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雨上がり

作者: 木蓮

ザーザーと降っていた雨の音から

小鳥たちの鳴き声がする。


チュンチュン、チュンチュン♪と。


それはまるで雨が上がったことを、喜んでいるようだ。


そっと窓を開け空を見上げると、

雲の中から暖かい光がのぞく。


「あ、雨があがった!! 」と、心が弾む。


ゆっくり深呼吸。


耳を傾けると、

庭にある木の葉から、ポタポタと雫が音を奏でる。


鼻からすっと、

土の優しい匂いがした。


そっと風が吹いた。

冷たい空気がひんやりと肌を包み込む。

鼻から入る空気もツーンとした。


まだ、ちょっぴり寒い6月初夏。


蜂蜜入りホットミルクを飲みながら、外の景色を眺める。


こうした些細な行動も時間も、生きていくために必要だと感じる。


それは、心と身体の休息。


手を止め、自然に身を任せ、ゆっくり深呼吸。


当たり前のような自然の産物も、見方次第でいろんな気づきがある。


晴れの日、雨の日、曇りの日。

太陽が昇り‥沈むまで。

それぞれ違う景色を映し出す。


まずは大きく深呼吸。


自然に耳を傾けてみよう。

ー何が聞こえましたか?


植物や生き物を見てみよう。

ー彼らは今を生きようとしていませんか?


自然はいつもあなたのそばにいますよ。

今日はどんな小さな発見がありましたか?


今日もたくさん頑張りましたね!!

人間は感情があるからこそ、振り回されるときもあります。

辛い、悲しい、悔しい。嬉しい、楽しい、頑張りたい。

ネガティブな気持ちは簡単に消えることはありません。

ぐるぐると頭と心に引っかかります。

そして前を向けるまで時間がかかります。

大丈夫です。失敗は次のできるを増やしていきます。

意味のある深呼吸を。

心の痛みに、暖かい光が少しずつ灯されますように‥

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