詩 このかさぶたに誓う
(かさぶたを あえて はがすんだ)
とても痛くて 泣いてしまう
けれど これでいいんだよ
だって あの子と対等になりたいから
(あえて くるしいみちを えらぶんだ)
そうしないと成長しないだろう
いつだって子供のままじゃいられない
守らなくちゃならないものが多いからね
(いやしたいし きずあとを かくしたい)
そう思う日がいくつも来るよ
それでもそうしないのは
あの日の誓いを忘れないためさ
僕は弱い
僕は臆病だ
僕は何も持たない
だから立っているために
目に見える証が必要だった
この大切な誓いをやぶらないために
忘れ去って 蔑ろにしてしまわないためにね