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前書き

どうも、作者のめめんちょもりです!

新作『悪役令嬢だって悪くない』、本日から連載スタートです!

代表作『異世界来てもチートはなし!! なので頑張って頂点目指します』と並行して更新していきますが、毎日投稿…頑張っていきます:)



真夜中。

カーテンの隙間から差し込む街灯の光が、疲れ切った顔をぼんやり照らしていた。

ノートパソコンの画面には、乙女ゲーム『ローズ・オブ・カレンデュラ』のラストシーン。

コンビニの袋と冷めたカフェオレ、そしてバイト帰りの制服のまま―――

目元にくまをつくりながらカタカタとマウスを動かしていた。


「……よし。悪役令嬢、退場っと」


ぽつりと呟くその声には、達成感というよりも、どこか現実逃避めいた安堵が混じっていた。

明日も朝から講義とバイト。でも、これだけは見届けたかった。推しのエンディング。ヒロインの幸せ。


――それが、“あの夜”だ。


それから五年後。

彼女は大学を卒業し、ブラック企業で終電間際まで働く日々を送っていた。

画面の中の華やかな世界も、恋愛も、もう遠い昔の話。

それでも、ふとした瞬間に思い出す。

あの悪役令嬢の、最後に見せた横顔を――。


そして運命は、静かに回り始める。



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