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 登校を拒否した。健康なのに休む、特に何の理由もなく休むというのは初めてのことで、今も内心少しふわふわしている。現在の状況で登校しても気疲れするだけだと自己判断し、今日は一日自室でだらだらしていた。

 体面上優等生の皮を被っていたので侍従の皆が様子を窺いにほぼ間断なく俺の部屋に来ていたが、俺が元気そうなのを見ると何かを察したかのように勝手に腰掛ける始末。せめて断りの一言でも言わんか。

 ただ色々と話も聞けた。どうも現在、両親はぎくしゃくしているらしい。俺を庇う父さんと、兄貴を庇う母さんで少し揉めていると。

 以前の兄貴の縁談は母さんが持ってきたので、その負い目があるんじゃないかとのことらしいが、もし本当にそれだったら母さんは俺を何だと思っているんだろう。

 兄貴も自分が侍従の皆によく思われていないのを理解しているのか、家内をうろついていてもどこかおどおどしているらしいが、そればっかりは身から出た錆だ。

 陰口は言っていないこともない、とのことらしい。

 弟の婚約者を寝取ったんだからそのくらいは我慢してほしい所存である。

 有意義とは言わないが、気楽な一日だった。

 明日も明後日も休みじゃん。やった。

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