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ホーリー・グローリー・ジャッカネイプスのカボチャ祭り  作者: ぽすしち
※※ 城にて ※※

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83/138

※※ ― このゲーム ―

申し訳ございません。ゲームと目玉については『ホーリー むかしばなし』をひろい読みしてみてください。。。


「ぼくらはこの先もずっと《駒》のままかい?」

「しかたないでしょう?」


「《プレーヤー》がいるかぎり?」

「この《世界》があるかぎり」



 なるほど、とうなうずいたカボチャが、女をゆびさす。


「 ―― きみが、ぼくの《後継者》じゃないかって噂があるようだ」



「あら、光栄ですわ」

 鼻でわらうようなこたえ。



「きみたち『目玉』が、そういう姿になってぼくの目の前に現れるようになって、どのくらいたつかな・・・」


「かなり。 わたしになったのは、すこし前のことですけど。 ―― あなたたちのこのゲーム、わたしが生まれる前からあるんですから。  わたしはその初期の『よびだし』機能については知らないですけど、むかしは、ゲームをみんなでいっしょに眺めながらやるのが主流で、『駒』をてもとによびだして、みんなで見極めるのがおもしろかったっていいます」


「『見極める』ねえ・・・・」




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