シヴァ神の顔は、笑みを浮かべていた。その笑みは、純粋に戦いを楽しんでいるようだ。


「そういうシヴァ神も楽しそうですよ」


「おう、正直言って楽しい。箱庭では、力を振るえなかったし人間は、皆弱いと思っていたからな。少しでも戦いがいのある奴が居ることが、楽しくてな」


 俺もシヴァ神も、窮屈な生活をしていたようだ。自分の中の異能を理解しながらも抑え、いつかこの能力を存分に使う時が来ることを願ったが、こんな状態で夢が叶うとは…だがまだ使う時では無い。これは切り札になるが、その分大きな隙となるからだ


「なら俺も、少しは本気で行きましょうかね」


 足に力を入れ、体を屈め居合のポーズを取る


「おぉ居合か。だがこの距離だと汝の間合いに入る前に、われのトリシューラの餌食になるぞ」


 シヴァ神の声を聴かず呼吸を整え、コンディションを高める


「はッ」


 息を軽く吐き、足の力をバネのようにし地面を蹴り、シヴァ神に接近する。


「死急いだかバカめ」


 シヴァ神がトリシューラを振った‥‥


「バカはどっちかな」

「なっ」


 切られたのは、幻影術で作られた幻でその後ろから本体の俺が一瞬で距離を縮める。


「保険にこれも喰らえ」


 シヴァ神の目と俺の足元で爆発が起きる。

 これによりシヴァ神は、目を瞑った。

 足元で起きた爆発をブーストにし、俺はシヴァ神を一閃した。だが首に浅く切り傷を作る程度で終わってしまった。

 薄皮は、切れたようで血は出ていたが、シヴァ神が力を込めるとすぐに塞がってしまった。


「まさか傷を負わされるとはな‥‥本当に汝は面白のう」

「皮肉も大概にしてもらいたいっすね。本音、首を切り落とすか大けがをさせる気だったんだがな、硬すぎじゃね。格の違いは分かっては居たが、一般人が頭を垂れる意味も分かるわ」


