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新皇帝とエクソシスト

~帝国都市エルブルグ~

「ふぅ、道中何事ともなくエルブルグへ帰ってこれたな...」

前回の任務でアフィナが吸血鬼だと貴族にバレたが、今のところエクソシストとは出会わずにすんでいる...

ライマーが不安そうに僕に話しかける

「彰さん、これからどうしましょう...」

「どうするって言っても...とりあえず、冒険者ギルドへ行ってみよう。まあ帝国都市は各地の諸侯から独立してる上、教会の影響力も弱い、とりあえずは大丈夫なんじゃないか?」

「それでも心配です、エクソシスト達がアフィナさんを狙っていないか...何度も言いますが吸血鬼はかなり強い存在なんです。大司教が知れば精鋭を送ってくるでしょう...」

アフィナが不安そうに喋る

「私...怖い...」

それに対しミゲルが慰める

「アフィナお姉ちゃん!大丈夫だよ!このミゲル様が居るんだから!」

「ありがとう...ミゲルさん...」

「ミゲル、前回の時も思ったが自分を様付けで呼ぶのはどうかと思うよ」

「彰!僕は神様なんだぞ!」

「調子に乗るんじゃないぞ、ミゲル。君が神様ってバレたら大変なことになるんだから」

「はーい」

「それじゃあ、冒険者ギルドへ向かおう」


~冒険者ギルド~

冒険者ギルドへ入ると受付嬢が嬉しそうに話しかけてくる

「ミゲルさん!それとお付きのかた!1週間前、帝都が選帝侯連合軍に落とされ、前皇帝マグヌス•フォン•ベルンシュタイン様が退陣を宣言されました!そして新皇帝はチェヒ王領の現国王のレオポルト•フォン•ゲルンハルト様が戴冠されることになりました」

「おお、皇帝が退陣されたのか」

ライマーが少し考え込んだ様子で質問する

「ゲルンハルト?私たちが支援に行った選帝侯連合軍の司令官は確か、フランツ・フォン・ゲルンハルト、もしかしてご兄弟?」

受付嬢が笑顔で答える

「はい!レオポルト•フォン•ゲルンハルト様はフランツ様の兄上です。それでフランツ様がミゲルさんに功績をたたえ宮廷に是非きて欲しい、称号を与えるとの連絡がきたんです!」

ライマーが嬉しそうにミゲルに言う

「ミゲル様!やりましたね!まさか支援に行った司令官の兄が戴冠するなんて...もしかしたら名誉称号だけでなく、領地ももらえるかもしれませんよ!」

「ライマーお兄さん、それってすごいことなの?」

「ええ!もちろんすごいに決まってるじゃないですか!ミゲル様が貴族になれるんですよ!」

「きぞく?貴族ってみんなを苦しめる悪い人じゃないの?僕、あんまり興味ないや...」

「あらら、まあ確かにミゲル様の立場からすれば興味、わきませんよね...」

ライマーが少しかなしそうにしている

「ミゲル、まあ新皇帝が何かくれるって言ってるんだ、謁見に行くだけでもいいんじゃないか?」

「うーん、わかった」

「よし、それじゃ支度して帝都シュパンガウを目指すぞ!」

「おおー!」

僕達は帝都に向かう準備のを行い、帝都行きの馬車へ向かった

「帝都行きの馬車ですか?」

「はい、そうだよ」

「四人なんですがいくらですか?」

「一人小型銀貨3枚だから、12枚だね」

僕は財布から小型銀貨、12枚を取り出し御者へ渡す

「はーい、ありがとね」

「よーし、みんま乗るぞ!」

僕達は馬車に揺られながら帝都を目指した


~帝都シュパンガウ~

「おお、ここが帝都か、さすがに繁栄してるな~」

馬車が道路を走っていて、いくつかお店も確認できる。そして帝国都市ではギルドが町の警備を行っていたから衛兵がいなかったが、あちこちに衛兵がいる

ミゲルが跳び跳ねながら辺りを見渡す

「彰!ライマーお兄さん!アフィナお姉ちゃん!すごい!人がたくさんいるよ!」

「ミゲル様、はしゃぎすぎてはいけませんよ」

「だって、前きたときは城塞を外から眺めただけで、街のなかには入れなかったんだもん!」

僕達はミゲルの興奮を抑えながら、宮廷へと向かった

「おお、ここが宮廷...」

大きな扉に、たくさんの衛兵、まさに中世の宮廷だ

「おじさん!」

鎧をきた衛兵が腰をかがめる

「坊や、宮廷に何かごようかい?」

「僕、レオポルトに招待されてきたの!」

「レオポルト陛下に...?ああ、選帝侯連合軍で活躍されたと言う子供の魔道師ですね。どうぞこちらへ、皇帝陛下が待っておられますよ」

おお、すんなり入れたな、子供だと馬鹿にして入れさせてもらえないかもと考えたが、話がちゃんと伝わっているようだ

~玉座の間~

おおー広い、そして至るところに絵画や宝石、剣や武器が飾られている...

