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こまかい詩集2

詩 このかさぶたに誓う

作者: 仲仁へび



(かさぶたを あえて はがすんだ)

 とても痛くて 泣いてしまう

 けれど これでいいんだよ

 だって あの子と対等になりたいから


(あえて くるしいみちを えらぶんだ)

 そうしないと成長しないだろう

 いつだって子供のままじゃいられない

 守らなくちゃならないものが多いからね


(いやしたいし きずあとを かくしたい)

 そう思う日がいくつも来るよ

 それでもそうしないのは

 あの日の誓いを忘れないためさ


 僕は弱い

 僕は臆病だ

 僕は何も持たない


 だから立っているために

 目に見える証が必要だった


 この大切な誓いをやぶらないために

 忘れ去って 蔑ろにしてしまわないためにね



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