「抜かせ。言葉と表情が合ってないぞ。われだけ傷を負ったのも嫌だから、本気を出すかな」


 言い終わると「ドンッ」という音とともに、シヴァ神のオーラが爆発した。瞬間、シヴァの格が跳ね上がり対峙するだけで死の雰囲気を感じるぐらいにまで成っていた。

 『危険察知を獲得しました。』

 急な神の声に驚きながらも、即座に頭を切り替え危険察知に従い横に跳ぶ。


「ちっ今の避けるのかよ。ちょっと自信なくすぜ」

「こっちにも無能だが、有能だかわからん神が憑いてるんでな」


 『有能だよというか憑いてるっていひどくない』


「へぇ~ある意味俺より強い神じゃねえか。この世界では唯一神かもな」

「なっ‼お前、此奴の声が聞こえるのかよ」

「それは同じ神だからな。対峙していれば声も聞こえるしぼんやりだかそいつの雰囲気というか輪郭が分かる」

 『焔。普通の神は、聞こえないし見えないからね。一応最高神と謳われる者たちの一角だからね』

「まぁどうであれ、神の加護持ちなら神格を解放するかな。きいつけろよ、マジで加減が出来んから死ぬかもしれんぞ」

「へぇ~楽しそうだから避けずに受けてやるよ」

「後悔しても知らんぞ若造。神格解放。バイラヴァ・インドラ」


 シヴァ神の顔が怒ったような形相に変わり、皮膚や髪が茶褐色になる。

 手に持っていたトリシューラは、雷と熱量を持ち太陽のような輝きを放っていた。インドラの名と槍と言うと多分ブラフマーストラと呼ばれるものに変化したのだろう。

 ブラフマーストラと言えば、インドの叙事詩マハーバーラタのカルナが、生まれつき身に着けていた黄金の鎧と引き換えに手に入れた必殺の槍としても有名だ。


「マジかよ、そっちにも成れんのかよ…これはマジで防御しなきゃマジで死ぬぞ」


 やばい死ぬ。防御魔法・絶界 聖魔法・サンクチュアリ 残りMPが1/3になるが、俺の出来る最大の防御壁が出来た


「では行くぞ若造。ブラフマーストラ・オリジン」


 投擲された槍は、音速を超え周りを破壊しながら俺に接近する。

 俺の張った絶界が簡単に割れる。サンクチュアリは少し持ちこたえてはいるが、もう罅が入り割れるのは時間の問題だ。


「マジかよ…一応あれ俺の全力防御なんだけど、楽しい。じゃあ迎え討ちますか。限界突破」


 限界突破の効果により俺のステータスが3倍になる。

 限界突破と同時にサンクチュアリが割れブラフマーストラが俺に襲い掛かる。


「一閃」


 謎の掛け声とともに、左手で持っていた剣を右手に持ち替えブラフマーストラに対し突きを放っつ。

 剣とブラフマーストラが衝突する瞬間に爆発が起きた。

 周りはクレーターのように成り、まだ中心には砂煙が舞っている。

 程なくして煙が消える。

 周囲を確認すると足元には、ブラフマーストラであったであろう破片が散らばっていた。


「マジかよ…あの槍、中堅の神ですら当たっただけで消滅する代物なのに、ただのなまくらで受け止めて、しかも代償右上半身だけってお前本当に人間か」


 結果を見て軽くドン引きしているインドラだが、何を言っているのか理解できない。


「い…てぇ」

「おん??なんて」


「い…てぇ…いてぇーーー軽く死ぬかと思った。というか死にそうやばい」

「は??やばいお前きもい。なんで右半身消滅してるのに気を失うどころか正気保てるの控えめに言ってきもい」

「え??…マジだ右側何もねえなんで生きてんだというかめっちゃいてぇからちょっとたんまな」


 俺の右半身が消失していた。ブラフマーストラを迎撃するために右半身を前に出したがまさか何も残らないとは思わなかった。

 痛いし熱いし死にそうでやばい、HPあと5しかねえ…こけただけで死にそう。まずは回復魔法で痛みだけでもなくそう。

 回復魔法をかけると痛みが引き消滅していた側面に皮膚が形成された。

 HPはまだ100ぐらいまでしか回復していないがこの世界の人からすれば十分すぎるHPだ。


「一応痛みが無くなったからいいや。すまん待たせたシヴァ神、見ての通り俺の身体は、満身創痍だ。この試合は俺の負けだ殺すでもなんでも好きにしろ」


 正直今から再戦しても、右上半身を無くしたことでバランスが取れず確実に手も足も出ずフルボッコされるだろう。


「いやいや、普通に考えればあれを受け止められた時点でお前の勝ちだわ。あれ一応ヒンドゥー教のブラフマーの神格と俺の破壊の神格とインドラの雷の神格が混じったもんだぞ」


 受け止めた本人が言うことでもないが、今聞いたことが本当であるなら、俺は本格的に人を辞めたことになる。

 今名の上がった3者は、いろいろな説や叙事詩により変わるが、最高神の一角だ。

 いろいろなゲームや本などで、取り上げられることのある者たちだ。

 インドラと言えば唯一神と人を同時に救った最高神でインド神話が成り立っている最強の軍神だし、ブラフマーは創造の神…いわゆる神の中でも世界を創る唯一神に近い力を持っている。

 また、インドラ・シヴァ・ブラフマーは、色々なつながりから同一神とみられることもあり、他神格を使うより変な抵抗などがなく力が混ざりやすく威力がシヴァ神単体の数倍になる。

 そんな三者の神格で作られたものを、右上半身消失だけで済んだのだ。シヴァが負けを認める意味が少しわかる。

 同一神格の神の力とは言えシヴァ神単体でブラフマーストラを撃ったら10分の1の火力も出ないであろう。


「気づいていると思うが、俺は簡単に言うとズルをした。さっきも言ったが最後の一撃は、俺自身シヴァの神格以外も使った。普通の神なら簡単に消滅できるほどの力だ。だがお前は受け止めた。ならそれ自体がお前の勝ちだ。」