そして奥に、多くの宝石がちりばめられた、重そうな王冠をかぶって座っているのが、新皇帝レオポルト陛下か

レオポルトがミゲルを見ると少し驚いた顔をして話しかけてきた

「おお、君が弟の軍で治療を行ったという、ミゲルくんかな?」

「おじさん!こんにちは、そう僕がミゲルだよ!」

「おじさん?...アッハッハ、元気の良い子供だ!」

ライマーが気まずそうに謝罪する

「皇帝陛下、ミゲル様の無礼をどうかお許しください」

レオポルトは笑って言う

「くるしゅうない、子供なんだ、言動なんて気にせんよ、そうだ」

レオポルトが大声で人を呼ぶ

「我が弟、フランツ!フランツは居るか?」

すると部屋の奥からフランツが現れた

「兄上!お呼びで...おお!ミゲルくんではないか!」

フランツは嬉しそうにミゲルに近づく

「おじさん、久しぶり!」

「ミゲルくん、きてくれてありがとう、兄上、この者が我々の軍の治療をしてくれたミゲルくんです。ぜひ彼の功績をたたえ領地を与えるべきかと...」

「もちろんだ!ミゲルくん、君にはチェヒ王爵領の中の男爵領を...」

すると後ろの扉から...

ドン!

現れたのは聖職者の格好をした三人組の男達だった

その内の一人を見たライマーが驚いた顔をして言う

「エ、エハン大司教!!?」

レオポルトが質問する

「エハン大司教?メーンツ大司教領の者か、わざわざ大司教が来たとは一体何事だ!」

するとエハン大司教が大声で答える

「この場所に魔物を連れて居るものがいる!」

ガヤガヤガヤ、みんなが驚いた顔している

「魔物だって?」

「帝国内に魔物が!?」

「殺される!」

すると皇帝レオポルトが大声で喋る

「静粛に!聖職者の方々、今は謁見中であるぞ、何か確信があってのことだろうな!?」

エハン大司教はフードを被ったアフィナを指して言う

「彼女だ!ヘッセン子爵から教会へ報告があった!」

まずい!帝都のど真ん中で、それも皇帝にみられながら、僕達が魔物を連れていたなんてバレたら...

皇帝が叫ぶ

「親衛隊!彼女のマントを剥がせ!」

アフィナが抵抗する

「やっ...やめて...」

「大人しくするんだ、フードを外すだけだから...!?」

フードを外すとアフィナの宝石のような羽が現れた

親衛隊は驚いた顔では叫ぶ

「ま、魔物!?それも吸血鬼だ!!」

皇帝が激怒して命令する

「まさか我々を殺すために連れてきたのか!?衛兵、取り押さえろ!」

アフィナが涙を流しながら言う

「そんなことしない!...私を殺さないで...」

ミゲルが皇帝の前に立ち、説得しようとする

「おじさん!アフィナはいいこだよ!捕まえないで!」

しかし皇帝の逆鱗は止まりそうにない

エハン大司教が口を開く

「功績を利用し、吸血鬼を連れ込み、皇帝を殺そうとするとは...ライマー、貴様!」

ライマーが弁明する

「私は神に誓って皇帝を殺そうなんてしてません!」

エハン大司教は激怒しながら喋る

「戯れ言は良い!」

このままじゃ、みんな捕まってしまう...どうしよう!?

するとフランツが叫んだ

「ミゲル達こっちだ!裏口から逃げろ!」

「貴様!弟とは言え、犯罪人と魔族に手を貸すのか!?」

「私は、ミゲル達に命を救われた騎士を多くみてきた、私はミゲル達を信じる!」

アフィナは周りの兵士を素手で倒し、フランツも加勢してくれたお陰で裏口に入ることに成功した

「おのれ、フランツまでもが魔族に味方するとは...」

「皇帝陛下、我々の精鋭のエクソシストが街で待機しています。必ず吸血鬼を討伐し、犯罪人達をとらえて見せましょう」

「期待しているぞ、エハン大司教」


「はぁはぁ、どんどん兵士が追って来ているぞ!」

「僕の力でみんなをて...」

ミゲルの口を塞ぎ、ライマーが答える

「ミゲル様、なりません、力をここで使えば、余計に皇帝に怪しまれます!」

「おい!お前達ごちゃごちゃ喋っていると敵に追い付かれるぞ!」

長い廊下を走り抜け、どうにか街へと出てこれた

「はぁはぁ、フランツさん、ありがとうございました、はぁはぁ」

「これぐらいミゲル達がしてくれたことに比べたら、ああそうだ、兄が皇帝になったことのにより、チェヒ王爵領は私が統治することになったんだ、皇帝ど言えど、選帝侯に簡単には手出しは出来ない。私は厩舎に預けている馬で王国へ帰還する、君たちもぜひチェヒ王爵領にきてくれて、そこなら安全だ!それじゃ!」

