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 俺を探している割には教室に突撃して来ない辺りに、話に聞いていた強引さと少し離れたものを感じはするが、しかしながらだからといって、自ら関わりに行く気が起きるかどうかとは関係が無いのが人間関係の難しいところだ。

 幸い、あのアッセクア家の長女が俺を探していると言い回っているわけではないようなので、痺れを切らして強引な手段を取ってくるまでは放置で行きたいと思う。未来の俺がこの判断を後悔するかどうかが今から楽しみだ。

 最近はヒルドのことについて同級生から聞かれることもほぼなくなったので一周回って気楽ではあるが、困ったことに、逆に会話が面倒になってしまった。

 貴族というのは結局、どこまでいっても野次馬根性の塊ではあるが、俺自身にそういった傾向が無いことと、今までの友人としての人物像からかけ離れた追及を目の当たりにしてしまうと、というか、自分がそういう対象に、被害者になってみると、あんなに鬱陶しい連中もいない。

 下手に無視でもしようものなら学園で針の筵になるだろうし、家にも迷惑をかけることになるかもしれない。そこらの三流新聞記者より質が悪い。

 思うに、兄貴が婚約を解消された時もこんな感じだったのかもしれない。

 じゃあそれが免罪符になるかといえばそんなことはないが。

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