「ならこの試練の紙のクリア条件は??」


 シヴァ神が、初めに施しをすると言われたときに降ってきた紙のことを聞く。


「俺の神格は、破壊と再生だ。俺の力を破壊し、瀕死だった身体をここまで回復させられるのなら、俺の試練は普通にクリアだ。正直言うと、お前が一番初めに、俺の手の数字と書いてある字をあてた時点でクリアは、されていたが黙ってたんだ。

 普通の人ならブラフマーストラを破壊することも、右上半身が消失した状況で普通に話せるまで回復させることも出来ない。

 いや~実にいいものを見せてもらった。」


 シヴァは、満足そうに笑うがこっちからすればくたびれもうけだ。


「マジかよ…じゃあこの戦いは、茶番だったってことか??」

「戦うと言う意味ならそういえるが、得るものの話をするなら違うな。」

「どういうことだ?」

「ステータスを見てみよ」


 シヴァ神の意味ありげな言葉に訝しみながらも、ステータスを確認する


 名前 焔

 年齢 17歳

 種族 半神(人間)(♂)

 LV.113

 HP     105/ 219,896,305

 MP (魔力) 667,258 / 410,984,955

 STR (力)  74( 370,956,400)

 DEX (俊敏) 75( 373,585,345)

 VIT (耐久) 78( 389,780,505)

 INT (知力) 132(657,903,515)

 EXP (経験) 17/565

 スキル 「???」・魔力操作Lv.10・全魔法Lv.10(火・水・風・土・雷・氷・風・聖・邪・時・空間・回復・防御)・幻影術Lv.10・剣術Lv.10・詠唱破棄・魔力節約・鑑定Lv.10・限界突破Lv.2・不可視・縛りプレイ甲Lv.1・リミットブレイク・破壊

 称号異世界人・巻き込まれ・賢者・突破者・自称神の加護・どM・シヴァ神の試練攻略者・神格保持者

 状態異常 身体破損


 いろいろと増えていた。レベル・経験値・スキル・状態異常など一つずつ確認していこう

 ステータスやレベル・経験値は、多分戦いによるものなので放置。次は、スキルだ。


 鑑定結果

 名前 破壊

 分類 スキル

 効果 対象を破壊する。

 対象により消費するMPは変化する。

 破壊できるものは消費量により変化する。

 生きているものの方が消費MPが多い

 解説 最高神の一柱であるシヴァ神の神格がスキル化したもの。神格には敵わないがレベルが上がると同格の力を発揮する


 シヴァ神の神格の一つである、破壊がスキル化したものだった。説明を見る限り人などの生きているものも破壊できるらしいが、初期の消費量が判らない限り使うのは自殺行為になりそうだ。


 鑑定結果

 名前 縛りプレイ甲

 分類 スキル

 効果 スキル所持者のHP・MPを除いたステータスを0.001%に減少させる。

 解説 縛りプレイの上位スキル。完全なるどM向けスキル。


 次に称号だ。増えたのは、シヴァ神の試練攻略者と神格保持者だ


 鑑定結果

 名前 シヴァ神の試練攻略者

 分類 称号

 効果 シヴァ神の試練を攻略したものに与えられる称号

 特殊効果 シヴァ神やシヴァ神に関係のある者(例インドラ)のスキルの消費MPの減少及び一部神格の取得


 鑑定結果

 名前 神格保持者

 分類 称号

 効果 神格を持つもの又は取得したものの一部に与えられる称号

 特殊効果 持つ神格に関係するスキルの消費MPの減少及びスキル効果の上昇

 また種族が神でないものは種族が半神になりステータスが上昇する


 最後は状態異常だ


 鑑定結果

 名前 身体破損

 分類 状態異常

 効果 破損率に基づいたステータス減少を起こす。

 ○%=ステータス/○

 例 破損率50%の場合 ステータス/50

 解説 体の一部が失われている状態。指など小さい部分の破損の場合ダメージは、無いが重度の破損の場合他の状態異常を引き起こす可能性がある。

誤字脱字等ありましたら教えていただけると幸いです。

また感想やアイデアを常時募集中です。

ここがつまらないなどの意見も送って下さると幸いです。

次回の投稿は11/24(金)を予定しております。

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