8-4 休日 国政
迷走し始めてきてるけど頭の中の予定は、数話、国政や休みを挟んだのち、久しぶりのダンジョン攻略と考えてます。
また作者は、農業や産業の知識がほぼ牧場物語の知識程度しか無いので色々おかしな点があると思いますがご容赦ください。
どうも焔です。今回、少し政治に手を出そうと思います。
「と言うわけで、俺も少し政治に手を出そうと思う。」
「大丈夫?熱出た?」
「焔が政治とかこの国は、終わるのかな?」
「主、政治系出来るの?」
「あるじ様の政治見てみたいね」
「そうだね。」
現、国政の第一責任者達に政治をする旨を伝えるといつも通りの反応が返ってきた。
まあ今まで遊んでたからだと分かってわいたけど皆いつも酷くね。
「現代知識マシマシだから近代化ぐらいなら出来るぜ。まぁ正確には、現グラングエルの状況を見たいだけだ。」
「そうなのなら私から教えましょうか?」
仕事モードなのかOLのようなスーツに眼鏡ポニーテールの出来る女感がバリバリ出ていた。
「それじゃーいかんですたい。見て聞いて感じてが一番重要だしその場で出来ることがあれば行動するのが一番だろ」
「なら今日は、私が補佐につくわ。」
「了解。頼むわ」
その後は、各産業系トップの報告を聞き改善案や多少の知恵を授けて終わる。
「いやー久しぶりにゆっくりと街を見るな。と言うかほぼ初?」
そう言えば建国時から殆ど見てないな。
大襲撃有ったり、帰界したり殆ど街に行ってないな。
こう見ると結構人も魔族も混ざってるな。
「日影、皆が付けてるプレートは、なんだ?」
「あぁあれは、悪い言い方するなら識別用。いい言い方するならグラングエル限定の市民証だよ。」
「そういう事か…見方は?」
「プラチナプレートが元からメリソスに住んでいた人達やこちらが承諾した人たち。金プレートがグラングエルとなってから移住してきた人たち。銀プレートが商人や吟遊詩人などの売人と言っても奴隷や薬などの売人とは違うからな」
「分かってるよ。んで銅が冒険者とかか?」
「そうだよ。正確には、プラチナ・金・銀どれにもなれない人達全員がそうなるの。」
街を見渡すと俺ら以外は、みんな首から掛けていたり、ベルトからぶら下がってたりしている。
「でも金やプラチナとかの貴金属を使っていいのか?奪われたり、持ち逃げされたりしないのか?」
「この国でそんな事出来ると思う?」
自分で言ってて無理だなと思った。
この国は、メリソスだった時から街を守るため壁を作り対空用に結界を張っている。
結界の核は、俺たちの住んでいる豪邸の地下に有り核を守る結界すら有るから結界を壊すのはほぼ無理だろう。
「ごめん、無理だわ。盗める奴が居たらそれは、俺への宣戦布告だな。」
「そうだね。私が知ってる中で核を破壊せず結界を破壊できるのは、私たちのメンバーぐらいじゃないかな?」
「後は、まだ見ぬ24の獣ぐらいだな。」
そんな話をしてると遠くから怒号が聞こえる。
なんか問題が起きたのだろう。
「日影、行くぞ」
「了解」
怒号の方へ行くと金のプレートを首から下げている魔族の少年が銅プレートのヤンキー風の男に殴られたのだろう地べたに伏していた。
少年の口の端から血が垂れていた。
「何が有ったんだ?」
「゛あ゛ぁ゛ん誰だオメェ、こっちの問題だ口を出すな。」
こちらを睨み付けると伏している少年を蹴り飛ばそうとする。
野次馬をしていた住民は、俺を見るなり興味を無くしたのか金プレート以上の人達はすぐさま散り散りになる。
だが銀や銅の者は、興味津々な眼差しで未だ見ている。
「俺の前で何してんだ殺すぞ」
蹴り出した脚を受け流し少年を日影に預ける。
日影は、端の方へ移動し治療をしている。
見た感じ殴られただけらしく特に外傷なども見当たらない。
「だからテメェは誰だって言ってんだろ」
少年から俺をターゲットに変えたのか再度蹴りを放ちながら腰に掛けていた剣を抜き俺に攻撃してくる。
「よーし、決めた。お前宣伝用で処刑な。」
蹴りに対し同じく蹴りで返し、剣は拳で応戦する。
応戦と言っても結果は両方とも俺の勝ちで相手の剣も足も砕ける。
「ぎゃぁぁああ俺の足がぁあああぁ」
男は、足を抱き地面を転がっている。
その景色を見た野次馬たちは、青い顔をし横目で見ていた金色以上は、だろうなと言う顔をし直ぐに仕事や自分の事に戻る。
「おい、野次馬してる奴ら、俺の名は焔。まぁこの街に来たなら名前ぐらい知ってるよな。
この国は、人魔混合国だ。何が原因でこうなったかは、知らんが魔族だからと迫害するならこいつの様になるぞ」
地面で転がっている男の腕を持ち躊躇なく握りつぶす
「ぎゃぁ~ぁぁ」
火と叫ぶすると男は、気絶し力が抜ける。
仕方なく日影の方へ放り投げる。
日影は、日影で触りたくないのか投げられた男を蹴りで撃ち落とし、手を触れずに回復魔法をかける。
「サンキュ日影。と言う事で今後この街で変な諍いしたら殺すからな。それは、魔族も一緒だから魔族である事に高を括ったら同じく処刑するから安心しろ。」
その場に居た銀以下は、ブンブンと言う音が聞こえるほど強く頭を振る。
金以上は、いつも通りだなぁといったほのぼのとした雰囲気だった…あれ?
