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《碧眼の花と緋の刃》軍に拾われた少女は、差別と陰謀の時代に抗い、愛を知る  作者: 伊太利ひなぎく
第1章

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第7話 後編《師の部隊へ②》


ソニアたちが調べ物を始めて小1時間ほど経った頃、ユリウスはソニアに声をかける。


「シュミット、そっちはどうだ?」

「いえ、こちらには特に規定されている事柄はございませんでした」

「そうか…軍の方にも規則・規定は無いようだった。となると…」


ユリウスはそう言いながらサッと立ち上がると、ソニアに声をかける。


「俺は少し出てくる。シュミットは少しここで待っていろ」

「はい、承知いたしました」


そんな2人の様子に、シュテファンは首を傾げた。


「クロイツァー大尉、どちらに行かれるんですか?」

「…念のため、上から許可を取ってくる」


ユリウスがそう答えると、ギルベルトは納得したように口を開く。


「まあ、それが1番確実だわな。さっさと行ってこい」

「ああ」


ユリウスはそう言って、ソニアの調査書を手に執務室を後にした。


(シュミットの希望を叶えるには、もう少し手を回しておいた方が安全だ)


そう考えながら、ユリウスは足早に廊下を進む。


しばらくしてルーファスの執務室に到着すると、ユリウスは深呼吸をしてからドアをノックした。


「中将、クロイツァーです」

「…入りなさい」


ユリウスはそっとドアを開けて、部屋の中に足を踏み入れる。


「失礼いたします」

「大尉が、業務報告以外でわざわざ執務室まで来るなんざ珍しいな。…ひょっとして、何か頼み事か?」


室内で椅子に腰掛けるルーファスは、ニッと笑いながらそう言った。


「…お察しの通りです、メーゲンブルク中将」

「まあ、お前が俺と直接話をしたがるのは大抵そういう時だからな…。とりあえず聞こうか。まあ座りなさい」


ルーファスはそう促してユリウスをソファに腰かけさせると、給湯スペースで2人分のコーヒーを淹れて1杯をユリウスの前に置く。

自分もコーヒーを片手にその正面の席へと腰かけた。


「…ありがとうございます」

「気にするな。…で、頼み事というのは何だ?」


そう聞かれたユリウスは調査書をデスクの上に差し出す。

ルーファスはコーヒーカップを一旦ローテーブルに置くと、調査書を手に取って一通り目を通し始める。


「これは…軍大学3年の調査書だな。もうそんな時期か…」

「はい」

「何故大尉が調査書を持っている?お前、3年の魔術訓練の講義は受け持っているが、実習の担当ではないはずだろう?」


そう首を傾げるルーファスに、ユリウスは意を決して口を開く。


「…部隊実習で当部隊に仮配属させたい学生が1人おりまして、中将にそのための許可をいただきたく存じます」

「はあぁ!?」


ルーファスはユリウスの言葉に思わず声を上げてしまった。


「ちょっと待て…俺の聞き間違いか?大尉の所に仮配属だと?本気か?」


僅かに狼狽えるルーファスの問いかけに、ユリウスは小さく首を縦に振る。


「はい。確かに慣例としては、部隊長が中佐以上の隊となっていますが…。先ほど一通り確認しましたところ、規則上の縛りはないようでしたので」

「いやまあ、その点に関してはお前の言う通りだが…」


ルーファスはそう言いながら今までのユリウスの指導ぶりを思い返す。

ユリウスは実力の足りない学生を鬼のような指導で泣かせることは多々あったが、彼に『欲しい』と言わせた学生は今まで1人もいなかったのだ。

が、思い当たる節のあったルーファスはユリウスに問いかける。


「ひょっとして…いつぞや話をしていた、特例措置の学生か?」

「…ご明察です」

「そうか…」


ルーファスは複雑そうな表情で腕を組み、じっと無言でローテーブルの上のコーヒーカップを見つめた。

そんなルーファスが口を開くのを、ユリウスは姿勢を正してじっと待つ。


(やはり…前例が無いとなると、そう簡単には許可されないだろうか…)


そう思い悩むユリウスに、ルーファスは小さく息をつきながら話を切り出す。


「…一応、その子を学生のうちから囲っておきたい理由くらいは聞かせてもらおう」

「承知いたしました。まず、仮配属自体は学生本人からの希望です」


ユリウスの言わんとすることの意味がわからず、ルーファスは「ん?」首を傾げた。


「そうなのか…?だが、向こうから希望を出すほどの接点は、お前たちにはないはずだろう?」


ルーファスの疑問に、ユリウスは一瞬考え込んでから口を開く。


「業務外のことでしたので報告しておりませんでしたが…実は、10月半ば頃より自分が彼女の個別指導を受け持っております」

「はぁ!?」


間髪を入れずルーファスは再び声を上げる。


(学生に厳しい大尉が、自分の時間を削ってまで個別指導を行うなんざ初耳だぞ…)


