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 冷静になって昨日の日記を見返すと、自分とは思えないくらい怒りを爆発させていて笑うしかない。

 寝て起きたらその辺りの感情は綺麗に消えていたから、今日一日特にモヤモヤを抱えることなく過ごせはしたのだが、我ながら切り替えがさっぱりしすぎていると思う。

 今更になってペンを破壊してしまったことに申し訳なさが湧き上がってきたが、ごみ箱から拾い上げてみてみると、完膚なきまでに壊れていてもはやいっそ清々しい。

 所々が溶けているところを見ると、どうも掌から魔力も漏れてたっぽいし、昨日の俺の激情が窺い知れようというものだ。他人事過ぎるだろ。

 流石に今日こそ帰ってくるだろうと思っていた父さんは今日も帰って来なかった。次期当主の兄貴が謹慎で実質的な権利の剥奪をされてしまっている以上、現状、俺が当主代理の代理になるのでは、とエフィに言われた。嘘だろ。

 とりあえず今日は来客もなく平和な一日だったが、父さんが帰ってくるまでこの緊張した感情で居続けなければならないのかと思うと気が重いどころの話ではない。

 父さんがいない時点で平和な一日ではなかった。

 本当に何があったんだ。

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