そういうとフランツは宮廷の厩舎へ向かって行った

「どうする?僕達は馬車で帝都にきたんだ、馬なんてないよ!」

「僕の力でみんなを転送させよう!...ってあれ?なんか街全体に強力な結界が張られてる...僕ならこのくらい簡単に壊せるけど...」

「ミゲル様、強力な結界を簡単に破壊したとなればミゲル様自身が魔物だと思われてしまいます」

「それじゃ、結界をすり抜けて転送...」

「それもなりません、ミゲル様が力を使うのはリスクがあります。そもそも転送事態非常に高度な魔術であり、魔帝すら使うことはかなわないと言われているんですから、本当の危機の時に使用してください!」

「これぐらい簡単なのに...」

「とりあえず、馬車を探そう!ミゲル、フードとか出せるか?そのくらいなら大丈夫だろう」

「OK!ポンッと!」

僕達はフードをかぶり顔を隠しながら馬車へ向かった

ライマーが先頭を歩き僕が一番後ろを歩いた

「よし、バレてないな...このまま馬車に...」

後ろから男の声が聞こえてきた

「我望む、我が神ミゲル様の名によって!犯罪者に光の剣を!」

「うっ!?」

それは一瞬のことだった、腹を見ると真っ白に輝いた剣が体を貫通していた

バタッ!

僕はその場に倒れた

「彰!」

ミゲルがすぐに駆けつける

「意外と、雑魚だな!」

後ろにいたのは十字架をぶら下げたエクソシストだった

「彰!彰!すぐ治療するね!」

ミゲルが涙目になりながら、僕を治療してくれた

「な!?、神の祝福を受けた剣の攻撃を治療しただと!?」

僕はミゲルを見る、ミゲルの顔が今までみたことがない形相で、激怒していた

「よくも僕の友達を...!」

エクソシストが笑いながら喋る

「貴様みたいなガキに何ができる!?聞いたぜ、戦場で回復魔法しか使えないやつだってな!俺は奇跡の力を使えるんだ!お前なんか簡単に拘束できるぜ!」

「我望む、我が神ミゲル様の名によって!犯罪者に鎖を!」

僕とミゲルは光の鎖に閉じ込められた、だが

「ははは、こんな鎖で何ができる?」

ミゲルはチェーンを破り捨てた

「ばっ馬鹿な!?大魔道師でも壊せない光の...神の力の鎖が!」

ミゲルは不気味に笑いながらエクソシストに近づく

「ねえ、僕をもっと楽しませてよ...」

「こっ、こっちに来るな!わ、我求む!我が神ミゲル様の名によって!犯罪者に光の矢を!」

ミゲルの周りに大量の光の矢が襲いかかる

パチン!

ミゲルが指を鳴らすと、光の矢はすべて地面に落ちてしまった

「ばっ化け物!」

ミゲルはずっと不気味な顔をしている

「ねぇ、僕の大切な親友を傷つけた罪をどうやって支払ってもらおうか...」

エクソシストは震えていた

「わ、我求む!我が神ミゲル様の名によって、私に剣を!」

エクソシストが唱えると光輝く剣が現れた

「こ、これでも食らいやがれ!!!」

エクソシストは光の剣をミゲルに振りかざした

バキ!

「え...」

ミゲルは剣を片手で受け止め粉々に砕いてしまった

そして呆然としているエクソシストをミゲルは地面に叩きつけた

地面は割れ、辺りの建物にひびが入った

「た、たすけて...」

普通なら確実に死んでいる、死んでいなかったのはミゲルが死なないように回復魔法をかけていたからだ

そこへエハン大司教ともう一人のエクソシストが現れた

「な、なんてことだ...地面がえぐれて...」

「貴様か!私はエハン大司教に仕えるエクソシスト、ランベルトだ!この悪魔め...」

「ランベルト油断するな!君は精鋭の中の精鋭とはいえ、相手はみたことがない力を持っている」

「はい、エハン様」

ミゲルは不気味に笑いながらランベルトを見る

「ぼく、今、すっごく気分が悪いんだ、ねえ、僕の怒り、君なら受け止めてくれる?」

「貴様は、俺が倒す!」

そこへライマーが叫ぶ

「ミゲル様!怒りをお沈めください!」

「ごめん、ライマー、それには従えないや」

ランベルトが叫ぶ

「我求む!我が神ミゲル様の名によって!我が身に神の剣を!」

ランベルトが叫ぶと手元に光輝く、長剣が現れた

「この剣で、貴様を切り刻む!」

ミゲルは不気味に笑っている

「これじゃ、面白くない」

パチン!

