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ホーリー・グローリー・ジャッカネイプスのカボチャ祭り  作者: ぽすしち
新聞社

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『なにか』あったら・・・


「 え? うちで記事にしちゃいけないんですか?」

 

 また、あっという間に売り切れる新聞がつくれそうなのに?



「してもいいだろうけど、またここで《新聞記事》にしたら、やっぱりあなたたちは、『ジャックの行方を知ってた』ってみんなに言われて、もしこのさきジャックになにかあったとしたら、それも知ってたってことにされるわよ」



「・・・『なにか』って、まさか、 ―― 頭がふっとぶようなこと、じゃないですよね?」



 ロジーの質問に首をかたむけた女はどうかしらね、と肩をすくめた。



「 でも、《ジャックの誕生祭り》なんて、毎回、みんながつくった『かぼちゃ頭』を、破裂させてるんだから、毎年『ジャックの頭』を、ふっとばしてるようなものじゃない?」


 新聞社のいりぐちに置いてあった、オジルがつくってきたカボチャ頭をけとばしてわらった。







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