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1-2 今後の方針

最近知り合いに読み難い改稿しろと言われたので改稿しました…(2019/09/18)

次話とか考えると忙しいのに…

 焔です。現在、王女に与えられた部屋のベットで寝ています。内装は、ビジネスホテルのような感じで風呂場は無いけどトイレと洗面台は有りました。この世界にも時計は、有るみたいですね 日本と同じ24時間でした。


 現在の時刻は15:00か…。まあそんなことより前回の女王の説明を纏めてみよう。

 ①魔王が復活したということ

 ②魔族は人間を嫌っている 

 ③魔族は魔術が使える 

 ④説明を聞いた限り未だ、魔族と人間の本格戦闘や魔族の異常目撃などはない 

 ⑤王女は、魔族に襲われたことがあり手に傷を負った&トラウマになっている 

 このぐらいか。纏めてみて思ったけど


「魔王、何もしてなくね。というか何も起こってなくね、なのになぜ俺らは、呼ばれたのか。まあこのことを人に言ったら多分、反逆者とか魔族ではないかとか言われて先生の二の舞になりそうだな。

 どこかで死んだと思わせながら、逃げるのが最適かな。まだ何も起きてないから深く考えすぎるとストレスになるから気軽に行こう」


 俺は、未来のことを考えるのをやめ今を考えるようにした。


「そういえばノエルが、この世界ではその人のステータスをカードとして出す魔法があると言っていたな試しにやってみるか」


 俺は目立ちたく無いなぁと愚だりながらもステータスが見れると言う魔法を唱えた。


「ステータスオープン」


 俺の右手の甲からICカードぐらいのカードが現れた。


 名前 焔

 年齢 17歳

 種族 人間(♂)

 LV.1

 HP     50/50

 MP (魔力) 50/50

 STR (力)  50 

 DEX (俊敏) 50

 VIT (耐久) 50

 INT (知力) 50

 EXP (経験) 0/5

 スキル 「???」

 称号異世界人・巻き込まれ


「うわ〜なにこのステータス、全部50じゃん平均が良いとはいったけどこれはこれで気持ちが悪いなぁ」


 俺は、自分のステータスを見て安心したような落胆したような表情をする。

 平均的が、良いとは言ったがここまで露骨だと少し萎えるな…


「このスキルの「???」って何だ?まだ解放されてないだけなら良いが、もしイベントで覚醒する系のスキルだったら嫌だなぁ。まあそのときにならなきゃ分からないし今は良いかそれよりもやっと休めるし寝よ」


 自分のスキル欄にある「???」に恐怖を覚えながらも、やっと休める安堵から襲ってきた睡魔に身を任せる。


 ~焔仮眠中~


「ふぁ~よく寝た。今何時??」


 まだ覚醒してない頭を、動かしながら時計を見る


「まだ20:00か でも少しお腹がすいたな 何か無いかな」


 俺が、部屋から出ようと準備をしておると、扉をノックする音が聞こえた


「焔様。ご夕食の準備が、整いましたので食堂にお集まりください」


 さも俺が、起きたのを分かっていたかのようなタイミングで、使用人が来た。

 ずっと待ってたとか言われたらビビるぞ‥


「分かりました。ありがとうございます」


 俺は、異世界での初めての食事に心躍らせながら、食堂へ向かう。


 ~~移動中~~


 食堂につくと、もうほかのクラスメイト達が集まっており、グループを作っていたり個々で飯を食べていたりしている。俺も個々で飯を食べる組だけど…そんなことを考えながら、他の人の話に耳を傾ける。