「なぁ日影…もしかしてお前も同じ事したことある??」
「はぁ~あるよ建国直ぐに冒険者達が魔族の少年を集団リンチしてたから全員血祭りにあげちゃった♡」
「そうか。よくやった」
俺は、頭を撫でながら少年を見る
さっきの残虐な光景を見て俺の事を怯えているが俺が焔で有ることを知っているのか死ぬ恐怖ではなく純粋に人の悲鳴を聞いたことに対し恐怖していた。
「あっありがとうございます。」
「んで何があった。」
「えっと僕が冒険者ギルドに行こうとしさっき殴ってきた人にぶつかりそうになって避けようとしたら殴られ、その後は焔様たちが来ました。」
直訳すると正面衝突を避けようとしたら殴られたと…まぁ暴力を振るったのは、悪いし俺に対しての無礼を考えるとあれで良いか。
まあでも罰は必要だな
「そいっ」
「いてっ」
少年の頭にデコピンをかます。
「手を出さなかったのは、賞賛するがぶつかりかけた事も問題の一つだからその罰だ。」
「申し訳ありません。」
「まあいいさ、逆切れや何かあったら言え、俺の求めるのは、人魔が共同できる国であり膿になるものは、排除したいのでね。」
「何から何までありがとうございます。では、失礼します。」
少年は、頭を摩りながら俺らに一礼しその場を去る。
「やっぱり、銀以下はまだ差別意識が有るんだな…」
「そうだねそこは、問題かな…焔、街の外も見に行こうか」
「了解」
街から外れ郊外に向かうと農業・林業・牧畜業と言った第一産業が所狭しに配置されていた。
しかし、しっかりと枠組みされておりパッと見で全て何処にあるかが分かるようになっていた。
「おぉこれは、すげー現代では、見れない景色だな。」
春夏秋冬があるこの世界だけど年間通してどんな野菜でも育つのだろう…地球では季節違いな野沢菜とナスが同じ畑で育っていた。
また、花も盛んに育てているのかガーベラ・バラ・デンドロビウム・ユリと多種多様な花が育てられている。
「農業は、ちょくちょくアスから質問を受けているからそこまで問題は無いと思うが?」
「そうだね、これと言った問題は、無いかもだけど現状視察は国営において最も大事だよ。」
「知ってるよ。そのために今日は、お前とデート兼視察に来たんだろ」
デートと聞き一瞬赤面するが直ぐに真面目に戻る。
そんな話をしていると畑の方へ虎の魔物が走っていた。
目測でも今農業をしている人達では、倒せないであろう強敵だった。
まぁ俺からすればクソ雑魚なので片手間に討伐する。
「アスは、焔から教わったことを実践して公共事業でこの第一産業を回しているんだけど…今の魔物の様に畑荒らしの対策が難しい点が主な問題点かな…」
「冒険者を雇うのは?」
俺たちが居ると言っても元は冒険者たちがメリソスを守っていたはずだ。
「動物は大丈夫だと思うけど…闘技大会やモンスターの大襲撃が原因でグラングエル周辺の魔力量が異様に多くなって魔物達の強さが上がっているの」
昔そう言えばノエルだか日影がまだ神の声だった時代にそういう事聞いた記憶があるな。
魔物は、二つ居て一つは魔力が形を作り魔物になる場合と動物が過剰に魔力を得た場合、魔物になると。
魔族が使役するのは、基本後者の方が多く、野生の動物を捕まえて自分の魔力を与え自分特有の魔物を作る。
故に超レアだけど街の中でモンスターが生まれることもある。
「なら魔族を使えば?」
「考えたけど…魔族の強さに農民が怖がる可能性を考えてちょっと怖いんだよね」
「ならマッチポンプって手もあるぞ?」
「焔、詳しく」
新しい可能性を新しい考え方を得られそうな機会に日影の目が真剣になる。
考えていることは、単純明快モンスターの大襲撃とほぼ同じだ。
「ん?簡単だよワトソン君モンスタートレインをしてそれを魔族に狩らせれば助けてくれた&実力の証明で一石二鳥さ」
「貴様…天才か‼」
大げさに驚かれて逆に驚く。
「まぁそういう事だ。大まかは分かったから次は、各職と再度話して予定を立てるか。」
俺は、日影をお姫様抱っこして豪邸に戻る。
途中、恥ずかしくなったのか暴れたが押さえ込む。
読んでいただきありがとうございます。
誤字脱字等ありましたら教えていただけると幸いです。
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ここがつまらないやこんなキャラを出して欲しいなどの意見も送って下さると幸いです。
次回の投稿は5/31(金)を予定しております。




