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夜の太陽

(おかえりなさい)

頭の中そう囁かれたような気がした。


小さい頃夢に見たあの光景が頭に浮かんできた。

青々と茂った森、今にも引き込まれそうなほど青い海、海の青さを吸い取ったような青い空がそこにはあると思った。

目を開ける。目の前に広がるのはそんな光景ではなく、真っ暗世界。



目を開くと僕の上に世界の太陽がいた。

「あぁ、どうも」

僕は頭に心地良い感覚を感じつつも驚かず、冷静に言葉を返した。重い頭を持ち上げる。


「目が覚めたかな?君達はこのゲームの参加者だ」

周りを見渡しても特に音源の元となるようなものは見つからない。正確に言えば、あたりは真っ暗でどんなに見渡しても太陽以外を確認することは出来ない。

「なぁ、なんでそんな顔をしているんだ?」

太陽はものすごく怯えた顔で何かを叫んでいるように見える。だけど、僕には届いていない。

トン…トン…トン…

何かが僕達に近づいてきているような足音がする。

トン…ドン…ドン!

太陽の目から涙がこぼれた。それと同時に、足音が止まった。背中に何か冷たいものがあたり、すぐさま振り返る。

「オマエハダレダ?」

その声と同時に拳2つ分くらいの距離に白い歯が現れた。

お久しぶりです。遅れて申し訳ないです。

春休みなので、少しずつ投稿して行きます。今後ともよろしくお願いします。

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