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 卒業祝宴に一年生が関われる部分は昨日でほぼほぼ完了したらしく、それらの最終仕上げをするために今日の授業は午前で終わった。祝宴自体は明後日だが、明日は実質休みのようなものだし、今日中にしなくてはならないことが山積みなのだろうと思う。

 明日は一、二年生と三年生合同の送別会で、言ってしまえば先輩後輩という関係性でいられる最後の日だ。俺にはそういう関係の相手がいないので、正直なところ不参加でもいいのではと思っているが。

 しかし、周囲の目線がある以上、兄貴を祝うという体裁だけでも保つために出席する必要があるというのは逃れられない現実だ。

 とはいえ、そうなると俺はヒルドと仲が良い振りをしなくてはならず、積み重なる心労は並大抵のものではないのが目に見えている。

 どうして寝取られた元婚約者と一緒に、寝取った兄貴の卒業を笑顔で見送らなくちゃいけないんだよ。

 無理だよ、流石に。

 まあ、マクラミレン先生に最悪会場の外にいてもいいからとは言われているので、体調不良を装うくらいは協力してくれるだろう。

 父さんからも明日だけ我慢してくれと言われてしまっては、無下にも出来ない。この家の今後に関わることだしなとも思うが、俺を疑ってきたヒルドと仲の良い振りは、重ねて書くが流石に無理だと思う。

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