ミゲルが指を鳴らした

「なっなんの真似だ...うっ体に力が...おおミゲル様の神の力を感じる!貴様を倒すことは神も望まれている!はぁー!」

ランベルトが武器を的確にミゲルに向けて振り下ろした、だがミゲルは片手ですべて防ぐ

「君の実力はこんなものなのかな?」

「ふざけやがってぇぇ!!!!俺はエクソシストだ!お前のような魔物を殺すために生まれた存在だぁぁぁ!」

しばらくランベルトが剣を振り下ろし、それをミゲルが片手で受け止める戦闘が続いた

「飽きた、今度はこっちのターン」

「なに!?」

ミゲルがそういうとランベルトに向けてパンチした

とっさにランベルトは長剣で防御する、しかし凄まじい威力のパンチを食らったランベルトはそのまま、城壁へと叩きつけられ、長剣は粉々になってしまった

「げほっ、げほっ」

血塗れになりながらランベルトは立つ

「神様のご加護だ...まだ俺は戦える!」

ランベルトはジャンプし空を飛ぶ、それに会わせてミゲルも空に浮いた

「我求む!我が神ミゲル様の名によって!悪魔に鎖を!悪魔に光の矢を!」

先程とは比べ物にならないほどの大きな鎖、そして何千を越える光の矢が現れた

「くらぇぇぇぇ!」

先程とは違いミゲルは鎖を壊そうともせず、矢を止めようとしない、だがずっと不気味に笑っていた

凄まじい攻撃がミゲルを襲った、だが...

「そっ、そんな馬鹿な...」

ミゲルは傷ひとつついてなかった

「ねぇ、僕の攻撃受け止めてくれる?」

ミゲルがそういうと、ものすごい勢いでランベルトに近づき、ランベルトを地面に叩きつけた。凄まじいパワーで叩きつけられた結果地面は大地震が起こり、帝都のほぼすべての建物は崩れた。

「もう、死んじゃったかな」

ミゲルは指先を動かし空中で地面に叩きつけたランベルトを引き上げる

「あは!まだ生きてる、さっき大量の祝福をあげただけはあるね!」

そう、戦闘の前にミゲルはわざと大量の奇跡の力を与えランベルトを強化していたのだった

「あ、悪魔め...」

「まだ、壊れないでよね、ぼく全然満足してないから」

「ああ、そうだこの攻撃に一秒耐えれたら合格にしてあげる」

「なっなんだと...」

そうミゲルが言うと天空から真っ白な光の光線が現れた

「そ、そんな馬鹿な!あれは神の力!?」

光の光線は街全体を覆うように、そう街に光のタワーが出来上がった

光の光線を食らったランベルトは一瞬で塵も残らず消しとんでしまった、そして、街も宮廷も跡形もなく消えてしまった

「不合格、ちょっと力だしただけなのに...なんて弱いんだろう、ははは!」

ミゲルが地上に降りるとすさまじく大きいクレーターができ、辺りのすべてが消し飛んでいた、結界に守られていた彰達を覗いて...

ライマーが口を開く

「み、ミゲル様...」

「ごめん、ライマー、彰が刺されたのが許せなくて...本当はこの国ごと滅ぼしたかったんだ...」

「ミゲル様...」

「大丈夫、ちょっと力を出したらスッキリしたよ」

パチン!

ミゲルが指を鳴らした

するとクレーターとなり跡形もなく消えていた街がきれいに元に戻った

「わ、私は死んだはずじゃ...」

「ランベルト!一体何が起きたんだ!」

彰を攻撃したエクソシスト、ランベルト、エハン大司教も生き返った

「ねぇ、ちょっとは反省した?」

ミゲルが顔を強ばらせエハン達に聞く

「あっ悪魔だ...勝てるわけがない!おい逃げるぞ!」

「あっエハン大司教!」

彼らは逃げていってしまった

ミゲルは彰に近づく

「彰!ごめんなさいぃ!僕、僕!もし彰が死んじゃうかもと思ったら...」

ミゲルは大号泣し彰に謝った

「ミゲル、ありがとう。ミゲルがいなかったら死んでたかも、でもミゲルのお陰で生きてる」

「うう...」

「泣いてても仕方ない!ミゲル!」

「はい...」

「アフィナ!」

「はい!」

「ライマー!」

「はい!」

「僕達は、チェヒ王国へ向かうぞ!」

「「「おおお!」」」

ミゲルが暴走し、一時はどうなるかと思ったが、我々はチェヒ王国へ向けて進み始めたのだった...

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