表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/9

カモン神隠し 前編

俺はいま神社の前に来ていた。

理由は簡単だ。


「神隠しだよ!!」


「誰に話してやがる」


「ははは・・・」


メンバーはいつもの3人。

俺秀也、真二、姫奈だ

真二は俺が連れてきてそれを心配だと姫奈が来た感じだ


「ところで、神隠しされた時間帯は?」


「夜の20:00~24:00の間みたいだよ」


「夜か・・・神隠しにちょうどいい時間帯だな!」


「時間帯関係あるんだ」


「あるんだよ」


理由はない!!!


「噂では神隠しされる前に目の前に光が広がるとか・・・」


お?これってきたんじゃないすか?


「悔しいが・・・怪しいな」


「だろだろだろ~?俺もそう思ってたんだよ!」


「いちいちうるさい!」


うぐぅっ!腹パンはひどいっすよ・・・


「落ち着こうよ・・・とりあえず30分前の19:30にまた来ようよ」


「だったらなんで今ここに来たんだろうな」


まだ昼だった


「「「・・・」」」


「下見?」


______________________________



「寒っ!さすがに冷えるな」


上着でも着てくればよかったかもしれない


「予想通りお前は早いな」


「寒くないの?カイロいる?」


「お願いします」


「ほんと転生以外のことは頭に回らないよな」


「うるさい!早くいくぞ!」


あっカイロ暖かいな


___________________


長く続く階段を進むと葉が落ちて枯葉の多い道があった

もう秋だということを実感させる。前までは夏だったのに。

季節が過ぎるのは早いものだなぁ


「お前今関係ないこと考えてるだろ」


「なぜばれた!」


「枯葉を踏んでは余韻に浸ってただろ」


「あはは、あのクシャって音気持ちいいもんね」


「ったく・・・」


転生は好きだが季節ならではの特徴も結構好きだ

それでしか味わえないものが味わえるのが転生っぽくていいからだ

だがそれもつかの間


「何か聞こえないか?」


__きょうも・・・・いる・・な


「今日もいるな?どういうことだ?」


__・・・・さつ・・・じ・・ん・・だよ


「殺人だよ?ますます意味わからんな」


神隠しの野郎は頭が悪いのか?


「もしかして神隠しの犯人は殺人鬼だったりしてね」


それ転生どころの問題じゃないやつですわ

大問題ですわ


「みんな・・・離れても・・・大丈夫か?」


「神隠しされに来たんだろ?一人でいろよ」


そういって真二は一人で行ってしまって


「じゃあ私も・・・」


姫奈も行ってしまった。

なんだよ・・・怖いじゃないか・・・


「キャァァァァァ!!!」


姫奈の声!?

・・・やめてくれよ

どうしようか困っちゃうじゃないか・・・

次回後編!お楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