ルーファスは驚きを隠せなかった。


「何がどう転べば、お前が1学生を個別指導することになるんだ…?」

「それについてなのですが…」


ユリウスは軽くため息をつきつつ、現在の軍大学内におけるソニアの境遇についてルーファスに説明し、それを聞いたルーファスは憤る。


「はぁ!?どういうことだ、それは…!」

「今お話ししたことそのままです、中将」


ユリウスが冷静にそう告げると、ルーファスはソファに腰掛け直しつつ深くため息をつく。


「なるほどな、だからお前のところで預かりたいと…」

「はい。…本音を言えば、その延長として彼女の本配属も視野に入れております」

「本、配属…?」


ユリウスからの思いもよらぬ台詞の連続に、ルーファスは思わず言葉を失いかけてしまう。


「いやいやいや…ちょっと待て。本配属は流石に気が早いだろう?まだ3年の学生だぞ?」


そう言われたユリウスは、これまでのソニアとの個別指導を振り返りながら口を開く。


「承知しております。しかし、彼女の才能は10年に1度…いえ、それ以上のものです。あれほどの人材は、他に取られる前に是非とも手元に置いておきたいと考えました」

「それほどまでに優秀なのか、あの子は…」


ルーファスはそう呟くと、再び難しい顔をして考え込む。


(大尉があの子の世話を焼き始めたのは、流石に予想外だったな。まあ、理由は何となく想像がつくが…)


そう考えつつ、顔を上げてユリウスと視線を合わせる。


「一応確認だが…お前が彼女をそこまで気にかけているのは、昔の自分と重ねているからか?」


ルーファスの問いに一瞬返答を悩むユリウス。


(中将には、わざわざ隠す必要もないか…)


そう判断すると、小さく頷いてから口を開いた。


「…きっかけはそうです。指導教官や学生から遠巻きにされるのは、自分も経験済みですから」

「まあ、お前も軍大学時代から相当優秀だったからな。大尉の場合は、ベルクマン准尉のおかげで持ち直したようだが…」


ルーファスはそう言いつつ、ギルベルトから初めてユリウスを紹介された時のことを思い出す。


(『優秀な学生は手元に置いておきたい』か…。あの時の俺も、確かにそう思ったな。まあ、あいつは元々そういうつもりでの紹介だったようだが…)


そう考えるルーファスはしばらくアレコレと頭を悩ませると決意を固め、ユリウスにまっすぐ視線を向けた。


「…まあ、そういうことなら何の問題ないだろう。大尉の好きにしなさい。ただ…俺の許可まで必要か?」

「部隊実習の指導教官たちは、自分の上官にあたりますので…」

「ああ、万が一トラブルになった時の保険か。わかったわかった、それなら一筆書いておこう」


ルーファスは苦笑いしながらペンを手に取る。


(指導教官たちは、俺より上の連中は1人もいない…相変わらず抜け目のない男だな)


そう思いつつ、ルーファスは調査書の隅にソニアがユリウスの(もと)で仮配属となることを許可する旨をサインと共に記載した。


「これで良いか?」

「はい、ありがとうございます」

「ああ。…大尉、あの子をよろしく頼むぞ」


ルーファスの言葉に何か引っかかるものを感じつつ、ユリウスは軽く首を傾げる。


「はい…承知しました。では、自分はこれで失礼いたします」


ユリウスは一礼してルーファスの執務室を後にし、そのまま足早に自分の執務室に戻る。

扉を開けるとヴェルナーたちがソニアを取り囲んでいるのが目に入り、ユリウスは肩の力が抜けるように息を吐いた。


「…お前たち、仕事を放って何をしているんだ?」


その言葉に、ヴェルナーたちはユリウスが戻って来たことにようやく気付き、ダラダラと冷や汗をかく。


「大尉、戻って来んの早くねーっすか?」

「そう込み入った話でもなかったからな。…で、何をしているんだ?」


そう質問を繰り返すユリウスの圧に、ヴェルナーたちはしおしおと小さくなってしまう。

そんな様子の彼らにフォローを入れるべく、ソニアは口を開いた。


「個人情報等を聞かれていただけです」

「は?個人情報…?」


ユリウスが思わず怪訝な表情を浮かべると、ヴェルナーは慌てて補足を入れる。


「ちょ!それは誤解される言い方だって…!個人情報じゃなくて、プロフィール!」


その言い訳に、ラルフもコクコクと首を縦に振りながら口を開く。


「その通りです!その…好きな物とか趣味とか…」

「ほら、これもれっきとした世間話だと思いません?」


そう話すシュテファンたちにユリウスは思わず深くため息をついてしまい、そんな様子を自分のデスクから眺めていたギルベルトはくっくっと笑う。


「…男は美人に弱ぇからな。仕方ねぇだろ」


そう言うギルベルトの言葉に、ユリウスは再度小さくため息をついた。


(今からこの調子となると、シュミットが仮配属本配属になった後はどうなることやら…)