「詩紋~お前ステータスどうだった。オレは、HPとVITが高い完全な壁役ステータスだった。」


 凛音は、何かの肉のステーキを食べながら隣に座った詩紋に話しかけていた。


「僕は、INTとMPが高い魔法系だったよ。アタッカーよりヒーラーになりたいなぁ」


 詩紋は、願望をいいながらカレーぽいものを食べている。

 この世界にも日本と同じような料理は、あるのか…


「御飯中にすみませんが、皆さん話を聞いてください」


 聞き耳を立てていると、香蓮が前に立ち全員に話し出した。


「私は先ほどの休みのときに自分のステータスを確認してみたんですが、称号に勇者がありました。

 そしてステータスは、オール100だったので私は、本格的に魔王を倒すために力をつけたいと思います。そのためにみんなの力を貸してください。」


 香蓮は、そういうと頭を下げ始めた。


「頭あげろよ香蓮。俺、ステータスが魔法系で前線に立てないけどサポートするからよ」

「そうだぞ香蓮には、パーティーが必要だろだから。俺らが、お前のパーティーメンバーだ」


 詩紋と凛音の言葉に、ほかのクラスメイトが次々に続く。

 俺は、影を薄めてバレないようにする。

 だってここで協力するって言ったら、途中離脱できないじゃん。


「ありがとう。本当にこのクラスでよかった」


 香蓮は涙を流しながら頭を上げた。

 『何この青春ドラマにありそうなワンシーン…鳥肌たつわぁ〜』

 俺は、誰にも聞こえないような声で一人ごちる。


「王女様と話し、明日からは剣術など教わる予定になったので、今日は早めに寝ましょう」

「ではまた明日会いましょう。おやすみなさい」

「おうおやすみ」

「おやすみな」


 香蓮やクラスメイトが、挨拶や話をしている間に俺は、誰にもバレないように自分の部屋に帰った


 ~焔帰宅中~


「やっぱりお風呂に入りたいなぁ」


 日本生活の贅沢性を噛み締めながら、体を拭き支給された服を着て、ベッドへ向かった


「さっき少し寝たし、いろいろなことを試そう」


 俺はベッドに座り目を閉じる。


「こういう異世界ものの魔力は、体を循環していて意識を向けると感じられることが多いんだよね…」


 俺は、よく読む異世界転生ものの小説の知識を生かして、魔力を感じようとする。


「何か血以外のものが、流れている感じはするけど…うまくわからないな…」


 手を前に出し、両手で握手をする。


「そういうときは、意識的に魔力を流せば良いんだ」


 右手から左手へ、血を送るイメージをする。

 すると何かが、右手から左手に流れていくのを感じ取れた。


「これが魔力かなんか水みたいだな…よし覚えたぞ」


 魔力の流れを覚えた俺は、次は簡易魔法を使おうと右手の人差し指を上に上げた。


「マッチの火のようなイメージを、考えながら指先に魔力を動かしてと」


 指先に魔力を集めていると、ボゥッという音とともに小さい火が出てきた。

 指先で、めらめらと揺れながら燃えている。


「これが魔法か、小説と同じでイメージと消費魔力量によって威力が違うのか…ここら辺も覚えといて損はないかな~。あとは、ステータスオープンと」


 名前 焔

 年齢 17歳

 種族 人間(♂)

 LV.1

 HP     50/50

 MP (魔力) 48/50

 STR (力)  50 

 DEX (俊敏) 50

 VIT (耐久) 50

 INT (知力) 50

 EXP (経験) 0/5

 スキル 「???」・火魔法Lv.3・魔力操作Lv.5・詠唱破棄

 称号異世界人・巻き込まれ


「やっぱり魔力が消費されてるし、火魔法も習得されてるか~ならば…」


 含みのある言い方をしながら、俺はイメージできる魔法をすべて実行した。


 ~~魔法試行中~~


「今思い浮かぶ魔法は、このくらいかな…ステータスオープン」


 名前 焔

 年齢 17歳

 種族 人間(♂)

 LV.1

 HP     50/50

 MP (魔力) 2/50

 STR (力)  50 

 DEX (俊敏) 50

 VIT (耐久) 50

 INT (知力) 50

 EXP (経験) 0/5

 スキル 「???」・魔法Lv.3(火・水・土・風・雷・氷・防御・回復)・幻影術Lv.3・魔力操作Lv.5・詠唱破棄

 称号異世界人・巻き込まれ 魔法使い


「魔力やっば…魔力が枯渇すると頭痛がやばいな。其処らへんも小説にあったなぁ…

 もしかして異世界もの書いてる人って、現実で飛ばされてる人だったりしてな俺みたいに」


 俺は痛みに悩まされる頭を、押さえながらひとりごちる。


「あと確認したいことは、明日起きてからのステータスの上昇だけだから寝よう。お休み~」


 魔力枯渇からか、急激に襲い掛かる睡魔に体を委ねベットに横たわる。

 この時、城の中で謎の魔法の発動を感知した王宮魔法使いだったが、使用された魔力が少なかったため無視したのはこの時の焔が知る由は無かった。


 ~焔就寝中~


「眠いけど起きたから身支度するか」


 時計を見たところ5:00だったが、起きてしまったからか眠いが二度寝できる感じではなかった。

 面倒くさいが、洗面所に行き顔を洗い服を着替える。


「そうだステータス確認しなきゃ。ステータスオープン」


 名前 焔

 年齢 17歳

 種族 人間(♂)

