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『可愛げのない女』と罵られた公爵令嬢ですが、最強のロジックで元婚約者と愛妾を断罪し、王太子妃になります。~裏で世界を救っていたのは、私の体に憑いた猫でした~

作者:宮野夏樹
 公爵令嬢カテリーナ・フォン・シルクレイドは知っていた。愚かな婚約者と愛妾が仕組んだ卒業式典での婚約破棄は、何度も繰り返される「円環の楔(くさび)」であること。そして、それは彼女の人生を破滅させる「物語」に過ぎないということを。

 しかし、今回は違う。彼女の体に、異次元の調律者リリーの魂が介入したことで、カテリーナは物語の支配から解放される!

「失望?あなた方に私がするのではなくて?」

 覚醒したカテリーナは、もう泣き崩れるだけの可憐な令嬢ではない。マナー違反、ドレスコード違反、虚偽の告発――愚かな元婚約者と令嬢が繰り出す浅はかな言い訳に対し、カテリーナは冷静沈着なロジックと貴族の鉄則を武器に徹底抗戦を開始する。

 その知性と強かさを見抜いたのは、この国の王太子デイヴィット殿下。「彼女の聡明さこそ王妃の器」と認められ、カテリーナは傷物令嬢の運命を覆し、最高の地位を手に入れる!

 そして、「可愛げのない女」と罵られた公爵令嬢が最高の愛と地位を掴んだその裏で、物語を私物化しようとした「作者の執着」は完全に断罪され、本当に救いを求めていた「元ヒロインと元ヒーロー」には、償いと真実の愛がもたらされていた。

 ロジックで世界を断罪する公爵令嬢と、彼女の体に憑いた調律者リリーが、「物語」の強制力からすべての人を解放する、痛快ざまぁ&壮大なファンタジー・ロマンス!

2025.10.05 連載開始しました
2025.10.16 完結しました

https://novema.jp/book/n1670809
ノベマにて掲載した小説の再構成、加筆修正版です。
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