そう考えていると、再度ギルベルトから声をかけられる。


「んで?お許しは出たのか?」

「ああ。調査書にサインももらって来た」


ユリウスは自席に戻り、調査書の必要事項欄を埋めていく。

ソニアがサインすべき箇所を除いて記入し終わると、ユリウスは調査票をソニアに手渡した。


「内容を確認してサインをしたら、早めにザクセン中佐まで提出しておけ」

「はい。ありがとうございます、大尉」


ソニアはそう返答しつつ、調査書を上から順に確認していく。

ふと枠外のサインが視界の端に入るソニア。


(そういえば、大尉の直属の上官ってどなたなのかしら…)


そう考えつつ、そちらに目を向けた。

そこに書いてあった『ルーファス・メーゲンブルク』の名前に、ソニアは目を見開いたまま動きを止めてしまう。

そんな彼女の様子に、ユリウスは首を傾げた。


「…シュミット、どうした?」

「あー…中将、強面だもんな。学生はそりゃビビるか」


察したようにそう言うギルベルトに、ラルフも苦笑いで口を開く。


「まあでも、少なくとも仮配属期間中に中将と直接会うような機会は無いだろうし…今のうちから心づもりだけしておいたら良いんじゃないかな?」


その言葉に、ヴェルナーもうんうんと同意する。


「確かに曹長の言う通りっすね。俺も、中将とは数えるほどしか会ったことねーし…」

「ま、何はともあれ、嬢ちゃんの仮配属はこれで決定ってことだな」


ギルベルトの言葉に、ソニアはハッと立ち上がると全員に向かって深々と頭を下げた。


「皆様にはお世話になります。何卒よろしくお願い申し上げます」


そんな彼女の様子に、ヴェルナーは頭を掻きながら口を開く。


「いや、別にそんな畏まらなくても良いって…」

「そうですよ。仮配属だろうが同じ部隊の仲間なわけですし」


ニコリと笑ってそう告げるシュテファン。

そんな彼らの様子に、ソニアはホッと息をつく。


(受け入れていただけて良かった…とりあえずは一安心しても良いのかしら?とはいえ、また別の問題が出てきたけれど…)


そう考えるソニアに、ラルフが声をかけた。


「とりあえず、何て呼べば良いかな?ウチの慣例だと名前呼びになっちゃうけど…それでも大丈夫そう?」

「名前呼び、ですか…?」


ソニアは思わず首を傾げてしまう。


(普通、お互い階級か苗字で呼び合うわよね…?)


そう疑問に思うソニアに、ヴェルナーが補足を入れようと口を開いた。


「正確には、階級と歳が下のやつを名前呼びするって慣例だな」

「えっと…?」


ますます首を傾げるソニアに、ヴェルナーは言葉を続ける。


「例えば…俺はシュテファンを名前で呼ぶけど、ベルクマン准尉とサヴォイア曹長は階級が下でも歳上だから基本階級呼びなんだよ」


その説明に、ソニアは納得したような表情を浮かべた。


「…理解いたしました。ですが、何故わざわざ名前で?」

「『堅っ苦しい上下関係よりも、ちょっとフランクな方がお互い意見言いやすいだろ』ってベルクマン准尉の発案でさ」

「なるほど…」


ソニアは小さく呟きつつ、顎に手を当てて考え込む。


(確かに一理あるわ。この部隊が和気藹々としているように感じるのは、きっとそのおかげなのね…)


