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今日は登校した。どうも父さんが体調不良として学園の方に連絡してくれていたらしいが、少し前まで欠席していた婚約者と入れ替わるようにして休んだことをああも突っ込まれるくらいだったら、面倒になったから休んだと素直に言った方が楽だった気もする。
友人だと思えていた奴らが野次馬のように質問してくると、何だか段々会話するのも面倒になってしまった。まあ貴族なんて誰も彼も野次馬のようなものだとはいえ。
万が一に備えて手に職でもつけようかと思い、図書室に向かう途中でヒルドとすれ違ってしまった。幸い周囲には誰もいなかったので、お互いに黙ったまますれ違えたが、久々の登校で警戒心が甘くなっていたのは反省点だ。いや、向こうが気遣えよ。
図書室なんて滅多に行ったことなかったけど、静かだし話しかけられないしいいな。避難場所にしよう。
ちなみに成果は得られなかった。婿入りを前提に生きてきた人間がいきなり新しい道なんか簡単に見つけられるわけがない。馬鹿みてえだ。