 LV.1

 HP     50/50

 MP (魔力) 61,873/61,873

 STR (力)  50 

 DEX (俊敏) 50

 VIT (耐久) 50

 INT (知力) 28,655

 EXP (経験) 0/5

 スキル 「???」・魔法Lv.3(火・水・土・風・雷・氷・防御・回復)・幻影術Lv.3・魔力操作Lv.5・詠唱破棄

 称号異世界人・巻き込まれ 魔法使い


 俺のステータスは、謎の成長をしていたというか、魔力が気持ち悪いぐらい多くなっている。


「やっぱり成長しているか…でもすげー成長率だなぁ召喚ボーナス的なものなのか、俗にいう主人公補正的なものなのかな?でも今までの感じ主人公は、香蓮じゃないのかな…まあいいかステが高くて面倒くさい事には、なるかもしれんが死ぬ可能性は、遠のいたし。」


 俺はステータスチェックを終えると部屋を出た。


「あの程度で、あそこまでの謎成長するなら中庭で、筋トレやマラソンしただけで超人になれそう」


 俺は、思い立ったら吉日精神で中庭に行った。


 ~移動中~


 王城の中庭には、近衛兵の訓練場みたいな場所と色とりどりの花で飾られた庭園が有った

 まだ早いのか誰も居なかったが、今日の訓練のためか刃のつぶされた剣が、何本か入っている箱が置かれていた


「勝手に借りるのは悪いけど、ちょっと剣をお借りして素振りしてみるか」


 俺は、訓練場に置いてあった刃がつぶされた剣を借り素振りをし始める。

 日本で少し剣は、扱っていたから手早く姿勢を整える。


「結構ずっしりとするが、持てないほどでもないし小一時間素振りをするか」


 この時の焔は、この訓練場で一番重い剣を持って素振りをしていたことを知らない


 ~素振り中~


「ふぅ。汗もかいたし一回部屋に戻って体を拭こうかな」


 持っていた剣を、元に戻し俺は、部屋に戻った


 ~部屋に移動中~


 俺は部屋に戻り、汗を拭くなど身支度をして、ひと段落つくとステータスを表示させた


 名前 焔

 年齢 17歳

 種族 人間(♂)

 LV.1

 HP     50/50

 MP (魔力) 61,873/61,873

 STR (力)  30,040

 DEX (俊敏) 50

 VIT (耐久) 50

 INT (知力) 28,655

 EXP (経験) 0/5

 スキル 「???」・魔法Lv.3(火・水・土・風・雷・氷・防御・回復)・幻影術Lv.3・剣術Lv.1・詠唱破棄・魔力操作Lv.5

 称号異世界人・巻き込まれ 魔法使い


「でました謎成長。多分何か条件を、クリアすると劇的な成長をするんだろう」


 成長条件を、考えていると部屋のドアがノックされた


「時間は8:00ちょい前か。はいはい起きてますよ」


 俺は返事をしながら使用人が、飯のため呼びに来たのかなと考えながらドアを開けた。


「焔様おはようございます。朝ごはんのご用意ができましたので、昨晩お食事なさった食堂に来てください」

「おはようございます。わかりました、ありがとうございます」


 互いに一礼をし使用人は、別の人を起こしに行き、俺は食堂に向かった






 人物紹介

 2回目は主人公である焔くんです。


 名前 焔

 ステータス

 年齢 17歳

 種族 人間(♂)

 LV.1

 HP     50/50

 MP (魔力) 61,873/61,873

 STR (力)  30,040

 DEX (俊敏) 50

 VIT (耐久) 50

 INT (知力) 28,655

 EXP (経験) 0/5

 スキル:「???」・魔法Lv.3(火・水・風・土・雷・氷・回復・防御)・魔力操作Lv.5・幻影術Lv.3・剣術Lv.3・詠唱破棄

 称号:異世界人・巻き込まれ 魔法使い


 紹介

 元ははんなり高校の学生でよくいる授業中でもお構いなく本を読む文学少年。勉強自体は中の上で咄嗟に出された問題も答えられる程度には授業を聞き本を読む変態。

 よく本の内容の考察や妄想でニヤニヤすることがあり周りからは関わってはいけないキャラだと思われていた。

 今回の物語の主人公でチート級の成長力を持っている。

 裏話 

 元ネタは作家である日影 焔。私自体なろう小説やノベルが好きでよく授業中に本を読み先生に問題を出され難なく解いてきた問題児。この物語の主人公である焔は作家の妄想の中のキャラで自分がなりたいキャラの性格をいろいろと合わさった作家の夢である。

 次回はモブ1の凛音君の紹介です。


初めまして日影焔です。

誤字脱字等ありましたら教えていただけると幸いです。

また感想やアイデアを常時募集中です。

ここがつまらないなどの意見も送って下さると幸いです。

次回の投稿は10/13(金)を予定しております。

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