そう判断したソニアは、ラルフに向き直った。


「であれば、名前で呼んでいただいて構いません」

「そっか。じゃあよろしくね、ソニアちゃん」


ラルフはそう言って右手を差し出し、ソニアも同じように右手を差し出して握手を交わす。


「こちらこそよろしくお願い申し上げます、サヴォイア曹長」

「あ!抜け駆けズルイっすよ!」


ヴェルナーはそう叫ぶといそいそとソニアの前にやって来て、ラルフと同じように手を差し出した。


「ソニアちゃん、よろしくな!」


ヴェルナーがそう言った瞬間、横からラルフがその手をはたき落とす。


「痛ってぇ!何するんすか、曹長!?」

「下心が透けて見えるから却下だよ」


そう言ったラルフはヴェルナーの軽く首根っこを掴むと、ソニアから距離を取らせる。


「挨拶くらい良いじゃないっすか!」

「ローデ少尉の場合、挨拶で済むか甚だ疑問だからねぇ…」

「そんな言い方ないっすよ!」


ヴェルナーとラルフは言い争いを始めてしまい、そんな様子に苦笑いしながらシュテファンがソニアに声をかける。


「何というか…毎度騒がしくてすみません」

「いえ、問題ございません」

「実習が始まったら、毎回こんな感じかもしれませんけど…とりあえずよろしくお願いしますね、ソニアさん」


シュテファンはそう言ってソニアと握手を交わす。


「はい。よろしくお願い申し上げます、クリューガー伍長」

「伍長って呼ばれ慣れてないんで…普通に苗字だけで構いませんよ?」

「承知いたしました、クリューガーさん」


ソニアがそう呼ぶと、シュテファンはフッと笑ってからヴェルナーたちに向き直った。


「…そろそろ止めた方が良さそうですね」


そう言うとシュテファンはヴェルナーたちの方へと向かっていき、そんな様子を遠巻きに眺めるソニアの肩を、ギルベルトがポンっと叩く。


「ま、ウチの連中は変なヤツばっかだけどよ。根っからの悪人は1人もいねぇから安心しな、嬢ちゃん」

「…そのようですね」


ソニアがそう答えると、ギルベルトは安心したようにフッと笑う。

そのままふと思い立ったように振り返ると、ユリウスに声をかけた。


「んで?嬢ちゃんにはいつから来てもらうつもりだ?まだ実習まで2ヶ月弱あんだろ?」

「そうだな…」


ユリウスはそう言うと腕を組んで考え込む。


(通常であれば、来学期から来てもらう形になるんだろうが…)


そう考えながらちらりとソニアに視線を向け、彼女の境遇を思い返した。


(こいつの人付き合いの下手さを考慮すると…)


ユリウスはそう判断すると、ソニアに声をかける。


「…シュミット」


その言葉にソニアはユリウスの方へと視線を向けた。


「はい、何でしょうか?」

「今後、講義のない時間は可能な範囲でここで過ごすようにしてもらいたい」

「えっ…?」


ユリウスからの思いもよらぬ提案に、ソニアはつい声を上げてしまう。


「構いませんが…皆様の業務に支障が出るのではありませんか?」

「可能性は否定できない。ただ、お前には実習が始まる前に、部下たちとはある程度交流しておいてもらいたいと思ってな」


その言葉に「交流…?」とソニアは首を傾げ、その様子にユリウスは補足を入れる。


「実習の課題は、基本的に俺たちの誰かと組んでこなしてもらうことになるだろうからな」

「あー…普通は学生同士で事足りるけど、今回みたいに学生が嬢ちゃんだけってなるとそうなんのか…」


ギルベルトの言葉にユリウスはコクリと頷く。


「そういうことだ。いきなり初日からよく知らない奴と組めと言われても、シュミットも困惑するだろう?」

「…ごもっともです。であれば、そのようにさせていただきます」


ソニアたちがそう話していると、ヴェルナーが首を傾げながらユリウスに声をかけた。


「…つーか大尉、何でソニアちゃんのこと名前で呼んであげないんすか?」

「は?」

「いや、さっき俺が説明したっすよね?苗字呼びしてんの、大尉だけっすよ?」


そう言われたユリウスはちらりとソニアに視線を向ける。


(どうしたものか…)


ユリウスが思い悩んでいると、ふとソニアと目が合った。


「…シュミット、お前はどうして欲しい?」

「私ですか?特にこだわりはありませんし、苗字でも名前でも構いませんが…何か不都合でも?」


相変わらず淡々とした様子でそう答えるソニアに、ユリウスは何となく拍子抜けしてしまう。


「いや…お前は学生だし女だろう?指導教官の立場として、軽々しく名前で呼ぶのはどうかと思ったんだが…」

「えっ…?」


そう話すユリウスの言葉に、ソニアは思わず小さく声を上げた。


(大尉って、そういうことを気にしてくださる方だったのね…)


そう意外に思いつつ、ソニアは口を開く。


「…私は特に気にしませんので、大尉のお好きに呼んでいただければ大丈夫です」


そう答えるソニアに(…そういえば、シュミットはこういう奴だったな)とユリウスはフッと笑った。


「…なら、慣例通り名前で呼ばせてもらうとするか。苗字呼びのままだと、ヴェルナー辺りが五月蝿そうだからな」

「ちょ!俺のせいっすか!?」

「いや、たった今大尉にグチグチ言ってたのは少尉でしょ…?」


ラルフは少し呆れたようにヴェルナーにツッコミを入れ、ユリウスは再び言い争いになるヴェルナーたち2人に苦笑いしつつ、ソニアに向き直る。


「…まあ、そういうことだ。よろしく頼むぞ、ソニア」

「はい。こちらこそ、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます」


ソニアはそう答えると、ユリウスとしっかりと握手を交わすのだった。

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